求職と人権の問題/その2 | ricky321のブログ

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求職と人権の問題/その1 | ricky321のブログ

この続きである。未読の方は上記をご覧ください。

 

さて、欧米のビジネスマンに「仕事をしていく上で必要なことは何ですか」とアンケートを取った結果、「情熱」でも「口達者であること」でも「商品や自分に自信のあること」でもなく、「正直であること」が圧倒的に1位だそうである。日本人にとっては意外な結果かもしれない。背伸びしてもバレる、嘘をついてもバレる、…のである。

 

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実は小生には苦い思い出がある。(以下、氏名・地位は仮称です)

勤務していた学習塾がおかしくなった。会長が脳梗塞で万全の身体でなくなり、社長が経営の実権を握った。少子化の影響もあって(本当は少子化の影響でも順風満帆で、でなければならない)成長が見込めなくなった。

社長は経営よりも蓄財に精を出した。生徒名簿を教材業者に売り、生徒には余計なテキストを持たせた。蓄財と言うのは会社のものであればまだ分かる。が社長個人のそれである。我々もなんとなく分かる。受験が迫ってきていて過去問や予想問題で演習させねばならないところ、「このテキストを使って練習させるように」と来る。おかしい。

変な言い方だが、我々講師は熱意があったから合格実績はなんとかなっていた。

 

世間で「組織はそのトップの器以上のものにはならない」という。

申し訳ないが、小生はこれを信じない。

部下が上司の力を見限り、破綻することなく組織を運営することは可能である。

 

社長は安田という男を塾長に指名した。とにかく頑固な男である。確かに自分の受け持ったクラスの合格実績は上げる。が、厳しい指導に耐えかねて離脱する生徒や親はいたし、自分の担任するクラスでなければ手を抜いたし、テストの作成はいい加減であった。いびつな性格である。

塾長になるや否や、豹変した。元来社長を陰で批判していたが、塾長になれたことがうれしかったらしく、すっかり社長のポチになった。何かあれば我々講師を責めた。

そんな変節漢にハイハイと従う我々ではない。逆に我々は安田を無視したり、責めたりした。

安田は我々を甘く見ていたらしく、反発は予想していなかったらしい。数か月後には仕事を早退したりするようになった。病んでいた。鬱である。1年後、小生は辞職し、安田は自らの申し出で平社員に戻った。数年後、社長は会社そのものを大阪の中堅企業に売った。

 

話が逸れました。続きはまた書きます。