ホンマの『馬鹿親』は己の馬鹿に気付かない 11 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

  三学期に入り、いわゆる『クラス写真』を撮る時が来た。

 

 

 

  ちょっと話はズレるが、「制服」が無い学校だったゆえこういう「イザという時」は各クラスの「個性」……と言うか、ハッキリ言って

 

 

   『親の気合』

 

 

 

  …というものが物凄く出るものなのだな……ということを私は初めて知った。

 

 

 

 

   クラス写真は昔ながらの「白黒写真」だったのだが(他はカラー)撮影に向けてクラス一丸、或いは「男の子ママ」「女の子ママ」が分かれてそれぞれが協力?して「よりよい写真」を撮ろうとする努力=エネルギーは、私からすると

 

 

   「よ~やるわ!」

 

  …でしかなかった。

 

 

 

   男の子が全員三つ揃いのスーツを着ていたり(注;『幼稚園』です)女の子が全員ロングドレス(注;『幼稚園です!)を着ていたり。

 

  クラス一斉では無いが髪をポマードでバッチリ固めて来ていた男の子も居た。

 

 

 

 

  因みに我がクラスは前例(過去のアルバム)を参考に

 

 

 

   「顔の周りは明るい色にする」

 

 

   「中間色は背景と馴染んでしまうので避ける」

 

 

 

  …ということを伝えるだけにしたので、特に統一感?はありませんでした~。

 

 

 

 

 

   さて、その本番=撮影日。

 

 

   撮影場所である体育館に先ず業者さんと委員が全員集合した。


  

 

   何と言っても相手は幼稚園児、スムーズに進んだ感じであっても大人とは違い一つ一つに結構時間が掛かる。

 

 

  そして幼稚園児は「我慢」が苦手なのは何処も同じ。

 

 

 

  だから一つのクラスが準備している間に次のクラスがやって来て隣でスタンバイ、最初の撮影が始まったら次の次であるクラスを委員が呼んで来て、最初の撮影が終わったら交代……という感じで進めて行ったのだが、それでも人数(クラス)が多いゆえに作業は最初から半日がかり。

 

 

 

   「親の期待」を背負っているだけに、撮影時には各委員、それぞれの 親からの希望の確認や子供達への指示に汗だく。

 

 

   それでも「それなりにスムーズ」に撮影は進み、残りあと半分……くらいになった時に『筆目さん』のクラスの撮影となった。

 

 

 

  そして子供達の確認=場所や服装の微調整の為に『筆目さん』が彼らの前に出て来た時、その日最初の『事件』が起こったのでありました……!