社会的知性は大事だけど、周りに気遣って自分の身体を壊しても仕方ない。大事なのはクライアントだけ | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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「まといのば」に集う人はオタク気質の人が多い気がします。

ですので、何気にコミュ障の人もすごく多いです。

ただ、現代の世界で成功するのは、Nerd(ナード:オタク)やGeek(ギーク:オタク)ですので、オタク気質で、コミュ障なのも悪くないと思います。

周りを気にしないで、ガンガン進めるからです。

 

とは言え、これはどの時代にも共通なのかもしれませんがw(わかりませんが)

 

たとえば、Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)は非嫡出子として生まれ、菜食主義で左利きで鏡文字を書き、異端で、注意散漫で、自分の興味あることにしか興味を持てない人でした。

ただし彼は「筆舌に尽くしがたい美少年」だったそうで(驚き!)、そして同性愛者であることを隠さず、38歳にして10歳の美少年サライと出会い、その恋人の成長を生涯にわたり描き続けました。そしてマキャベリとスパイ友達で、マキャベリが君主の鏡としたチェーザレ・ボルジアはダ・ヴィンチのボスです(いろいろ繋がります!)

 

レオナルドは非嫡出子で、同性愛者で、菜食主義者で、左利きで、注意散漫で、ときに異端であった。(ウォルター・アイザックソン『レオナルド・ダ・ヴィンチ上巻』)*ジョブズの伝記を書いた人ですね!

 

ルネサンス万歳というべきか、この寛容さが、彼を潰さずに社会に機能を果たさせたというべきか(むしろいまの日本の閉塞状況ににダ・ヴィンチが現れた方が潰されそうです)

 

話を戻して、オタク気質のことです。

長いこと引きこもっていると(社会的にというよりは、精神的に)、エフィカシーが低くなりがちです。

そして周りが偉いと思いがちになります。

 

で、職場の先輩の言うことを聞き、会社のやり方に従わなければ、、、、、と思いこんでしまいます!

 

 

いや、一般論ではなく、マッサージ店の話です。

 

 

 

大事なのは、先輩でもなく、会社の空気でもなく、クライアントです。

 

うまく隠すのは大事です。

 

ニコニコして、言うことを聞いているふりをして、先輩の指示に従っているふりをして、どんどん自分のやり方を押し通しましょう。

 

周りに気遣って、自分の指を壊し、腰を壊しても、誰も得しません(マッサージ業界の人材回転ドアのスピードが早まるだけです)。

 

それに目の前のクライアントのことをきちんと考えれば、正しい方法で施術した方が、クライアントも自分も気持ち良いですし、結果も出ます。

 

悪い意味での「いい人」にならないように、顔でニコニコして、心で舌打ちするくらいでちょうど良いのです。

 

 

マッサージ店は良くも悪くも自営業の集団として見做されていて、軒の下を共有しているだけです。指示命令系統が一般の会社とは違うのです(会社でも同じように振る舞って良いと思いますが)(無駄に反発しろとは言っていません、面従腹背です)。

 

そして、先輩方は自分が教えていることと、自分がやっていることが違っていることも良くあります。無意識でやっていることを分析して言語化するって難しいのです(難しいというか、ほぼ不可能です)。

ですので、自分が習ってきたことをそのままオウム返しにしている場合が多いです(これはバレエも同じです。「腰を動かさない!」と言っている先生ご本人は動かしています)。

 

結果が全てだと思って、結果を出しましょう!

 

そして、自分のやり方でお客さんが喜んでくれたり、指名が多く入ったら、「先輩方や先生のご指導の賜物」と大きな声で言って回りましょう。

 

 

マッサージ店で勤務する時間は長くありません。数年といったところですし、どんどん東京へ移動し、東京も中心へと転勤していくかもしれませんので、その職場にいるのは一瞬です。

2週間くらいで去っていく転校生みたいなものです。

ですので、ロールプレイングゲームだと思って、自分ではない自分を演じましょう。

 

施術はとことん自分のやり方で、でもきちんとカモフラージュして、変な風に見えないようにして、身体の使い方は指や腕を壊さないように。

そして、ガンガンと気功を使いながら、コミュニケーションもたやさず、楽しんでやることです。

 

理不尽なことはいっぱいあるでしょうし、腹も立つこともあるでしょうが、全部詳細にメモして、のちのちのネタにします。セミナーのコンテンツにできますし、自分のフォロワーが同じ道を歩いたときにアドバイスができます。メモはアドバイスの宝庫です。

 

なかなかわかってもらないのですが、独立したり、ヒーラーとして成功すると、下積み時代の臨場感は消えます。修行時代に考えていたこと、悩み、絶望、苦しさ、理不尽さ、疑問などは、全部消えてしまいます。

記憶から消去されてしまうのです。

 

「覚えています!」と思うかもしれませんが、臨場感が全く足りないのです。なぜなら重要性が下がるからです。重要性がないので、記憶も劣化します。

 

ですから、今のうち「恨み日誌」でも書いておくといいです(笑)。そこには感情だけではなく、事実をきちんと書くと後で使えます。

それも、できればセミナー講師のネタ帳のように書いておくと良いです。そのまま読んでもセミナーで使えるようなコンテンツにするべく書くとなお良いです。

 

 

僕自身はマッサージ店で働いたことが無いですし、最初から自分で開業していたので、この部分の経験がすっぽり抜け落ちています。

ですので、ゼロから叩き上げた皆さんの経験はものすごい価値を生じるのです。

 

「セミナーの作り方」講座でも話題に出ましたが(絶賛販売中です!)、価値って何でしょう?

 

お客様にとって価値があると思うものは、基本的には自分にとって価値がないと感じるものであることが多いのです。

 

これをマルクスは巧妙な方法で説明しました。

 

 

りんごの木を持っている人は、自分が食べれる以上のりんごはゴミでしかありません。

剰余というのは余っているということです。

余ったりんごはジュースにするくらいで、大量の残りは腐らせるしかありません。

 

魚を大量に獲ってしまった漁師は、自分が食べれる以上の魚はゴミでしかありません。

剰余というのは余っているということです。

余った魚は日干しにするくらいで、大量に残った魚は腐っていきます。

 

しかし、ここで交換という素晴らしい方法が出てくるのです。

(人間は類人猿というか猿の中でも特異的にシェアが好きな動物らしいです。これは本能レベルで。

アダム・スミスはこれを知ってか知らずか、犬同士が骨を交換しているのを見たことが無いと書いていますね)

 

 

何が言いたいかと言うと、自分にとってゴミにしか感じないものが、他人にとっては宝になるということです。

(逆に自分にとっての宝は、他人にとってゴミにしか見えない可能性があります)

 

 

ですから、単調なルーティンをガンガン繰り返すことです。

それに自分が飽きるくらいでちょうど良いのです。

キラキラしたラッピングで包んで(キラキラしたトークや身振りや、実際の効果で)、価値あるものとしてクライアントさんに提供すればOKです。

 

ヒーラーなのに自分が楽しもうという精神はあまり機能しません。

 

いや、もちろんお客さんの変化を喜ぶことは大事です。

お客さんが痛みが解消したり、関節の可動域が改善したり、身体が爽快になることを、ヒーラーが我がことのように喜ぶのは良いことです。

お客さんが喜んでくれることを嬉しく思うのは良いことです!

 

でも、それは自分がマシンのようになった結果です。

 

でも、自分のエゴのためにヒーリングをしないことです。

エゴをなくすというのは、「今から30秒、カエルのことを一切考えないで」と言われるくらいに無理なことなので、ルーティンを使いましょう。

 

ワンパターンなルーティンで施術をすることです(いや、いくつかパターンがあっても良いのです。ここでのポイントは毎回独創的になるな、ということです)。

 

毎回、毎回、ほぼ同じで良いのです。

 

笑顔で出会って、話を聞く、全身を観ていくつかの仮説を立てる、順番通りに身体に触れてマッサージしていく、トークもワンパターン(相手が話し出したら傾聴、寝たら静かにする)、フィードバックの取り方もワンパターン、、、、でOKです。

 

 

飽きてしまう、、などと言うメンバーはいないでしょうが、自分をマシンのようにワンパターンで動かしながら、様々なことを他の部分で考えれば良いのです。

 

たとえば、衣服の上からも骨と筋肉を正確に観て(仮説を立てて)、そして実際に触って、さり気なく答え合わせをするというゲームを浮いた時間でやっても良いです。

慣れてきたら、筋肉の拘縮具合や体脂肪の量などを目視で予想して、それを触れてチェックするというテストを自分に課しても良いです。

 

いくらでも飽きないように楽しむことはできます。

 

何より最大の喜びは、お客さんの課題を見つけ、ゴールを探り当てて、それを改善したり、叶えさせていくことです。そのためにも徹底的にルーティンを身に着けましょう。

 

 

それから、最後にもうひとつだけ!

 

背筋を伸ばしましょう!特に腰裏は相当に伸ばしましょう!(反り腰になるかもという人は、腹筋群をしっかり締めましょう。腹横筋がポイントです)。

 

そして胸を張りましょう。正確には頚椎と胸椎をしっかり伸ばし、大胸筋が縮まないようにして、菱形筋を少しだけ縮めて、正しい位置に肩がくるようにすることです。

 

集中してしまうと、目だけを近づけてしまいます。

そうすると、顔が飛び出し、首が曲がり、背中が曲がります。悪い姿勢になります。

 

良い姿勢を心がけとか、心理的なものだと思っている人がいますが、良い姿勢は単に鍛錬です。

普段、徹底的に姿勢を良くしていれば、筋肉がそれに慣れていきます。

施術のときだけ、腰を入れようと思っても、そんな余裕はありませんので、普段、姿勢を良くしながら、鍛えておきましょう。

(先輩方の中には、驚くほど姿勢が悪かったり、歪んでいる人も多いと思いますが、真似することはありません。他山の石です!)

 

そして施術のときは、無意識でしっかりした姿勢になるようにしましょう。

そのためにも、スキマ時間でシミュレーションを繰り返しておくことです。そのときのポイントは頭の中でやらないで、実際に身体を動かし、声も出すことです。リアルにやったほうが短い時間でしっかりと効果が出ます!

 

普段から、胸、腹、背中を意識しましょう。そして首の位置も!

 

というわけで、周りに気を遣いすぎないで、自分の身体をケアして、自分にも負担にならず、クライアントに喜ばれる自分のやり方を見つけましょう。そしてルーティンにしましょう!!

大事なのは目の前のクライアントさんだけです(もちろん自分自身も!)

 

*良い姿勢で!

 

【書籍紹介】

 

(引用開始)

「あまたあるダ・ヴィンチ本のなかで、これが決定版だ」ーービル・ゲイツ絶賛
ニューヨークタイムズベストセラーリスト 第1位!

世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』の評伝作家がダ・ヴィンチの遺した全7200枚の自筆ノートをもとに執筆。その天才性と生涯のすべてを描き切った、空前絶後の決定版。「モナリザ」「最後の晩餐」ーー没後500年、最難関の謎が、遂に解かれる。

(引用終了)

 

僕はバラバラに買ってしまいましたOrz