子どもが他責思考になっている。どうして直せばいいのだろうか。
そう思って、これまでの育て方を振り返って反省したり、本人を責めたり、この先の育て方に悩んだり。
子どもが他責思考になっていると、親としても冷静ではいられませんよね。

子どもが他責思考になる原因は、いくつも考えられます。
親自身が他責思考が強く、子どももその影響を受けて他責になっているのであれば、まずは親自身が自分を変えていく必要があります。
自分では気づいていないうちに、他責思考になっていることもありますので、周りの家族に聞いてみるのもありかと思います。
親以外でも、子どもが信頼し、接する時間の長い人が他責思考であれば、やはりその影響は受けやすくなります。
そもそも、人の行動というのは、それがその人にとってプラスになるからこそ、そうするわけですから、他責思考をすることで、本人には何かしらのプラスがあるはずです。
他責思考でいることで、プラスになるのは何かというと、自分が傷つかずに済むこと。
つまり他責思考の人は、自分自身が傷つくのを恐れている可能性があります。
必要以上に子どもに厳しく接している場合なども、子どもが自分を守るために他責になる可能性があります。

自分に自信がない、できない自分を認めたくない、そういう心理が働くと、そんな自分を守るために、他責思考になることがあります。
逆に、自分に自信がなさ過ぎて、自責が強くなる場合もありますので、どちらに転ぶかは、その人の持つ気質や今いる環境によっても変わってきます。
子どもが他責思考になっているのに気づいたとき、まずは「なぜこの子はそういう行動をとろうとするのだろう?」と想像してみてください。
表面的な態度をいくら責めても、根本の原因や本人の気持ちが変わらなければ、行動は変わりません。
他責思考になっているからと、厳しく言っても、それで治るものではないのです。
逆に、反対の自責に振れてしまっては元も子もありませんしね。

おかんが考える望ましい状態とは、自責も他責も持ち合わせているけれど、そんな自分をそのまま認め、自分で自分の感情がコントロールができ、適切に行動できること。
別に自責も他責も、どの人も持ち合わせています。
それはそれで、ありなのです。
絶対に他責してはいけない、自責になってはいけない、なんてことは無理だと思います。
それよりも、そんな自分もまた自分と認め、自分の気持ちを自分でしっかり受け止めていけるように、まずは親が子どもの気持ちを「聴く」ことから始めてみませんか?
尋問、詰問にならず、穏やかにまずは本人の言い分をとことん聴いてあげること。
本人の行動について、評価も批判もせず、ただただ受け止め、聴くだけです。

しっかり受け止め、認められることが続いていくうちに、子どもは自分で自分を認められるようになり、自責の気持ちも他責の気持ちも、自分でそのまま受け止め、いずれ消化できるようになっていきます。
気持ちは気持ちのまま、持っていてもかまわないのです。
ただ、その気持ちを自分の中で消化していけるかどうかが大事なのです。
他責思考になっているその行動を責めるより、その思いを聴いてあげてください。
そして批判的になるのではなく、全てを受け止め、あとは本人に任せて見守ってみてください。
いずれ落ち着き、自分で解決できるように成長していきます。
聴く子育ては、今すぐ子どもを変えられるものではありません。
けれど、子どもと信頼関係を築き、子どもが自分で考え行動できるように育てていくのはとても大事なことです。
ガミガミ子育てから、聴く子育てへ。
おかんと一緒にシフトしていきませんか?
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