「無理」はするものじゃない 20 「青い鳥」は何処に居る? 2 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

   母が『短期滞在施設』から『終の棲家』(多分…(^▽^;)A)に移ったのは、今月初めの月曜日だった。

 

 

 

  おや、いつも母の用事は週末以外行わない人達なのに珍しいな……と思ったら、納得の理由があった。

 

 

 

  そう、その感覚が薄かったのだけど……『引越』ということだ。

 

 

  特にそれまでは母と「姉」、言わば「町内会」だった訳だが『終の棲家』は「隣町」となり、そこら辺の手続きがより複雑になった。

 

 

  その日「姉」は有休を取って「義兄」と一緒に(←ここら辺は絶対に外さないのが流石。私なら「一人でタクシー」だな)早朝から2つの役所を駆け回った……と聞かされた時には(日本での)『そういう手続き』の猥雑さをすっかり忘れていた自分を思い出させた。

 

   「日本が遠くなった」と感じてしまった瞬間だった。

 

 

 

 

 

   とにかく、棲家』の方で手続きを済ませた所で「姉」が施設の車に職員と共に同乗して『短期』へ母を迎えに行った。

  (その間「義兄」は部屋に合わせて買ったスキマ家具を組み立てていたらしい……これもウチだったら私の仕事だ……!)

 

 

 

 

   ちなみに最近「姉」は母のことを「女王様」と呼ぶ。

 

 

 

  「どんな顔で出て来るかと思ったけど、

 

  「女王様」は御機嫌麗しかったよ」

 

  …ほうほう。

 

  「見送りの職員さんに

 

  男性が多かったからかもしれないけど」

 

 

  …うんうん、まあそうだろう。

 

 

 

  「『ちゃんと』ありがとうございました、

 

  って言っていたから」

 

 

 

  …( ̄_ ̄|||)……!

 

 

 

 

 

  いや、判る。

 

  「そういうヒト」なのだ。

 

 

  『病院』から『短期』(=四人部屋)に移る時には、フテくされた顔で見送りに来た職員さん達にありがとうの「あ」も言わなかったそうだから。

 

 

 

  左様ウチの「女王様」とは『世界一上品で礼儀正しい人(自称)』なのである……!