この前、カフェで、ふと、考えていたんです。
世の中には2種類の音楽があるな、って。
ひとつは、
最新の機材と技術で作られた、
音程もリズムも完璧なヒットチャートの曲。
すごく「上手い」し、一瞬「カッコいい」って思う。
インスタのBGMとかこっち系かな。
あー、あるあるっていうやつ。
でも、もうひとつは、
ちょっと演奏が荒削りだったり、
声がかすれてたりするんだけど、
その人の人生とか、痛みとか、喜びとかが
全部乗っかってるような、魂の曲。
先日、こっち側の曲が、カフェでかかっていて。
その曲がとても気になって
「また聴きたいな」と思っちゃったんです。
(曲名はまだわからず!)
1ヶ月後、1年後、
私たちの心に残ってて、口ずさんでしまうのって、
絶対に後者じゃないですか?
実は、写真もまったく同じなんです。
インスタを開けば、洪水のように流れてくる
「オシャレな写真」たち。
でも、その多くが、なぜか心に残らない。
「素敵だなー」と思っても、次の日には忘れてる。
一方で、
技術的にはそこまで完璧じゃなくても、
なぜか目が離せなくなる、
強烈な引力を持った写真がある。
この差って、一体なんだと思いますか?
今日は、多くの人がハマってしまう
「おしゃれっぽさ」の罠と、
本当の意味で人を惹きつける「世界観」の正体について、
話をしようと思います。
「おしゃれっぽさ」の正体は、”パーツの寄せ集め”
まず、多くの人が目指してしまう
「おしゃれっぽい写真」。
これって結局のところ、
流行ってるオシャレな「パーツ」を
パズルのように組み合わせたものなんですよね。
・流行りの淡い色合い
・流行りのシンプルな構図
・流行りのドライフラワーや洋書
これらを器用に集めてくれば、
誰でも「それっぽい写真」は作れちゃう。
レシピ通りに作れば、
それなりの味になる料理みたいなもんです。
でも、そこには、
決定的に「あなた」がいない。
「なぜ、その色じゃなきゃいけないのか?」
「なぜ、その小物であるべきなのか?」
っていう、作り手の「核」となる哲学がないんです。
だから、綺麗だけど、誰の心にも突き刺さらない。
そして、悲しいぐらい、すぐに誰かに真似される。涙
だって。
それは、
表面的なテクニックの寄せ集めだから。
じゃあ、「世界観」って、なんだ?
一方で、人の心を掴んで離さない「世界観」。
それは、あなたの「好き」とか「嫌い」、
「これだけは譲れない」っていう美学、
「こんな世界であってほしい」っていう願い。
そういう、あなたの中から湧き出る、
ごちゃ混ぜの感情や哲学そのものなんです。
だから、パーツから考えない。
まず、自分という存在が「北極星」として、
夜空に輝いている。
例えば、
「私は、慌ただしい日常を送る人に、
心がホッとする優しい時間を提供したいんだ」
っていう北極星(=世界観)があれば、
おのずと、写真で使う色も、光の当て方も、
選ぶ小物も、全部決まってくるはずなんです。
それは、誰にも真似できない、
あなただけの「地図」になる。
「おしゃれっぽい写真」が、
誰かの地図を借りて、
なんとなくドライブしてる状態だとしたら、
「世界観のある写真」は、
自分だけの北極星に向かって、
道なき道をわくわくしながら進んでいく感じ。
どっちの旅が、見てる人の心を震わせるか。
もう、言うまでもないですよね。
あなたが目指すべきは、”ファン”を生む一枚
「おしゃれっぽい写真」は、
一瞬の「いいね!」は稼げるかもしれない。
でも、「世界観のある写真」は、
あなたの「ファン」を生むんです。
その哲学、その宇宙(=世界観)に、
お客さんを招待する。
だから、私の講座では、
小手先のテクニックの前に、
まず、あなたの「北極星」が何なのかを、
しつこいぐらいに問いかけるんです。
「オシャレな写真」の撮り方を学ぶ場所じゃない。
あなたの「世界観」を、
たった一枚の写真に焼き付ける方法を、
一緒に見つけ出す場所だから。
あなたの写真は、
誰かの真似事で終わっていませんか?
それとも、あなただけの北極星でいますか?

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