裏世界の「全て」を知る『タダの主婦』??? 46 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

   

    共通のママ友は私からこの『ロンドン移住計画』を聞いて大笑いしていた。

 

    彼女こそ、20年以上前の来日以来数年前までずっとロンドンに住んでいた『先輩』だ。

    今はこの街で一人暮らし、日本で言う『間借り』という状況で住んでいるので『キュリさん』からは「3人目」として狙われている人だった。

 

 

 

   「この部屋(=自分の部屋)だって(公共料金込みで)月に£××払っているのよ!?

 

    ロンドンでアパート暮らしなんかしたら、幾ら掛かると思っているのよ~!」

 

 

 

 

 

  …そうなんだ。

 

 

   まったく、『キュリさん』のアタマの中の家計簿は、「思い込みの数字」で埋め尽くされている。

 

 

 

  それはウチの「モト」のような

 

 

  「自分が毎日使う£10はハシタ金、でも

 

   自分がヒトに与えた£10は一週間一家が豪遊出来る額」

 

 

 

   …というアホレベルではないが、結局『キュリさん』にしても

 

 

    「世間一般の収入及び家計管理」

 

 

   …という事を「知っているようで知らない」生活をし続けていたのだから、自分が直接払っている(と自覚している)部分しか判っていない、というのは仕方ないことだったのだろう。

 

 

    もちろん、そのママ友も

 

 

   「私は今の職場を替わる気なんて全く無いわよ!」

 

   …と言っていたのだが、『キュリさん』からの『勧誘』は随分長い間続いた。

 

 

 

 

    その『ロンドン移住計画』の矛先が少し変わったのは彼女が再就職した頃、彼女の息子さんがビジネスを始めようとした頃(参照;裏世界の「全て」を知る『タダの主婦』??? 36)からだった。

 

 

  ビジネスを始めるには当然のように金融機関からの融資が必要になる。

  その『信頼料』というか条件の一つが『持ち家であること』ということで、彼が「自宅購入」の為の物件を探している(もちろん、パートナーの女性との共同名義だが)という話が出てからだった。

 

 

   「息子に言ってやったのよ!

 

   私が『こんな所』に居たらムダ金を使うばかりなんだから、アナタの家が決まったら、その近くに私の部屋を見つけてね!って。

 

   そうしたら節約も出来るでしょ?って言ったら、息子も了解してくれたのよ!❤」

 

 

 

 

   ・・・( ̄_____ ̄)……ホンマかね???

 

 

 

 

 

 

   …はあ良かったね、でしかなかったが、結局『キュリさん』が私に向けた

 

 

   「アナタは『私の言う通り』にしなさい!」

 

  …の爆撃パワーはその後も留まる事を知らず、彼女が全く気が付かないうちに『決別』への道を驀進していたのでありました……!