Giant steps | 虚空のスキャット

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自分のことは棚に上げてココロの思うまま、スキャットの如く、愛こそはすべて・・・の精神で綴っていきます。

ジョン・コルトレーンのアルバムの中で、最も好きな一枚である『ジャイアント・ステップス』。

ジャイアント・ステップス(+8)/ジョン・コルトレーン

¥1,800
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このアルバムに関して書いてあるジャズの本を紐解くと、モードやシーツ・オブ・サウンドがどうのだとか、マイルズ・デイヴィスの『カインド・オブ・ブルー』からの影響が・・・なんてコムズカシイことが書いてありますけど、それはこのアルバムを好きになってから気にしてくれればいいことです。
ボクとしてはそんなことよりもまず、このアルバムを聴いて気持ちよくなってほしいのデス。
このアルバムはまず、専門家の方がきいたら「違う」とおっしゃるかもしれませんが、ボクは初めてこのアルバムを聴いたときにブルーズを強烈に感じました。
「どこが?」と突っ込まれても困るけど、そう思ったのです。
聴いていて心地よい。とにかくそういう切り口、大事だと思います、特にジャズの場合。
それとオト(彼の吹くサックス)の洪水。まあ、これがシーツ・オブ・サウンド、オトをしきつめたシーツみたいなもの、と言われる所以ですよね。
これでもか、全部もってけっ!・・・といわんばかりのプレイが披露されています。前にコルトレーンのライヴでプレイしている写真を見てビックリしたことがあります。それが前傾姿勢で体全体を使って激しくプレイする様子が写真からも伝わってきたからです。
ここで彼はアルバム全ての曲を自作曲でかためています。
このアルバム以降になると、ちょっと「いっちゃっている」アルバムもなくはないですけど、このアルバムはそのちょうど境目というか、徳俵的な位置にあるアルバムのような気がします。まあ、色々とあってようやく彼自身のスタイルを確立したアルバムだと思いますネ。そういう意味では彼の中でも重要な一枚です。
確かにそれまでの(それ以降もあったけど)スタンダード中心の演奏もすごくいいのだけど、きっと自分の表現したいことがもっと出てきたので自作曲をフィーチュアしてきたのだと思います。それも大きいです。
勝手な意見ですが、どこかのバーに入って同じコルトレーンの『至上の愛』がかかっていたら、あの神々しい雰囲気に頭を下げて席に着くけど、このアルバムなら顔をあげられる・・・みたいな。
バックの演奏も過不足なく、コルトレーンのサックスを支えています。
ジャズを知るにはうってつけの一枚です。「これもジャズ」なのです。
ぜひ。
今日は「ひまわり」(福山雅治)がよかったです。
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