堺屋太一『平成三十年』 | ricky321のブログ

ricky321のブログ

ブログの説明を入力します。


 図書館で捜したが(司書さんに検索を頼んだ。司書さんたちの知識も悶絶低レベルで、堺屋太一も開高健も知らない。書店員さんたちはもっと酷い。)、無かった。上記の他に「TVのチャンネルが増えて高視聴率の番組がなくなる」というのは当たっている。筆者が小渕内閣の経企庁長官になる寸前のことである。NHKの番宣だけ観ていると、「西郷どん」が、さぞかし面白そうに思えるが、歴代ワーストの部類らしい。もちろん小生は観てない。
 その林真理子『愉楽にて』の新聞広告を眺めると立派な宣伝文句が書いてあるが(連載開始時は面白くなりそうだと小生も期待したが)、エロ小説の大家、渡辺淳一の真似をして大失敗している。…としか小生には思えない。
 その一方、林の『STORY OF UJI』は、やたらに面白い。彼女の本で感動を覚えたのは久し振りだ。いわゆる宇治十帖を踏まえて、薫や匂宮の心情に踏み込んで描いている。いま、夢中になって読んでいる。前からことあるごとに書いているが、もう旬は過ぎた。オリジナルで書くのは辞めて、古典ナビゲーターに徹してはどうだろう。

 さて、久々に絵を描くことになった、というか決めました。今月は休みも残り少ないので今回で今年のブログ更新は終わりにします。
・文藝春秋1月号       128
・『フェルメール』千足伸行  129
・『決断=実行』落合博満   130
・聴く中国語1月号      131
・中央公論1月号       132
・『STORY OF UJI』林真理子 133
・『破獄』吉村昭        134
・『この世にたやすい仕事はない』津村記久子 135
この辺で終わると思います。

 日経新聞12/05の「春秋」を一部抜粋します。
 国際政治の舞台、日常の生活、そしてインターネット空間。とにかく自分を大きく見せ、他者を威嚇し、屈服させてしまおうとする振る舞いがすっかり定着してしまったように思う。「相手の話を聞かない」「言い負かせばいい」という態度ははなはだ悲しい。
 先日、NHKを観ていたら林が「『ありのままに』という流行語が理解できない。もっと現代日本人は野心を持つべきだ。」と語っていたが、その野心を履き違えを私は恐れています。「公共の福祉に反しない限り」と日本国憲法で表現された文言は、自分も他人も極力楽しくあることだと私は解釈しております。

 拙文をお読みくださり、ありがとうございます。皆様、よいお年をお迎えください。