心愛ちゃん事件への個人的見解 7 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

  

 

    「それくらい」のことで、言葉で、そこまで考えるの!?

 

 

   …そう考える人も多いと思う。

 

 

   でも、私自身が何度も似たような対応を受け、また、そうなった場合の『その後』はどういうことが起こるか、ということを(深刻度は違うと言われても)多少なりとも『経験値』として持っているからだと思う。

 

 

 

 

   私が一番嫌だった思い出は、体調不良で行って「内科」から「精神神経科」に回され、そこでの診療後

 

  「詳しい症状をお話したいので、次は家族の方といらして下さい」

 

  …と言われた時だった。

 

 

 

 

    医者にしてみれば

 

  「こういう場合は家族の協力も大事だから」

 

   …という軽い気持ちだったのだろう。

 

    ギリギリ「未成年」と言える年齢だったし、その頃なんて『家庭内暴力』なんて言葉もまだ一般的ではないどころか、社会全体が『母親神話』にどっぷり浸かっていた頃だ。

 

   結局(特に今から思えば)軽いパニック障害のようなものだったのだが、医者の前ではしおらしく『優しい母親』の顔で話を聞いていた母が、帰り道迷惑そうに、でも半分笑いながら、吐き捨てるように言ってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

  「小さい時から変なことばかりしていたから

 

 ずっとキチガイじゃないかとは思っていたけど

 

  これで本物のキチガイになったね!」

 

   (注;「キチガイ」は母の口癖の一つです)

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

     「心愛」

 

 

     …どちらがどう決めたのか知らないが、彼女の親は、どういう気持ちでこの綺麗な名前を考えたのだろう?

 

    ……その親がそういう気持ちで接していた時はあったのだろうか?

 

     …何より、そんな素晴らしい名前を貰った心愛ちゃん自身が、その親に「心から愛されている」と感じた瞬間はあったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

    どちらも、私には無かったこと。

 

    そして、同じように感じられていない子供達が……今の日本にどれだけ居るだろうか?

 

 

 

 

 

 

    本当に、彼女の死を無駄にしては欲しくない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    最後に。

 

    心愛ちゃんの魂が安らかに過ごせますように……心よりの愛を込めて。