HSP/HSC 専門 国家資格キャリアコンサルタント皆川公美子です。
昨日と今日は、来年出版される「働くHSPさんの本(仮)」のなかに書いたものの
エッセンスのところを少しお届けしようという企画です。
昨日の①にあたる記事はこちらです。
例えば「このパンフレットのここ、直しておいて。少しでも数字が違うと契約のときにエラいことになるんだ」という上司の通りすがりの言葉を聞いて、
そうか、ならここもあそこも、関係あるんだな。
先月リリースしたあのパンフレットも来月のあそこの箇所ももしかして、直すところがあるんじゃないか。そう思い始めて、関係箇所すべてのチェックをはじめます。
それは事務であっても企画のレジュメであっても、何の場面でも自然とできることです。
少ない情報から、多くの情報を連想して、仕事に活かすことができます。
HSPさんの中には、子どもの頃、絵を描いたり、本を読んだりする静かな内的世界の活動が好きだった人も多くいます。知識や思考量の蓄積が多く、イマジネーション力が自然に鍛えられていたりすることで、アイデア力が豊富です。
小学校の読書感想文では、よく表彰されていた、という方、あなたのことです。
苦もなくできたことは、ほめられても「ああ、まあそうですけど…」と受け流し、自分以外の誰でもできるのだろうと勘違いします。
基本的には人間は、欠点やできないところをさがすクセがあります。
直接的に絵本の世界と結びつくわけではなくても、想像すること、イメージすることが得意なので、新しい企画を考えたり、売れそうな商品を企画したり、一般の人が考えないようなマッチングを思いつくこともあります。
身体を動かすよりも考えていること自体が好き、を自認している人は、長時間考えていることへの強度があります。
(「わたし、ずっと座って一日中考えていたいんです。どうしたらそれが実現するでしょうか」と聞く人はHSPには結構たくさんいます)
HSPのなかに、創造的で独創的な一群がいます。
表現することにエネルギーが向いていて、想像力が豊かです。
アーティストの世界はまさにそれで、理論的な説明はできないけれども「これなんですよ!」という確信があります。
芸術やアートの世界のみならず、会社や組織でもそのクリエイティブさを発揮し、着想力・発想力と組み合わせて、あたらしいイメージの世界を企画するなど得意です。
Aさんは先月の失敗を挽回しようと頑張っているのだな、Bさんは先週上司と話し合っていたからこのプロジェクトのキーマンなのかもしれない、等々、
過去に見た場面と今起こっていることや相手の表情などを見て、あたかも「直観」でわかったようなフィーリングで、無意識に物事を判断することがあります。
HSPは無意識の記憶や思考の蓄積と現在の事実の両方を行き来して、つながりを瞬間的に判断するときに「直観」と感じていることが多いようです。
本人は「理由なく、そうなんだ」とわかることを体感しています。
ドイツ人心理学者の実験で、コンピューターの画面の上にさまざまな方向を向いた「L」が並んでいるなかで、混じっている「T」を探すという実験をしたところ、HSPのほうが非HSPよりも早くて正確だったという結果が報告されています。
この実験が示す結果はまさに、注意力、小さな違いの検知で、書類の細かな間違いを見つけたり、説明が正確であるかを判断することにも活かされます。
秘書などのミスが許されない業務では信頼される人が多いです。
「昨年と同じでいいよ」という指示に対して、「今年はカレンダー通りの祝日だと列車の予約は早めじゃないと」とか「相手様にはこんなお土産が一番喜ばれるのでは」などとにかく気配りが細やかなのです。
HSPは扁桃体の働きが強いと言われています。
扁桃体とは、脳の奥深くに存在するアーモンドの形をした神経細胞の集まりで、恐怖や不安、悲しみなどの感情を起こし、危険を感知する働きをしています。
HSPはこの危険察知の力を使って、業務のなかのリスクの匂いを嗅ぎ分け、デメリット項目に気がつくのが得意です。
仕事のなかでなんとなくここ、ヤバイかもの匂いがすることがある、という経験を持つ方も多いでしょう。
「このこと、もう少しチームで話し合っておいたほうが良いのではないですか」「(チームメンバーがこれだと調整役が必要かも…)」
「次回のクライアントとの打ち合わせのとき、一応この項目も入れておきませんか」等々リスクを避けることに関して鼻が効きます。
また「このやり方だったら無駄が省ける」など業務改変や組織改変を考えるのが得意で意見を求められる人もいます。
洞察力の高いHSPさんは、言い換えると本質キラーです。
本質に基づいたことを追求したり、ものごとを分析するのが好きな人が多く、研究職や大学の先生、企業の研究者、マーケター、情報アナライザー、リサーチャーなど、多くの情報を摂取して、それを分析し、ひたすら思考する専門職を選ぶ人もいます。
興味のある分野が見つかると、概してHSPさんは時間を忘れて没頭するので、分析の深度も非常に高いものになります。
「あ、これ流行ると思う」「これ売れると思ったらやっぱり売り切れた」などの予見性について語るHSPもたくさんいます。
予測するというよりは、直感的にわかるようです。もちろん百発百中ではないのでしょうが、感覚的にインスピレーションがあったり、知らぬまに情報を取り込んで予測できていることもあるのかもしれません。
好きな分野に関しては、とことん観察し、とことんフォローするある種の「しつこさ」があるので、無意識に蓄積しているデータも多いのではないかと見られます。
「考え方の角度が人と違っておもしろい」「あなたの意見、斬新だね」という、着想の希少性を指摘される人もいます。
少数派の思考である時点で、視点の置き所が違い「そんな風に考えたことなかった」と言われることもあり、斬新な企画案を期待されることも。
人が楽しい顔をしてくれるのが好きなHSPは、パーティや飲み会などの企画も概して上手いです。疲れやすいことや、目立つことに対して警戒心のあるHSPはとても多いので、着想力はあるが、どちらかというと主催としてぐいぐい引っ張るよりも、陰で支えることを好む傾向があります。
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HSPさんの多数の人が持つ強みを列挙してみました。
ご自身に思い当たるところはありますか?
(もちろんすべてのHSPさんの個性が全く同じであるわけはありません。すべてあてはまるわ!という方も、2つかな?と思う方もいらっしゃるでしょう。)
そのなかで
ご自身の強みを見つけ出して
それを信じ、使い、
上司にアピールしていけるということまでできたら
あなたは完全に「市場価値がありすぎるHSP!」ということになるでしょう。
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<次回スケジュール>
2021年 6月14・16・17(月水木)@オンライン 満席開催
2021年 7月11・17・18(日土日)@オンライン 終了
会社員や組織で働いている方、自分の能力の活かし方についても話しませんか。
2021年 8月18・20・25(水金水)@オンライン満席開催中
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2021年6月21日(月)13時15分~16時45分 満席開催
2021年7月9日(金)13時15分~16時45分 満席開催
2021年7月13日(火)13時15分~16時45分 満席開催
8月はお休みをいただきます。
2021年9月2日(木)13時15分~16時45分 社会情勢により延期
2021年9月10日(金)13時15分~16時45分 社会情勢により延期
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