南桂子生誕100年記念展 きのう小鳥に聞いたこと | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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2年ぶりに、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションへ。

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション   アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション



前回訪れたのは、 “浜口陽三生誕100年記念展” の時でしたが、

今回訪れたのは、その浜口さんの妻である南桂子さんの生誕100年記念展。


“南桂子生誕100年記念展 きのう小鳥に聞いたこと

 ―谷川俊太郎、蜂飼耳、文月悠光、三詩人の詩とともに―


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-南桂子展



3月21日まで、こちらのミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションで開催された後、

生誕100年記念 南桂子展は、美術館「えき」KYOTO、高岡、吉祥寺、佐倉、館林と、各地を巡回するそうです。

全国の皆様、しばしお待ち下さいませ。



さてさて、


みなみけ(1) (ヤングマガジンコミックス)/桜場 コハル

¥560
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“ 『みなみけ』 は知っているけど、南桂子は知らないよ”


という方のために、簡単にご紹介を。


南桂子 (1911~2004)は、戦後になってパリとサンフランシスコで活躍した銅版画家。

夫の浜口陽三も、同じく銅版画家ですが。

彼の場合は、メゾチントという手法を用い、

南桂子は、エッチングという手法を用いています。

大枠は似ているが細部は違う。

夫婦とは、かくなるものなのかという気がします。はい。

ぐるりのこと (新潮文庫)/梨木 香歩
¥420
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『ぐるりのこと』 の表紙絵に採用されたり、

ニューヨーク近代美術館やユニセフのカードに採用されたり。

日本だけでなく、世界中でも、彼女の作品は愛されているのです。


代表作は、

ボヌール/南 桂子
¥2,940
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こちらの彼女の作品集の表紙も飾っている 《子犬と花束と犬》
今回の美術展でも、もちろん展示されています。
少女に漂う独特のアンニュイな雰囲気は、

どことなくルミ姉や、


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-ルミ姉
『ちびまる子ちゃん』 に登場する野口さんに通ずるような…クックックッ…



僕が一番好きだった 《林》 をはじめ、

(作品画像は、こちら

南桂子の作品には、どれもオシャレな可愛さがありました。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-南桂子展



何となく森ガールが好きそうな気がしました (←勝手なイメージ)

Afternoon Teaあたりに、

これらの作品のグッズが置いてあっても違和感は、きっと無いです (笑)


楽しげだけど、寂しげで。

寂しげだけど、温もりが合って。

壊れてしまいそうなくらい繊細な線と、

どこか懐かしさを感じるような色合いが、彼女独特の不思議な世界を築いていました。



今回の美術展では、このような南桂子の作品が、

銅版画、油彩、ドローイングと合わせて約60点ほど展示されています。

しかも、ただ展示されているだけでなく、

南桂子と交流のあった谷川俊太郎さんの詩や、

蜂飼耳さんと文月悠光さんが、南桂子の作品に合わせて書き下ろした新作の詩とのコラボの展示。

ただでさえ、メルヘンチックな南桂子の世界に、

詩が合わさることで、さらにメルヘン度がパワーアップしていた気がします。

星

詩も、森ガールが好きそうなので、

森ガールにオススメです (←また勝手なイメージ)



ちなみに、観賞後には、美術館のカフェにて。

南桂子の作品をモチーフに、特別に作ったクッキーが食べられるそうです。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-南桂子クッキー



クッキーも、やっぱり森ガールが好きそうなので・・・以下略。





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