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 著者とエハン・デラウィさんの対談として編集されている。本書の主旨が明快なタイトルで表現されていて分かりやすい。2006年10月初版。


 

【エチオピアにあるアーク?】
グラハ  エチオピア正教会は紀元前の遺物を持っていると主張しています。
 エチオピア正教会内部にあって、すべてについて中心的で原理原則そのものとされる紀元前の遺物とは、契約の箱です。映画『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』のインディー・ジョーンズで有名になった契約の箱そのものであるというのです。(p.22)
 これは、著者が古代文明に興味を持つきっかけとなった調査内容として記述されているもの。
グラハ  「なぜ、このもう1つの神殿が建てられたのか。それもアークがエルサレムで行方不明になったのとまったく同じ時期に?」 (p.36)
 聖書には「契約の箱が安息する家として」ソロモン神殿が建てられたとあるけれど、これと同時期に、ユダヤ人が多く居住する南エジプトのエレファンティネ島に、ソロモン神殿と全く同じ大きさの神殿が建てられていたという。しかし、それから200年後にその神殿は破壊されたらしいけれど、その時、アークは青ナイルの源のタナ湖内の島の修道院に運ばれ安置された。しかし、その時期、キリスト教に改宗したエチオピアの王がタナ湖に来てアークを奪い、首都アスクムまで運びその後もアスクムにある。
 ということにエチオピア現地ではなっているらしい。
   《参照》  『新たなるフォトンベルトか』 エハン・デラヴィ (ヒカルランド) 《前編》
            【「契約の箱」(アーク)】
   《参照》  『ソロモン王と聖なる天使たち』 ドリーン・バーチュー (TRH-J) 《後編》
            【聖櫃(アーク)のゆくえ】
   《参照》  『知られざる古代日本のユダヤと秘密結社』 飛鳥昭雄×中丸薫 (学研) 《前編》
            【YAP(-)遺伝子を持つ民族】

 

 

【人間の意識と文明に影響する電磁場】
エハン  最重要ポイントとして、・・・中略・・・、人類をハイレベルへと進化させる、あるいは逆に暗黒の時代に人間を陥らせる星の動きが本当にあるのだと。周期的に地球に接近する星によって地球が電磁波の影響を受ける可能性です。・・・中略・・・。
グラハ  そう、・・・中略・・・、人間の意識は電磁場によって調節される。私たちは電磁気が高くなったり低くなったりするという働きのなかで生きているのかもしれない。周期的に私たちの意識に影響を与えるので、それによって文明がなぜ栄えて滅びるのかを説明できるかもしれないのです。(p.77-78)
 “周期的に地球に接近する星”の具体的名称は書かれていないけれど、ニビルのこと。
 歳差運動の影響より、ニビルによる電磁場の方が、人類に与える影響は大きいと言っている。
   《参照》  『大崩壊渦巻く[今ここ日本]で慧眼をもって生きる!』 増川いづみ×船瀬俊介 《後編》
            【ニビルとセドナ】
   《参照》  『22を超えてゆけ』 辻麻里子 (ナチュラルスピリット)
            【磁気を帯びた光】
            【意識は電磁波の一種】

 

 

【古代エジプト人の意識】
グラハ  古代のエジプト人が「死」というテーマにどれほど熱心に取り組んでいたか、それがわからなければ、エジプト文明をまったく何も把握できません。
 たしかに、豪華な神殿やピラミッド、墓などをつくりましたが、古代エジプトの文化はとくに物質的な文化というわけではなかった。日常生活ではモノに金をかけず、永続する記念物に巨額を投じていた。(p.87)
 科学技術が進んで、モノが豊かになればなるほど、人間は即物的な意識に傾斜して行くけれど、古代人たちは、「死(死生観)」という問題に常に意識を向けて生きていたから、モノの豊富さにはこだわっていなかった。
 これは、古代エジプト人だけに限ったことではない。古代の時代精神とでもいうべき大局的な傾向である。このような“意識の違い”を自覚しないまま、古代史を理解しようとしてもまるで意味はない。
   《参照》  『神様につながった電話』 保江邦夫 (風雲社) 《前編》
            【ギリシャ:オリンピック遺跡の瞑想部屋】

 

 

【「ドゥアト」を再現したギザのピラミッド】
 重要なことに、その人の人生に関係するすべては、死後になってある方法で評価される。単純な善悪という評価ではありません。古代エジプト人は精神修養者であった。悪に染まりながら生き続けた人は、究極のゴールである霊魂の不滅、星になることが不可能です。(p.88)
 さらに重要なのは、古代エジプト人は死後の旅がどこで起こるのか明確な考えを持っていたことです。それは天空の特定の領域で起きる。その主役はオリオン座です。オリオン座はまた、古代エジプト人の最高の神、オシリスと同じです。オシリス神は、死者を審判し、霊魂の不滅を与えるものとされています。
 その特定の領域は、オリオン座のあたりを通る。ある意味、空のこちら側にオリオンがあり、空のあちら側に天の川銀河と獅子座がある。そしてその周りを半円で描くようにしたその全エリア、それが「ドゥアト」(Duat 冥界、死後に旅する世界)です。古代エジプト人がドゥアトを表現するとき、五芒星を書き、それを円で囲んだ。
 その特定の領域を、ギザのピラミッドという建築で地上に再現している。(p.91-92)
 「ドゥアト」は、王家の谷にあるトトメス3世の墓から発掘された古代エジプト人の死者認識について書かれた文献にある用語で、その書物は『ドゥアトにあるものの書』というらしい。
 あの世とこの世の中間状態をチベットでは「バルド」、エジプトでは「ドゥアト」、と呼んでいますが、まったく同じものを指しています。(p.213)
 チベットの死者の書 『バルドソドル』 については、中沢新一さんが書いている。
 中沢新一さんはチベット密教体験に基づいた「意識拡張」を示唆する人類史の先駆者だったと思っているけれど、御用学者たちが占拠している日本の学術界においては、常に辺境的な場所であしらわれてしまった感がある。

 

 

【古代地図に描かれている南極大陸】
 現代の文明に関するかぎり、南極大陸は200年ほど前の1818年に近代世界になってから発見されました。それより以前は、南極大陸の存在は知られていなかった。・・・中略・・・。
 しかし、もし14世紀、15世紀、16世紀から寄せ集められた地図を見てみると、不思議なことに、南極大陸が存在しているのを発見するでしょう。とてもはっきりした形です。現代に作成された南極大陸の地図と変わらないほど精密です。(p.134)
 この事例からだけでも、「古代文明は現代より劣っている」という認識は、明白な誤りであることが分かろうというもの。
 現代の地球支配者たちは、高度な古代文明の存在を人類に知られたくない。なぜなら、古代文明が高度であったことの根拠が、本書のタイトルに示されているとおりであることを、大衆が知ってしまうと、地球支配者としての既得権が維持できなくなってしまうからである。

 

 

【基本的な事実】
 氷河時代の終わりに氷が溶けて海面が120mも上昇したのは、基本的な事実です。2700万平方キロもの広大な土地が海によって飲み込まれました。ヨーロッパと中国を合わせたのと同じくらいの、ものすごい大きな領域です。それが世界中に広がって、海岸線地帯は最悪でした。(p.148)
 つまり、海面下120m以内に沈んでいる遺跡は、インド南部にあるクリマ・カンダム、与那国島の海底遺跡など、世界中にいくつも確認されている。ところが、この基本的な事実すら、まともに歴史で教えられていない。何故か? 先に南極大陸のコメントに示した理由と同じである。
   《参照》  与那国島海底遺跡と巨人文明の謎
         【驚愕】いまだ解明されていない世界の海底遺跡12選!見ると忘れられない謎の多い衝撃的な写真

 

 

【異次元に存在する知性】
 異次元に存在する知性からは、未来に関することも教えられる。マサテック族の報告では、この物理的な3次元世界から一歩外に出て、「霊的な世界」に入れば、そこは「すべてが現在」だ。「すべてが今であり、すべてが過去・現在・未来である世界」。それが死後の世界であり、3次元の私たちの現実と並行して存在する世界だ。(p.192)
 この記述と同じ臨死体験内容は、下記リンク著作に記述されている。
   《参照》  『受け入れの法則』 山川紘矢・亜希子/naho & maho (徳間書店) 《前編》
            【「聖なる真実を知る儀式」での目覚め】

 異次元に存在する知性が示す総体を一言で表すのは無理だけれど、坂本政道さんの著作を何冊も読んでいる人々なら、異次元に存在する知性が示す総体の全貌を理解できるだろう。
 本当の現実を把握しなければなりません。私たちを人間にしたもの、古代文明の高度な文化を出現させたもの、すべての知の起源は、「異次元、霊の世界、超意識世界」にあります。そこから切り離されたところで、世界は行き詰まったのです。一度傲慢の頂点から降りて、謙虚に学ばなければなりません。シャーマニズムを尊重するシャーマンから学ぶこと、古代文明が遺した文書の智慧から学ぶこと、私たちが知っていることなど何もないという態度が必要です。(p.212)
 人間として人生を全うしたいと思うなら、異次元世界について知らなければなりません。そしてそれを知りたいと思うならば、古代文明が遺したものを通してか、あるいは自分自身で異次元世界を直接経験するしかないのです。(p.213)
 自分自身で異次元世界を直接経験するには、2つの方法がある。
 実際に南米(合法地域)に行って、アヤワスカ(変性意識へ誘導する飲料)を飲んでみる。
 自宅に居ながら、ヘミシンク(特定の脳波を発生させることで変性意識へ誘導するCD)を使ってみる。
 他にもあるけれど、この2つが、一番手っ取り早い。