発達特性のある子を育てていると、
・この先ちゃんとやっていけるのかな
・将来は大丈夫なんだろうか
・一人で生活できるようになるのかな
・私がいなくなったら、この子はどうなるんだろう
そんな不安が、ふとした瞬間に押し寄せてくることがあります。
本当は、今目の前の子育てに集中したい。
それなのに、何年も先のことを考えてしまって、それもどんどん悪い方向へ想像が膨らんでしまう。
そんな経験はありませんか?
でも、それは自分がネガティブだからではありません。
子どものことを大切に思っているからこそ、生まれてくる気持ちなのだと、おかんは思っています。
発達特性のある子を育てている親は、不安が強くなりやすいものです。
それは、とても自然なこと。
なぜなら、
・子どもの成長がどうなるか予測しづらく、先の見通しが立ちにくい
・周りの子と比べてしまう場面が多い
・学校や習い事などで、困りごとを指摘されることが多い
・ネットやSNSで将来への不安をあおる情報を目にしてしまう
・「親の関わり方次第」と言われ、自分に責任を感じやすい
そんな、不安を感じやすい条件がそろっているからです。
だから、
「この子は大丈夫?」
と思うのは、ごく自然なこと。
親が弱いからでも、心配性だからでもありません。
ただ、その不安を子どもに向け続けてしまうと、
・先回りする
・口出しが増える
・注意や指示ばかりになる
・子どもを信じて任せられなくなる
そんな関わり方として表れてしまうことがあります。
親としては、子どもを守りたいだけ。
でも子どもには、
「自分は信用されていない」
「自分は一人ではできない人なんだ」
というメッセージとして伝わってしまうこともあるのです。
そもそも、子どもの成長は一直線ではありません。
今はできなくて、もう無理かもしれないと思っていたことが、ある日突然できるようになる。
気づけば、いつの間にか成長している。
そんなことも、本当によくあります。
だから、今の姿だけを見て、
「この先もずっとできないんじゃないか」
と決めつけなくてもいいのです。
おかんも、長男の様子を見ては、不安になることが何度もありました。
コーチングを学ぶ前は、その不安を、そのまま怒りに変えて本人にぶつけてしまっていたのです。
でも、一歩引いて、
根拠はなくても、
「この子には育つ力がある」
と信じて見守るようになってから、少しずつ変わっていきました。
もちろん、最初は危なっかしいこともありました。
でも、任せてみると、できることが少しずつ増えていき、本人自身も落ち着いていったのです。
できている部分は、厳しくチェックしているうちは見えないことが多いものです。
でも、
「いずれできるようになるだろう」
と思って、少し肩の力を抜いて見守っていると、
意外とあっさりできるようになっていることもあります。
未来は、誰にもわかりません。
だから、そのわからない未来を心配して、今の安心を手に入れようとしても、それは難しいことなのです。
それよりも、
未来を作るのは、今日の積み重ね。
今できていることを見て、
信じて、
見守って、
そのまま認める。
そんな関わりを増やしていくことの方が、ずっと大切なのだと思っています。
不安は、なくそうとしなくていい。
消そうとしなくてもいい。
まずは、
「私は今、不安なんだな」
と気づくだけでいいのです。
そして、不安を感じている自分も、そのまま認めてあげてください。
もし焦って何かしたくなったら、
「今、自分にできることは何だろう?」
「今日、この子ができていたことは何だろう?」
そんなふうに、未来ではなく、「今」に意識を戻してみませんか?
発達特性があってもなくても、
見えない未来には、誰しも不安を感じるものです。
でも、その不安があるということは、
それだけ子どものことを大切に思っているということでもあります。
未来は誰にもわかりません。
だからこそ、
「今」
にしっかり目を向けて、
少しでもより良い未来につながるように、今日を積み重ねていきませんか?
今日笑えたこと。
今日話せたこと。
今日頑張れたこと。
今日一緒に過ごせたこと。
未来は、そんな一つひとつの「今日」の先にあります。
楽観視しなくてもいい。
でも、不安だけでいっぱいにならなくてもいい。
楽観と不安、その両方を抱えながら、
今日も子どもと向き合い、
そして、自分自身とも向き合っていけばいいのです。
子どもには、育つ力があります。
考える力も、
行動する力も、
その子の中にちゃんとあります。
今はまだ見えなくても、
「きっとある」
そう信じて、今日という一日を過ごしてみませんか?
今日もお読みくださり
ありがとうございます。
