2021年8月後半の山梨の一人湯旅の話は二日目の行程が進んでいる。
まずは恒例のここまでリンク集から。
玉川楼(うな重)
佐野川温泉
湯澤温泉 長生館
下部温泉 湯元ホテル <到着編>
下部温泉 湯元ホテル <大浴場編>
下部温泉 湯元ホテル <岩風呂編>
下部温泉 湯元ホテル <夕食編>
下部温泉 湯元ホテル <朝食編>
下部温泉 元湯旅館 大黒屋
桜湯
桜湯のある中巨摩郡から甲斐市へ移動。
田んぼの向こうに富士山が見えるのどかな風景。

10年以上ぶりに再訪したのはこちら。

温泉フリークの中では、有名な秋田の玉川温泉に匹敵するぐらい(?)注目を浴びるのが、山梨の玉川温泉。
地名が玉川なのでこの命名で誰も文句は言えない(^^♪

山梨県にはそんな全国的に有名な温泉地と同じ名前の温泉施設がいくつかあるのだが、それをテーマに11年ぐらい前に湯友と巡ったときにこちらへ立寄った話はこちらからどうぞ。
今と比べてずいぶんあっさりとした内容といい加減な写真なのはご容赦(^_^;)
で、今回は改めてちゃんとブログ記事にしたい。
玉川温泉
到着したのは13時前。
営業時間は10時~21時で、月曜日が定休。
立寄り専用の施設。
桜湯が相当な混み方だったの比べ、こちらは風景同様のどかな佇まい、先客も少なさそうだ。
受付では管理の女性が常連の女性客と世間話に花が咲いていた。
入浴料は500円。
以前と変わってない。
浴場は男女別に内湯のみで、露天風呂などはない。
前回同様、終始独り占めで入ることができた。
こちらが話題になるのはそのドバドバなオーバーフロー。
ご覧の十分なオーバーフローだが、その溢れ出しの量は約10年前の方が多かったかも。
前回はいきなり床が洪水状態だったのが、今回は全面ヒタヒタって感じである。
それでも十分ニンマリだが

洗い場はカラン&シャワーが4セット。
こういう源泉使いなので皆さん想像しているように、カランを捻ると。。。
…源泉が出る。
しかも泡で真っ白な状態だ

浴場の奥から入口側を見た画。
これ↑は奥のメイン浴槽に入っての写真。
床の沈着はこの10年でしっかり赤茶色が濃くなっていた。
もうお分かりのように、浴槽は2つある。
両者の湯は色がずいぶん違うように見えるが、使用源泉は同じ。
向かって右側の小さい方の浴槽↑は外側にある湯口の他に浴槽内で噴射投入をしており、それによって泡々な状態になっているのだ

ではまず奥にある大きい方のメイン浴槽から。
かなり黄色っぽく見えるが浴槽の色の影響もあり、実際はごく僅かに黄色透明ぐらい。
源泉名はそのまま「玉川温泉」。
源泉温度40.5度、pH8.1のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。
成分総計は1.216g/kg。
動力揚湯で湧出量は119リットル/分。
浴槽温度を測ってみると。。。
38.5度と不感温度に近く、いつまででも入ってられる

そういうわけで完全かけ流しにて使用。
やはりオーバーフローは十分ドバドバと言ってよいだろう。
実際浴槽に身を沈めると、床は完全に洪水状態。
洗い桶などは流されてしまう。
成分の特徴を簡単に。
陽イオンではナトリウムが272.2mgで78.88ミリバル%。
カルシウム23.6mg、マグネシウム20.5mg、カリウム9.6mgと続き、土類系が少ないながらもいくつも含まれて個性を出している。
陰イオンでは炭酸水素が480.4mgで50.26ミリバル%、塩素が275.5mgで49.55ミリバル%とこの2要素でほぼすべて。
遊離成分のメタケイ酸は93.5mg。
溶存ガスの遊離二酸化炭素は33.4mg。
泡で真っ白と表現した浴槽の泡は、このぐらいの量だと炭酸泉の炭酸ガスというわけではないわけだ。
メイン浴槽の湯口も投入されてる上の方は白い泡が見える。
浴槽に投入レベルではその白さはこなれて透明となる。
この魅惑の源泉、僅かなタマゴ臭と淡い鉱物臭、そしてごくごく僅かだがアブラ臭も感知した。
僅かにタマゴ味、淡い鉱物味、そして先の桜湯よりかは甘味があった。
湯口の温度を測ってみると。。。
40.5度、すなわち分析書の数値とぴったり一致。
いかに新鮮な状態で浴槽まで来ているかがよくわかる

しっかりとしたツルスベ感が心地よい

そしてこちらの浴槽でも、
しっかり泡付きがあるのだ

この浴場1つだけでも大満足の極上湯

それでは気になるもう一つの浴槽へ。

前回来た時はここまで泡で白くなかったような気がする。
…前回の写真が不鮮明でよく分からないが(^^;、記憶ではそうだ。
浴槽温度を測ってみると。。。

40.3度。
浴槽も小さく、そして浴槽内投入もあるだけに、源泉温度にほぼ近い。
こちらももちろん完全かけ流し。

この浴槽の泡加減はこちらの写真↓の方が分かりやすいか。

湯面にぷくぷく泡があるのがお分かりいただけると思う。
湯口の温度を測ってみると。。。

40.5度とこちらも分析書とピタリ一致
風味は同じなので省略。

メイン浴槽に増して泡々なこちら。
当然浴感も素晴らしく、泡付きもとんでもない

この炭酸泉ではないが泡で湯が幅広く白い状況は、山梨ならホテル昭和、山口温泉など、他のエリアでは郡山の弘法不動の湯や滋賀の蒲生野の里温泉などを思いだしたが、結果的に浴槽全体が一番泡で白くなっているのはここだった。

2つの浴槽の温度差こそさほどないが、泡付きの違いで交互入浴するwithドバドバという贅沢極まりない状況と楽しむことができるのがこちら玉川温泉。

ニンマリ時間がずっと続いたのであった

玉川温泉
山梨県甲斐市玉川1038-1
055-276-3462
入浴料 500円
10:00~21:00
月曜定休
<源泉名:玉川温泉>
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 (低張性・弱アルカリ性・温泉)
40.5度
pH8.1
成分総計 1.216g/kg
1129リットル/分(動力揚湯)
微々黄色透明
微タマゴ臭、淡鉱物臭、微々アブラ臭あり
微タマゴ味、淡鉱物味、淡甘味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
泡付き多量
赤茶色の沈着あり
完全かけ流し
2021年8月入湯
※数値はH24分析書より