今回もまた「ヒエラルキー図」を見て欲しいのですが、
左図では、下から 物質→エーテル(B)→アストラル(A)→メンタル(C)と進みます。
右図では、五芒星の頂点の「木」から、相剋ルートの場合 アストラル(A)→エーテル(B)→メンタル(C)と進みます。
以前にも少し述べました(シリーズ29…「木」について① https://ameblo.mom/daru-man/entry-12881111852.html)が、大切なところなので再度説明します。
左図は質量を持つ物質次元から、形を持たない霊的次元への上昇を示した階層図です。
右図は、五芒星で相剋ルートを用いた霊的進化の順番を示した図です。
だからスタートが左図ではエーテル(物質界はエーテル界の一部)だし、右図ではアストラルなのです。
アストラルというのは『思い(感情)』を指します。したがって、肉体としての誕生は「土」的世界の誕生ですが、それ以前の「思い(想念)」の状態「木」が肉体より前に存在しているわけです。
ダーウィンの進化論など肉体的な変化ばかりに目がいく私達ですが、進化を決めているのは内にある「思い(想念)」であり、それを一般的には「心」と呼んでいるのです。
カルマがらみで言うならば、なにごとも「思い(想念)」から始まるわけで、その「思い(想念)」は、「思いの鏡」に刻印されている各自の傾向(歪み)をそのまま引き受けているのです。うまれつきの性格の傾向とかは前世での持ち越しということなのです。
このように、エーテル体(肉体も含む)「土」と、アストラル体「木」の両者が、地球上での私達の姿そのものなのです。
そしてアストラル的な心のあり方(思い)…「木」…がものごとの「はじまり」なのです。
ちまたの陰陽五行の本には、「木」を頂上に置く描き方をしていないものもありますが、これは相生ルート的に象徴関係(モノサシ)だけを見るには良いのですが、相剋ルート的にものごとの進化をみる(羅針盤)、陰陽五行の基本を理解していない証拠なので注意してください。
さて「木」と「土」だけでは、人間として「水」のメンタル界の「思考、概念」が活性化していません。
私達は自分のことを「思考する存在」と自覚していますが、多くの場合、「思考」にはまだ達していません。
正確には「思いに支配されている存在」であり、「思考」にまで昇華できていないのが全人類の大半とみるべきです。
その証拠に、私達が「考える」と言うときは、「損得で考えている」にすぎないのです。これは思考ではありません。
損得の考えを具体的思考、根拠を熟慮する考えを抽象的思考といいますが、メンタル体での思考とは抽象的思考なのです。自分にとって損か得かを考えているレベルは「土」的な状況から一歩も出ていません。自分の魂の成長にとって、いま目の前にあるさまざまな事柄の意味を熟慮できる姿勢が抽象的思考なのです。
ここまでいかないと、思いの鏡を超えて高我のレベルまでは到達できないのです。
具体的思考から抽象的思考に進むとは、「土」から「水」に進むことと同じです。そして、その間には「金」があります。相生ルートでは「土」で同レベルに均したあとに「金」で分離して結果を作る…と考えるのですが、相剋ルートでは、この「金」は高我の一部として触媒として働くと考えます。触媒としてどう働くのかというと、「土」のグダグダに均らされた社会的精神的な常識傾向を打ち砕くのです。
つまり、そのグダグダの上であぐらをかいている特権階級の連中にとっては、この触媒とは「恐怖の大王」なのです。平安時代の貴族もグダグダの特権階級でしたが、この「金」の触媒を「金神(こんじん)」と呼び恐れました。特権階級と結びついた陰陽師は、一般には公開しない暦を用いて「金神避け(金神忌)」を教えていました。
最近ではトランプ革命がまさに、DSの連中にとって金神に他ならないでしょう。
時代の流れを、各自の魂の進化と照らし合わせて五行的に学ぶにはもっとも適した時代になったということでしょう。
