NHKの「ためしてガッテン」で放送されたようだが、内科医や感染症医など、多方面から物議を呼んでいるようだ。歯科衛生士が高齢者に歯磨き指導をしたところ、発症率が10分の一になった事例があり、番組でも特別養護老人ホームで歯磨き指導したところやはり10分の一になったと言う。
以下がその内容だ。
インフルエンザにかかる仕組み
「インフルのウイルスは気道の粘膜に付いて増殖するが、粘膜にはタンパク質の覆いのようなものがあって、ウイルスが簡単にくっ付かないようになっている。ところが、ある酵素がそのタンパク質を破壊してしまう。タンパク質が破壊された状態でウイルスが入って来ると、そこで大増殖してしまう」
インフルエンザの予防
「(粘膜の)タンパク質を破壊する酵素は、歯垢、歯石、舌苔(ぜったい)などから発生している。つまり、口腔内を清潔に保つことで、酵素ができにくくなり、ウイルスの増殖が抑えられる(インフル予防につながる)。正しい歯磨きで、歯と歯茎の間の歯石、歯垢はきちんと除去。舌は、専用の舌ブラシか古くなった歯ブラシで磨いて、舌苔を取り除く」
歯科大の教授が研究発表した理論らしいが、インフルエンザにかかる仕組みは問題ないのだが、予防法は何とも変テコリンな理屈だ。一見ツジツマが合っているようだが足元がおかしい。
気道の粘膜はタンパク質のバリヤーで守られ、ウイルスがくっつかないようになっている。それが破壊されるとウイルスが侵入、大増殖をするからインフルエンザが発症する。粘膜のタンパク質を破壊する酵素は歯垢、歯石などから発生する。口内を清潔に保てば酵素が出来にくくなり予防に繋がる、だから正しい歯磨き法で10分の一になった。・・? バカバカしい。
10分の一どころか人は正常ならインフルエンザにかからない。つまりゼロが基準だ。
他の動物同様、歯垢も歯石も出来るはずもないから気道の粘膜のタンパク質も破壊されない。最初に「歯垢歯石ありき」で研究を進めるからベクトルの方向がズレ、そりゃあ磨くほど被害は少ないだろう。歯垢や歯石が付くこと自体が動物である人間の本質から逸れている。そこに気付かないのだろうか。付くはずのないものが何故付くのか、あれこれ考える前に余計なことをやめてみれば結果が出る。余計なことといえば歯磨きくらいしかないのだ。歯磨き粉をやめれば歯垢も歯石もすべて口内の正常な微生物や酵素に分解され消え去ってしまう。かからないのだからインフルエンザの予防などまったく必要なくなる。やってみれば簡単にわかるはずだが。学者やお役人の考える事には付いて行けない。風邪もインフルエンザも歯磨きの習慣が招き入れたもので一人相撲みたいなものだ。やめればそのようなけったいなモンとは無縁になる。バカな研究はやめなさいと言いたい。時間と経費の無駄だ。NHKともあろうものが、変なものに付き合って恥をかいたようだが、それに異議を唱える医者や感染症医や歯科医も似たようなものだろう。滝壷に頭を突っ込んで冷やすと良い。さっぱりするから・・・・