尖閣諸島問題 | だるまんブログ

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生きる知恵である陰陽五行についてだるまんと語るブログ。『だるまんの陰陽五行』(三冬社)より発行。

今、問題になっている中国との緊張問題をもとにして五行的に考えてみましょう。

日本が中国の船長を釈放したことで解決かと思いきや、さらにすごいことになってますね。これは各国メディアが伝えるように果たして弱腰外交なのでしょうか?これは国際間の問題なので、私のような門外漢にはとても語れる問題ではありません。
そこで、個人間の問題として、おきかえて考えてみましょう。なんらかの解決策が浮かぶかもしれません。あるいは、国際間の問題なので全く参考にならないかもしれません。しかし、私たちにとっては日常の人間間の問題の方が切実なので、決して無駄なことではないでしょう。

こんなシチュエーションはどうでしょう。
小学生が隣の子の机にまで教科書などをひろげてしまって、ココから先はオレの領分だからな!とケンカすることはよくありますが(今の小学生はひとりづつの机なのでこんなことも少なくなってますが…)、これに置き換えてみましょう。はっきりいってどこから先が相手の領分なのか分からない問題です。あとは感情的なもつれが問題なのです。それに対して親が出てきたとしましょう。オタクの息子がうちの子の領分を犯している!という具合に。
さて、こんな時あなたならどうするでしょう?相手がやたら感情的になってきて、学校だけの問題におさまらず、訴えるとまで言ってきたらどうしますか?
まあ、一般的には、相手は普通じゃないと判断しますよね。自分は悪くないと思えても、とりあえずはあやまっておいて、まるくおさめようとするのが大人の態度ではないでしょうか?
しかし、もっと話はややこしくなったとします。

あやまったらお前は自分が悪いと認めたのだから、わび金をよこせと言ってきたとします。さてここまで来たらどうしますか?
車の接触事故などではよくある話ですね。人間として相手に迷惑をかけたかもしれない状況にあれば、たとえ非は自分にないと思えても、すみませんね。大丈夫ですか?と尋ねるのが大人の態度でしょう。
なのに、それを逆手にとってくるということは、すでに相手は違う土俵に居る人物であると気づく必要があります。

これを五行で言うならば、その相手とは、異常なほどのプライドや権威固執の傾向があるということで「土」的な人間と言えます。そしてもしあなたが、上述のように非がなくとも相手にとりあえずあやまれる人間ならば、個という存在は相手と支え合って生きていることを知っている「水」的な人間と言えるのです。

私は前から現在は「土」と「水」の時代のはざまであると説明してきました。
五行でいう「土」の時代とはメンツとか権威とか集合的な意識の中に埋もれている状態で安心している状況です。従って、人間で言えばまだ成人する前の学生時代で、親の庇護のもとに先生や世間の言うことを聞いていればいいという状態を指します。逆にいえば、まだ未熟なので周囲に育てられて居る状況です。そして「水」の時代とは、今までの庇護のもとから出て自分の責任のもとに才能や個性を生かして世間に貢献していく時期です。人間で言えば専門課程に進む大学に入り、何か独自の職につく時代を指します。

したがって、もしあなたが人間として「水」の状態であって、相手が「土」の状態ならば、ここは相手を育て導くという立場に立つしか方法はありません。くやしいかもしれませんが、いちおうこの場では相手に屈するのが必要ということになります。大人が屈するしかないのです。そして相手が成長するのを待つしかないのです。
一部の人には腰抜けにみえるでしょう。しかし、そういう態度をとれる人がいないと世界は破滅します。そういう人がだんだんと人々を感化して世界は変わっていくのです。
事実、世界は「水」の時代へと移行しつつあります。「土」的な態度を取る人々はやがて分離していくことになります。これは歴史上確かなことです。時代の向きに一致している人間が未来を作っていくのです。

何度も言いますが、国際問題となるとこうは簡単ではないでしょう。世界が変わる前にこちらがつぶされてしまう可能性だってあるでしょう。しかし、どこかで本当の人間としての有りかたを信じていなければ迷い人になってしまいます。苦しいけれど、とりあえず屈するという態度を選んだ日本はいまのところ、正しいと言えるのではないでしょうか?なんせ政治のことなので、裏には知らない交渉が存在しているかもしれないのですが。