こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア専門家の「介護コンサルタント」野嶋成美です。
先日のブログの続きです。
岩手県奥州市で開催されたダブルケア勉強会、第2部は小グループで分かれてのワークショップです。
ワークショップの前に冊子『今、伝えたい~それぞれのダブルケア』の一部が朗読されました。
ダブルケアの実話を優しい聞き取りやすい声で読んでいただき、思わず涙ぐむ人も。
こんな優しい企画を勉強会に組み入れるのはたまえ♪さんのアイデア。
ほんとうにすてきなアイデアマンです。
続いて5つのグループに分かれてのワークショップです。
第1部に引き続き相馬先生のもとダブルケアケースの検討をグループごとにしました。
各グループに違ったダブルケアケースを割り当てられました。
そのケースを「介護・子育て・ダブルケアラー」とわけて支援を考えていきます。
各自、色分けした付箋に書き込んで大きな模造紙に貼っていきます。
私のグループは大学の先生、子育て支援の方、認知症サポーター隊長、訪問看護ステーションの方とさまざまな業種の人たちです。
グループワークのお題は脳梗塞で倒れた母親を介護するひとっりこのNさんのケース。
このNさん、野嶋のNじゃないかと思うほど負担状況が重なります。
ダブルケアの状況は違うのですが、母との確執が自分の介護を思い出させるのです。
つい感情的になり支援ニーズや支援がなかなか浮かびませんでした。
「だってどうしようもないじゃない」「なにをしても無駄」と過去の自分が言い出します。
う~んと腕組みして考えこみ、ふと他の人を見るとせっせと書いてる人がほとんどでした。
少数ですが筆が進まない人もいました。(ちょっとホッ)
書き込みの時間が終わり、グループごとに意見交換です。
子育て支援はピンク、介護支援は黄色、ダブルケアラー支援は青の付箋を各テーマに沿って模造紙に貼っていき、意見を出し合います。
他の人の意見を聞くうちに私も少しづつ支援が浮かんできました。
当事者の視点から支援する視点に切り替われたからだと思います。
たくさんの意見が出たあと、他のグループとのシェアのため各グループの代表が意見をまとめて発表しました。
各グループの発表も興味深いものでした。
他のグループの事例も皆さん頭を悩ませ、真剣に取り組んでいるのがわかります。
このように事例を検証して話し合うことでダブルケアの問題がより身近に感じられます。
さまざまな立場の人にもっと考えてほしい。
全国あちこちでこのようなワークショップが開かれてほしいと思いました。
以上で勉強会の報告を終わります。
お付き合いありがとうございまた。

