前回の続きです。
前回の記事はこちら
➡おかんが子育てコーチになるまで(その1)
長男が発達障害かどうか、
悩むことにも疲れ、
ネットで探した病院に長男を連れて行って、
検査を受けました。
そして後日、
結果を聴くため、
再び長男と二人、病院に行きました。
長男は、ADHDでした。
先生はこう言われました。
「ADHDという発達障害です。
でも、投薬とか療育とかが必要なほどではありません。
大事なのは、お母さんの接し方ですよ。
実は僕も発達障害で、
すぐに失くしものをするので、
家の鍵を持ち歩いていません。
でも、こうやって仕事もしていますから。」
検査の結果はわかりました。
うすうすはわかっていたけれど、
やっぱり発達障害だった。
それは、実際ショックでした。
どうしてこの子が。
育て方の影響はあったかも。
いろんな気持ちが出てきます。
でも同時に、光も見えました。
彼が日常生活で困っていることの原因がわかった、
ということ。
投薬や療育が必要なほどではないということ。
そして、発達障害であっても、
自立して生きていくことができるのだ、
ということを、
目の前の先生ご自身が体現されている。
長男の未来に、可能性は絶対にある。
けれど……。
うっすらと光は見えたものの、
途方に暮れてしまったのも事実です。
「お母さんの接し方次第ですよ」
って。
そんなこと言われたって。
今の私の接し方は、
絶対に長男にとっていいとは思えない。
じゃあ、いい接し方って、なんだろう?
どう接することが、いい接し方なんだろう?
自分が育てられてきたように、
育てていくことが正しいんじゃないの?
結局、原因は分かったけれど、
対処法はわからないまま。
暗いトンネルの中に、親子でいたままでした。
当時はすでに、次男も小学生。
職場では、子どもの成長に伴い、
時短勤務もなくなり、
仕事の責任も増えてきていました。
周りの同級生たちは、
どんどん手がかからなくなり、
当たり前のように学校生活を送れるようになっていく中、
我が家はますます目が離せないまま。
学校や学童、
時には本人からも、
SOSの電話は職場にもかかってきます。
すぐに飛んでいきたいけれど、
職場から家までは電車で1時間以上。
あのとき、どうしてあげることもできなかった後悔は、
いまだに抱えています。
でも、それまで積み重ねてきたキャリアは、
仕事を辞めればゼロになってしまう。
確かに心配事は多いけれど、
本当に仕事をやめなければいけないほどなのか。
いくら考えても、結論は見えませんでした。
そんな息子の様子が心配で、
ママ友に話してみても、
「いいお兄ちゃんだし、大丈夫だよ~」
と言われるだけで、
私の不安が理解してもらえることはなく、
いつも一人で気持ちを抱えたまま、
できない長男に怒鳴り散らす日々が続いていたのです。
もう、どん底でした。
うっすら見えたと思っていた光だったけれど、
その光にどうやってたどり着いたらいいのかも、
全くわからず。
子どもたちを車に乗せて運転しながら、
「このまま電柱に突っ込んだら、楽になるかなぁ。」
なんてことまで考えてしまうくらい、
1人で追い詰められていたのでした。
そんなある日、
仕事から帰宅して、覗いたポストに入っていた、
近所のカルチャースクールのチラシ。
そこには、たくさんの講座の案内が書かれていて、
その中に、コーチングの教室もあったのでした。
「自分のスキルアップにコーチングを!」
子育てだけではなく、
仕事についても行き詰まりを感じていた時でした。
なんとなくその文言に引かれ、
コーチングのレッスンに体験参加を申し込みました。
それは、
本当に偶然のちょっとした思いつきだったのです。
コーチングを学び始めたおかんが、
その後どう変わっていくのか。
続きはこちらです。
おかんが子育てコーチになるまで(その3)
