1月の読書録と採点 | ricky321のブログ

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19-001 文藝春秋2018/12月号★★
この雑誌は年末年始はまあまあのレベルになる。

19-002 『ほかならぬ人へ』白石一文/祥伝社★★★
最近の直木賞ではハイレベル。『私の男』よりも勿論いいです。

19-003 『半落ち』横山秀夫/講談社★★★★
最後が残念。

19-004 『インストール』綿矢りさ/河出書房新社★★★★★
例えて言うなら、打者の懐をえぐるキレのあるシュート。綿矢は化け物。小者の中では吉本ばななよりも上。

19-005 『野菊の墓』伊藤左千夫★★★

19-006 『しがみつかない生き方』香山リカ/幻冬舎新書★

19-007 『人生は負けながら勝つのがよい』山本周五郎/大和出版★
筆者が悪いのではなく、編集者と出版社の魂胆がいやらしい。

19-008 週刊ダイヤモンド2019-1/12号★★

19-009 週刊エコノミスト2019-1/15号/毎日新聞社★★★★
何回も繰り返し見返すであろう記念号。

19-010 中央公論2019-02月号★★★

19-011 『プールサイド小景・静物』庄野潤三/新潮文庫★★★★
「もはや戦後ではない」の前、昭和20年代の退廃した雰囲気はよく出ている。しかし、それと同時に太宰治『トカトントン』がいかに優れた小説であるかを再確認した。

19-012 『プロフェッショナル介護人』/幻冬舎★
意識の高くない介護組織に入った意識の高い介護職員はどうすべきだろうか?偽善の匂いがした。

19-013 『100歳時代の新しい介護哲学~介護を仕事にした100人の理由』久田恵/現代書館★★
久田といえば、「諸君!」連載の『繁栄Tokyo裏通り』(これは面白かった)で知ったノンフィクションライター。著者が介護の方向へ向かうことも不自然ではないが、‘ありのままに’感がかなり薄い。時折差し挟んである久田のコメントが鬱陶しい。
こういう書籍を作るなら、「こういうのが嫌で介護業界から足を洗った」という離職者の声も拾うべきではないだろうか。「介護なんてまっぴらだが、生活のためにしかたなくやっている」という現役介護人がいてもいい。012よりはマシだが、やはり偽善。

19-014 『気分はいつもシェイクスピア』小田島雄志/白水社★★★
シェイクスピアの舞台劇の名セリフと、それに対する小田島のコメントで1頁完結の形をとる。
最後にセリフの索引が付いているが、原文つまり英文も掲示して欲しかった。また、筆者のエピソードが半分はつまらない。毒が足りない。とは言え、なかなかいいことも書いてあるではないか。日語訳を福田恆存から貶された話などはなまなましい。
時々は見返す本になるであろう。

19-015 『百人一酒』俵万智/文春文庫★★★
タイトルからして期待感を持って読むような本ではない代わり、読んで損することもない。俵万智ファン必読書とも思わない。日本酒の水割りの話が面白かった。

※多分、今月あと数冊は読むでしょうが、残りは来月に回します。