ご訪問ありがとうございます。
知っている方へ。
数学Ⅰの「集合と命題」に出てくる、必要条件と十分条件のお話です。
数学では「必要」や「十分」という言葉は厳密に使われます。
ちゃんと勉強すると、誇大広告に引っ掛かりませんよ(笑)。
「十分」の例文
※数学者になるためには、毎日8時間数学を勉強すれば十分だ。
※が正しい時に、次の二つの「ならば命題」を考えます。
A 毎日8時間数学を勉強するならば、数学者になれる。
B 数学者になれる人ならば、毎日8時間数学を勉強している。
※から確実に言えるのは、どちらでしょうか。
常識的な「十分」の意味から考えても、Aは正しいと言えそうです。
でもBは正しいかどうかわかりません。
突っ込みどころがあるのは認めます。
話を単純化しています。
P 毎日8時間数学を勉強する
Q 数学者になれる
とするとき、Aと※は、それぞれ次のように書けます。
A PならばQは真である
※ Qであるためには、Pであることが十分だ。
このとき数学では、
◆ PであることはQであるための十分条件である。
といいます。
「十分」についてのお話でした。
「必要」についてのお話は、またそのうちに。
「次回」じゃなくてごめんなさい。
こういう記事をちゃんと書くのは結構大変なんです。
(参考)
「日常に生かす数学的思考法 屁理屈から数学の論理へ」
竹山美宏著 化学同人
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