何処の国でも「オカミ」は責任のなすりつけ合いが好きなんだろうな 145 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

   さて二日後の水曜日。

 

 

 

   その日「期待」がすっかり無くなった私は珍しくギリギリの時間に行った。

 

 

  どうせ皆ギリギリだろう……と思っていたのだが、何とオフィスは「知らないヒト」が溢れていて、皆妙に明るい顔で互いにお喋りをしていた。

 

 

 

  普段ガランとしている「受付」の前にはテーブルが置かれ、休憩用だろう大量のカップがスタンバイされていた。

 

 

 

  …え? ナニこれ?? 無職向合コン会場???

 

 

 

   本当に思わずそんな事を思ってしまうほどの雰囲気だった。

 

 

   私が受付のいつもの「登録」をしているとスーツ姿の男性が現れ、皆に向かって直ぐ横にある『ミーティングルーム』に入るように促した。

 

 

 

   そう大きくもない部屋には手前のプロジェクター以外には椅子が隙間なくビッシリと並べられ、私はやや手前の壁際の席に座った。

 

 

 

  ぐるりと見渡すと空席もなく、結局30人は集まっていただろう。

 

 

  女性が多かったが、その中でアジア系は私以外もう一人。

 

 

  男性は「年配者」と言える人が3人ほど。

 

 

 

  殆どの人に『無職臭』(!)がする気がしたが、私の隣に座った女性はその中でも外見が「異様」だった。

 

 

  年齢不詳……と言ってもせいぜい30代?という感じでコノ国の人としてはかなり痩せていたのだが、その雰囲気が……!