NGワード | だるまんブログ

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生きる知恵である陰陽五行についてだるまんと語るブログ。『だるまんの陰陽五行』(三冬社)より発行。

先日、復帰した沢尻エリカの会見がありましたね。その時、記者たちに対して「報道上のお願い」とする紙を配ったといいます。。以下芸能記事からの引用です。
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「男目線での『セクシーグラビア系』ボディ表現や下品なボディーパーツ表現はしないでください」とした上で、次のNGワードを挙げている。「裸一貫」「ヌード」「セミヌード」「スッポンポン」「脱ぐ(脱いだ)」「胸みせ」…。
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私は少し前のいわゆる「エリカ様」騒動の時も腹が立ったのですが、今回もこんなくだらないことなのに、妙に腹が立ちました。
そもそも復帰の前にもなんかくだらない十箇条みたいなものを報道陣につきつけたというじゃありませんか。なんでこんなに上から目線なんでしょう!また、それをよいことに「…様」と名付けてもりあがっている連中も連中です!

ま、すこし落ち着いて…(笑)。今回のテーマはNGワードのほうです。記事の意味しているところでは、沢尻側では「男目線のエロ妄想を連想するな!これはアートなんだ」といいたいということなんでしょう。アートと感じるかどうかは相手の問題なので、もちろんこんな事を記者に言うのはおかしいのであって、芸能界で生きていくということは誤解もうけることも多いが、その分、その人の生き様がみんなを本当に納得させればエロもアートもつきぬけていくことなのだと思います。
問題なのは勝手にNGワードを設定していることです。そういえば放送コードというものがあって、ここでもNGワードを設定しているそうですね。だから昔の時代劇とかでヤクザが出てきて「このカタワ者め!」とかいうセリフがあるとそこはピーという音や無音にすりかえられてしまうのです。ヤクザがまさか相手をののしる時に「この体が不自由な方め!」というわけはないのです。こんなへんなことになるのはNGワードということをある特定の人物の利益不利益ゆえに設定することが問題なのだということなのです。

昔、陰陽師は相手の本名を知ることが相手を呪にかける最も必要事項としたそうです。言い換えれば、本名がわかれば相手を自由にできたということです。これほどに言葉というのは重要なものであったのです。つまりは形のないものに形を与えるようなもので、それをつかむことができるようになるものなのです。
それだけに名前、しいては言葉というのは本質を知る上で重要な意味を持っています。従って、特定の人物が言葉に制限を作ってしまうととんでもないことになるのです。言い換えれば思想統制です。世間ではあまり意識せずに簡単にNGワードなんて言っていますが、これは特定人物がやることではなく、時代の中で自然に生まれてくることであるのです。たとえば最近ではKYなんて言葉がはやりました。また逆に、自然に使われなく言葉もあります。つまりはそういうことなのです。

ところで、女性のあそこを言う○○○○(関西では○○○)という言葉が有りますが、これは放送コードどころか、一般的にもあまり口に出すのははばかる言葉ですね。これは誰かが決めたということではなく、自然にそうなっています。逆に男のあそこを指すチンコという言葉は平気で使われます。自然にそうなっているのです。こういったことが物事の理を知る上でとても大切なことになります。女性のあそこがいけなくて男性のあそこが良いというのは単なるフェミニスト的な視点なのではなく、もっと大きな意味があるのです。
女性と男性を陰陽で言うと女性は陰です。そして性器のことは「陰部」といいます。つまり女性の性器は「女陰」です。言い得れば陰中の陰なのです。極まった陰ということなのです。しかし、陰陽の理には「陰極まれば陽となる」という原則があります。気温が暑くなりすぎて地中の水分が蒸発すると上空で冷やされてスコールのような雨になるということでもあります。従って、女陰は陽を生みだす力を持つということです。陽といえば火を連想しますが、それだけに昔の人は女性のあそこを「火処(ほと)」と言ったのです。火が出てくる処という意味ですね。神話でも伊邪那美神は火の神を生んだためにあそこが焼けて死んでしまうのです。
つまり、「○○○○」が自然にNGワードになった理由は、そこが最大の陽を生みだすほどの畏れ多いものであるからという理由なのです。この畏れ多い存在は母なる地球という最大の女神にもたとえられます。これを一般的には地母神という言葉で表現します。地母神は時には翁の姿にもたとえられます。たとえば能楽ではズバリ「翁」という演目がありますが、これは本当に畏れられており、シテ(能楽でいう主役)の翁をやる演者は数日前から潔斎して体を清めねばならないのです。

地母神というのは借りの名であって、本当の名は誰も知りません。というか、名はないのでしょう。それほどに大いなる存在であり、女性の性器はそこにつながる力を持っているということです。普段、私たちがなにげなく使っている言葉というものですが、それほどに意味が深いものなのです。だから一個人が勝手にNGワードを設定するなんて、本当に畏れ多いことであるとは思いませんか?