宇佐神宮 | だるまんブログ

だるまんブログ

生きる知恵である陰陽五行についてだるまんと語るブログ。『だるまんの陰陽五行』(三冬社)より発行。

昨日と一昨日、地元の旅行で大分に行ってきました。もともとの予定だと臼杵の石仏を見学の予定だったのですが、同行の方で「だるまんの陰陽五行」の読者の方がいて、どうせ大分に行くなら宇佐神宮に行きたいということになりました。「だるまんの陰陽五行」とは無関係の旅行だったのですが、なんと、そこで宇佐神宮を見学ということにあいなりました。私にとっては二度目の宇佐です。前に宇佐神宮に行ったのは2001年ですから、もう9年も前なんですね。
久々に行った宇佐は、やはり良かったです。実は宇佐神宮の本宮はそこから少し行ったところにある大元神社という所(宇佐の祀神である比売大神が降臨したとされる所)なんですが、そこはなかなか行くのが難しい所で一般の観光はなされていません。今回、宇佐神宮に行って見たら、なんと、その大元神社のある御許山を遥拝できる小窓が本殿の目の前に作られていました。5年位前に出来たそうです。御許山まで行かなくとも、そこからお参りできるようになったわけですね。すばらしいです。
「だるまんの陰陽五行」での宇佐編は「火」の章の120話と121話にありますが、大元神社に関しては121話に詳しく載っています。

さて今回は大元神社は行けず宇佐神宮だけだったので、そこの話についてもう少し。宇佐神宮の祀神は三柱いらっしゃいます。応神天皇、比売大神、神功皇后です。比売大神以外は実在の人物で紀元200年頃の仲哀天皇のお妃が神功皇后です。その神功皇后は実は類いまれなる巫女で、神の託宣を受けていたという話があります。従って比売大神も皇后は体に受けて託宣をしていたと思われます。そしてその結果として生まれたのが応神天皇です。つまりはこの三柱の祀神はどれも比売大神つながりであるということがわかります。つまり、いちばんのおおもとは比売大神であり、その比売大神の降りた場が大元神社というわけです。本当に「大元」なんですね。
さらにです。その比売大神ですが、ひとりの神じゃないんです。三人の女神で構成されているのが比売大神です。この三女神は別名があって宗像三女神といわれます。田紀理姫、多岐津姫、市岐嶋姫の三人です。そしてこの三人は三大弁天とも言われています。弁天というのは仏教形式の呼び名ですが、要は水の神です。つまり、宇佐神宮の神とは水の女神なんです。そこで、今回、同行の方々に私は拝殿もいいけど、もっといいところがあるよと言って紹介したのが、宇佐神宮の敷地内にある「菱形池」という池です。そしてこの真ん中には島があって水分社という摂社がたっています。このあたりはガイドさんも連れていってくれない所なので、蓮の季節でもないとあまり見れない所なのですが、あまり行かない所こそ重要である…という神社めぐりの鉄則どおり、すばらしい所なのです。同行の方々も喜んでいました。感動のあまり鳥肌をたててしまった方も居ます。なんというか、「気」が違うのです。そのそばには井戸が大切に祀られており、その井戸も三つあるのですね。すべてが三人の水の女神で構成されているのが宇佐神宮というわけです。

水ついでにもうひとこと。水という文字は三本の線から成っています。水という字の真ん中だけが真っ直ぐの線で両わきの線は折れていますね。これは易で言うと陰、陽、陰という構成になります。そしてそれを縦にした記号が易でいうミズの卦(坎という)なのです。やはり、三人というわけです。そして真ん中だけが陽。これは水に囲まれた島のイメージでもあります。両わきの水は陰で真ん中の島は陽です。そして、さきほどの弁天を思いだしてください。弁天というのは必ず周囲を水で囲まれた島に祀られています。三大弁天とは前述の田紀理姫、多岐津姫、市岐嶋姫の三柱で、それぞれ琵琶湖の竹生島、神奈川の江ノ島、広島の厳島に祀られているのです。

いろいろと五行的につながりを見つけながら神社を歩くのはなかなか楽しいものです。みなさんも、「だるまんの陰陽五行」に出てきた神社をまず手始めに、神社めぐりをしてみてください。

私と関わりのあるセミナーなどでも、ツアーなどやるかもしれません。その時はぜひご一緒しましょう。