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 英語耳にするのが目的で企画されているCD付きの図書。日本語と英語の違いに関して重要な事実が書かれているから、それを書き出しておいた。読み物として有益なことが書かれている機能説明はわずかに18頁まで。2006年7月初版。

 

 

【言語によるパスバンドの違い】
 英語耳というのは、中耳の中にある聴覚レンズのようなもののピントを、英語のパスバンド(主音域)に合わせることができるということ。ご存知の方も多いと思いますが、英語は高周波の音声が多く含まれる言語です。
 一方、日本語は中周波から低周波の音が多い言語です。日本人が英語を聴き取れないのは、この優先周波数帯(パスバンド)が違うからです。(p.3)
 各言語の周波数帯を図にしたものを<上掲の写真>に取り込んでおいた。
 同じ言語でも英語と米語ではパスバンドが違っている。地場(産土力)によっているのである。
 フランス人やスペイン人は、日本人みたいに英語の聴き取りは得意じゃないことになる。
 ところで、日本語と英語は、帯域がまったく重ならない。地球上に存在する言語としては、まさに対極的特性を備えた言語同士であることが良くわかるだろう。
   《参照》   『ガイアの法則』 千賀一生 (徳間書店) 《前編》
             【経度0度と経度135度の文明的特徴】

 高周波音というのは、一波長が短いから、志向性は高いけれど包摂性は低くなる。
 つまり英語の波動特性は、英語は意志的で分離的な言語であることを示している。
 低周波音というのは、一波長が長いから、志向性は低いけれど包摂性は高くなる。
 つまり日本語の波動特性は、日本語は意志的ではなくむしろ情緒的であり、融合的ないし共生的な言語であることを示している。
 また、虫の声とか川の流れる音といった「自然の音」の多くは、おそらく中周波から低周波帯域に入るはずである。これらは日本語の周波数帯域に重なるから、日本人は「自然の音」を同じ言語脳で理解できるけれど、英国人には雑音に聞こえてしまうということの説明になるだろう。
   《参照》   日本文化講座⑩ 【 日本語の特性 】 <前編>
             ■ 日本語と日本人の脳の特異性 ■

 

 

【英語に慣れるには耳のチューニングが必要】
 パスバンドが重ならない言語だと、どうしても聴き取りづらいのです。耳に外国語の音声が入って来ても、母国語の主音域と違うので言葉としてキャッチできないのです。(p.6)
 まず聴覚特性を英語用にチューニングしないと、なかなか英語を聴き取れる耳にはならないでしょう。(p.8)
 チューニング(周波数を同調させる)という言葉が分かりづらい人には、「日本語用から英語用へと耳のピントを変える」といえば判り易いのだろう。

 

 

【高周波音のもつ驚くべき力】
 著者は聴覚セラピーをなさっておられるお医者さん。
 私の聴覚セラピーに初めて来られた方には、音楽療法の前に聴覚検査を受けてもらいます。・・・(中略)・・・。
 たいてい、病気の症状が重いほど、聞こえない音がたくさん出てきます。・・・(中略)・・・。特にアトピーやリウマチはストレスと相関関係があると言われていて、この傾向が顕著に現れていることがわかりました。
 私の聴覚セラピーセンターでは、聴覚のゆがみを直すために、主にモーツァルトの楽曲を使っています、モーツァルトを使うのは、彼の楽曲が高周波の音を多く含んでいるためです。
 この聴覚セラピーを受ける前と後で、患者さんに絵を描いてもらうこともあるのですが、殺風景な絵しか描けなかった人が、セラピーを受けた後に、カラフルで迫力のある絵を描くことが多くあるのです。思わず目を見張ります。私は高周波音が潜在的な生のエネルギーを導き出すのをこの目で何度も見てきました。(p.14)
   《参照》   『新世紀を拓くバイオメディア』 志賀一雅 (ジュピター出版)
             【音の周波数領域と脳の満足】
   《参照》   『温泉風水開運法』 光悠白峰 (明窓出版)
             【音楽の効用】

 

 

【聴覚セラピーの力】
 私が聴覚セラピーに可能性を感じるのは、このように耳を変化できるという点です。聴覚は、感覚器官の中でも唯一その能力をリセットできる器官なのです。聴覚以外の感覚器官、例えば視覚にも、味覚にも、触覚にも、このリセット機能はありません。聴覚セラピーはこの機能を生かした療法に他なりません。計り知れない可能性があると私は直感したのです。(p.14)
 音も振動の一種類だから、これからは振動医学の一部として総合的に人体治癒に用いられるようになるんじゃないだろうか。
   《参照》   『資本主義崩壊最終ラウンド』 船井幸雄 (徳間書店)
              【振動医学】

 孔子が「楽」を重要視していたのも、おそらくは波動としての音楽が人体に及ぼす効果を知っていたからだろう。日本においても神前で行われる「雅楽」があるけれど、「雅楽」は明らかに高周波帯域の音色に満ちている。ヒーリングミュージックは古代から祭政の場で必ず用いられていたのである。
   《参照》   『土曜神業録 1』 深見東州 たちばな出版
             【詩に興り、礼に立ち、楽に成る】

 

 

<了>