秩父三十四札所巡礼の旅・2日目 15番札所〜19番札所 | 仙台若林区小さなおうちサロン:AQUA”

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本来の自分に還る道
サロンAQUA”米沢英巫(まいさわえみこ)です
自分らしさを思い出し、あなたの光を解き放ちましょう!

秩父札所巡り2日目。

 

この日も朝から気持ちの良い快晴でした。

9時頃に宿を出発し、最初に向かったのは

第15番札所 母巣山 少林寺

秩父の町なかに佇むお寺です。

 

駐車場に車を停めて境内へ向かうと

表参道ではなく脇から

入るような形になりました。

山門は線路の方を向いていて

踏切を渡ると山門につつく階段。

町の暮らしのすぐそばにありながら

そこだけは静かな時間が流れているような

不思議な趣のあるお寺でした。

 

境内で特に印象に残ったのは

手入れの行き届いた美しいお庭です。

季節の彩りに包まれた空間は

とても心地よく

思わず足を止めて見入ってしまいました。

 

山門の前には

たくさんのダルマが奉納された場所も。

 

また、お堂前に立てられた

回向柱に施されていた

蓮の花の装飾も見事でした。

蓮は泥の中から美しい花を咲かせることから

仏教では清らかさや悟りの象徴とされています。

 

境内には、秩父の歴史を伝える

石碑も建てられていました。

秩父に限ったことではないけれど

その土地土地には

いろんな歴史が染み付いていて

永い年月を重ね、その痛みは癒され、

そこから学び、少しずつ成長して

年月が経つとまた忘れ去られ

同じ営みを経ながら

時代というものが創られていくのだなと

感じます。

その地に刻まれてきた出来事を

静かに語りかけるような佇まいに

平穏な今を生きていることに

ありがたいなぁという思いが

湧き上がります照れ

 

巡礼とは単にお寺を巡るだけではなく

その土地の歴史や人々の

暮らしに触れる旅でもある。

非日常の時を過ごしながら

我が人生とも重ね合わせて見ることができる。

鏡の法則とはよく言ったもので

見せられているものは

自分の内なる投影に過ぎないのかもしれない。

 

続いて訪れたのは

第16番札所 無量山 西光寺です。
こちらも秩父の街なかにある

札所のひとつです。

山門をくぐると

まず目に飛び込んできたのは

境内のあちこちに飾られた

さまざまな『書』でした。

静かな空間の中に

力強くも温かみのある文字が

額装されていたるところに飾ってあり、

文字が放つ落ち着いたエネルギーが

温かく、だけど凛とした空気感を

醸し出していました💕

 

 

本堂は江戸時代に建立されたものと

伝えられています。

 

こちらは札堂。

巡礼に来た方がお参りに来た証として

木製のお札を打ち付けたお堂。

古から連綿と続く信仰の深さを感じさせます。

 

 

そして、西光寺の大きな特徴のひとつが

こちらの回廊堂です。

ここには、四国八十八ヶ所霊場の

お砂踏みが設けられており

八十八体の御本尊が安置されています。

 

秩父にいながら四国遍路に

思いを馳せることのできる

ありがたい場所でした。

 四国八十八箇所もいつか必ず行く!

とゆかりさんと決めています飛び出すハート

 

 

そして

こちらもちょっと独特なお堂。

山門を入って左手、ひときわ目を引く

「酒樽大黒天」のお堂があります。

酒樽の上に屋根をのせた珍しい造りで

その中には酒樽大黒天と名付けられた

大黒様が祀られていました。

樽の中には、たくさんの名刺が挟まれていて

ビジネスの成功を願う人たちから

篤い信仰を受けているのが

すぐにわかるありがたい大黒天様です。

私も名刺を挟んで来ました💓

 

秩父の札所を巡っていて感じるのは

街なかにあるお寺であっても

ひとたび境内に足を踏み入れると

日常とは異なる静寂に包まれることです。

自然豊かな秩父の風土もあるのでしょうが

「ここだけ時間の流れが違う」と

感じるような

不思議な空気感があります。

 

ココロもカラダも

満たされていくのがわかる!

 

次に訪れたのは

第17番札所 実正山 定林寺

こちらも街なかにある札所ですが

染物工場の裏手を進んでいくと

その先にお堂が現れます。

 

境内には百観音の梵鐘が設置されており、

参拝者は鐘をつくことができます。

私も実際に鐘をつかせていただきました。

この梵鐘には、

百体もの観音様のお姿が

施されています。

静かな境内に響く鐘の音は澄み渡り

自然と気持ちが落ち着いていくのを感じます。

 

色褪せてはいるけど

創建当時は、それは見事な

お堂だったのでしょうね。

民家のすぐそばに佇むお堂は、

地域の人々の暮らしと信仰が

長い年月をかけて寄り添ってきたことを

物語っているようでした。

 

たくさんの言い伝えと共に

大事に次の世代に受け継がれてきた文化。

 

秩父札所巡りをしていると

山深いお寺だけでなく

こうして人々の生活のすぐそばに息づく

札所にも出会います。

特別な場所でありながら

どこか懐かしく、温かく、親しみやすい。

それもまた、秩父札所の

魅力なのだなぁと感じました。

このあたりを走っていて

『ちちぶ銘仙館』という

建物が目に入りました。

時間がないので立ち寄る事は

出来なかったのですが

帰ってから調べてみると

『秩父銘仙』という有名な

織物があったことを始めて知りました。

もちろん、銘仙は知っていたけど

秩父が銘仙の産地だったとは・・・。
しかも、崇神天皇の御代に

知々夫彦命が住民に養蚕と機織の技術を

伝えたことが起源とされているらしく

歴史も深い・・・。

世の中には、私が知らないことが

まだまだたくさんあります。

好奇心は、創造の種。

知っているから、と扉を閉ざしたり

思い込みで狭い世界に収まるのではなく

新しい扉を私はどんどん開きたい!

次回、再訪した折には

ぜひ拝観したいと思いました。

 

続いて訪れたのは

第18番札所 白道山 神門寺です。

国道140号線沿いにある札所のひとつ。

駐車場からすぐに境内へ入ることができ

こぢんまりとした親しみやすいお寺です。

 

本堂のそばにはお不動様を

お祀りする不動堂があり、

その向かいには蓮華堂があります。

コンパクトながらも

清々しい氣をまとった空間が広がっています。

神門寺は、もともとは

神社であったと伝えられています。

日本では古くから神様と仏様をともに信仰する

神仏習合の文化が育まれてきましたが

見えないものを敬い、信じる・・・。

それが神であっても仏であっても

変わることはない。

それが日本人独特の感性のようにも感じます。

 

こちらが蓮華堂。

 

本堂の周囲を巡ると

裏手には少し薄暗い回廊があります。

そこには、大日如来、千手観音、

文殊菩薩など多くの仏様が

祀られていました。

 

蓮華堂にもたくさんの仏様が集結!
とてもありがたい空間✨

心静かに一体一体の仏様に

手を合わせていく時間は

とても厳かで

今ココを味わう至極のひとときでした。

 

そして、神門寺で特に印象に残ったのが

ニコニコ地蔵尊との出会いです。

お地蔵様の真言は、

「オン カカカ ビサンマエイ ソワカ」

ですが、ここでは

「オン ニコニコ ハラタテマイゾ ソワカ」

と、親しみやすく唱えましょうと

石碑に刻まれていました。

「怒らないで、ニコニコして過ごそう。」

そんな優しい教えが

込められているのでしょうね。

ゆかりさんと二人で、

「オン ニコニコ ハラタテマイゾ ソワカ」

と唱えながら

思わず笑顔になりましたニコニコ

 

本堂の彫刻も素晴らしい✨✨✨

見るもの、聞くもの、触れるもの

すべてが新鮮で美しさを感じられる

魂の旅✨✨✨

 

巡礼の旅というと

どこか厳かなイメージがありますが

こうして自然と笑顔になれる時間があるのも

札所巡りならではの魅力なのかもしれません。

 

仏様とのご縁をいただきながら

人として大切な「穏やかな心」についても

教えていただいた

そんな温かな参拝でした。

 

蓮華堂に隣接した休憩所に

かつての武甲山の変化を写真に収めたものが

展示されていて、とても興味を惹かれました。

 

変わりゆくもの

変わらないもの

 

私たちは時代の流れを生きている。

そんなことを思ったり…

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続いて訪れたのは

第19番札所 飛淵山 龍石寺。

こちらも秩父の街なかにある札所ですが

これまでとは少し趣の異なる

とても印象深いお寺でした。

 

 

境内に入ってまず目を引くのは

本堂が建つその足元。

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なんと、本堂は巨大な岩盤の上に建てられているのです。

一枚岩の大きな岩。

境内のあちこちに岩肌が露出していて

ちょっと今まで見たことないかもびっくり

 

実際、この岩には古くからの伝説が残されており、

『観音霊験記』にも記されています。

 

こちらは撮影OKでした!

 

ありがたいですラブラブ

 

その昔、天皇の御代に大干ばつが続いた際、

弘法大師が雨乞いの祈願を行いました。

すると、弘法大師が以前に刻んだ御本尊が

京都から飛来し、この地の大岩が二つに割れ、

その中から龍が天へと昇って雲を呼び、

恵みの雨を降らせたのだそうです。

その雨によって五穀豊穣がもたらされ、

人々は救われたと伝えられています。

そして、この「龍」と「割れた岩」の伝説が、

龍石寺という寺名の由来になったともいわれています。

弘法大師の逸話は日本各地にあるけれど

毎回、スーパーマンやな・・・と度肝を抜かれる照れ

壮大な伝説に思いを馳せながら、

露出した岩盤を眺めていると

自然の力と人々の祈りが重なり合う

特別な場所であることを感じました。

 

また、境内には三途婆堂もありました。

三途の川の渡し守として知られる奪衣婆

その兄、冥界の王である閻魔大王

そして「なで仏」として親しまれている

びんずる尊者の三尊が祀られています。

 

「三途婆(さんずば)って、なんだかバーの名前みたいだよね。」

そんな話をしながら笑い合ったのも

今となっては楽しい思い出です。

 

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さらに、境内にはルンタも飾られていました。

 

風に揺れるその姿を見つけて

「あっ、ルンタがある!」と

嬉しそうな様子のユカリンダラブラブ

巡礼の道中では、

こうした小さな発見や喜びを

分かち合えることも、

大きな魅力のひとつだと感じます✨

 

こちらでは散華が販売されていたので

記念に購入しました。

散華とは、仏様へ花を捧げることに由来する

蓮の花びらを模した紙片で

法要などでも用いられるものです。


大地の力強さを感じる岩盤、

龍の伝説、そして仲間との何気ない会話。


龍石寺は、厳かな空気の中にも

温かさと親しみやすさを感じられる

心に残る札所となりました。


あの世に行く時、

三途婆に会えるのかな😊

そんなことを思いながら

次の札所は向かいます。