かなり前から気になっていた美術館へ、ようやく足を踏み入れてきました。。
降り立ったのは、後楽園。
東京ドームを背にして、千川通りをまっすぐと進みます。
もうお目当ての美術館は、
この写真の中に写っているのですが、皆様おわかりになりましたでしょうか?
正解は、赤い○で囲んだ部分。
離れたところから見ると、わかりづらいですが、
近づけば、さすがに美術館がこのビルにあることはわかります。
では、早速ビルの扉を開けましょう。
かつて経験したことのない美術館へのアプローチが、逆に斬新です (笑)
さらに、思わず目に入ってしまった謎の煮干しが、またまた斬新です (笑)
エレベーターで5階に上がると、何となく病院のようなイメージのある受付が。
所狭しと飾られた美術展のポスターを見て、
ここが美術館であるということが、やんわりと認識できました。
そして、展示ケースに飾られた浮世絵の数々を観て、
ここが美術館であるということが、ようやっと認識できました。
さてさて、こちらの礫川浮世絵美術館。
館長は、元バイオ研究者という異色の経歴を持つお方。
アメリカの研究留学していた際に、
シカゴ美術館で観た浮世絵にカルチャーショックを受け、浮世絵に興味を抱き、
ついには、浮世絵の美術館を自分で作ってしまうまでになってしまったのだそうです。
そんな浮世絵愛溢れる館長が、
自らの目で納得した浮世絵だけが、美術館のコレクションとなっているのだとか。
今回の浮世絵展は、そんな館長自慢のコレクションの中から、
珠玉のコレクションだけを厳選して展示したベストofベストなコレクション展。
これは、行くしかないですね!

ただし、前期は、今月25日まで (紹介が遅くなって、すいません
)
後期は、2月1日~25日までです。
それでは、前期の見どころ作品を、
僭越ながら、僕が、さらに厳選してご紹介。
ベストofベストofベストです (←?)
何と言っても、今回の目玉作品はこちら↓
喜多川歌麿の 《歌選恋の部 あらわるる恋》
館長の一押し作品でもあるそうです。
今まで、浮世絵美人に、そこまでセクシーさを感じたことはなかったですが。
この女性から立ち上るような妖艶さは、
そこら辺の生身の女性以上ではないでしょうか。
うなじの上に、ほつれた髪がくるくるっと。
何と言うか、エロスを感じます。
さらに、左手の指使いにも、エロスを感じます。
さらにさらに、髪の生え際の美しさにも、エロスを感じてきました。
ここまでくると (←?) 、 “歌麿筆” というサインの流れるような字の体にもエロスを感じてきました。
続いて、東洲斎写楽の 《二世坂東三津五郎の石井源蔵》
写楽と言うと、大胆なディフォルメこそが魅力なイメージでしたが。
この作品に関しては、髪の毛の描き方の細かさに、目を惹かれました。
生え際までバッチリです。
(↑アートネイチャーのCMのコピーみたいになってしまいましたw)
お次は、北斎の師匠・勝川春章の 《東扇 文を読む三世瀬川菊之丞》
扇への絵の配置が、何とも大胆な一枚。
注目したポイントは、女性の着物の柄。
まるでバーバリーのようなチェック柄です。
こんな赤いチェックが似合う日本人は、
この浮世絵に描かれた女性か、AKB48くらいなものです。
ラストは、 「へぇ~、こんな浮世絵もあるんだ」 と驚かされた変化球的な作品。
歌川豊春の 《浮絵 紅毛フランスカノ伽藍之図》
(注:こちらの画像は、礫川浮世絵美術館のではありません)
江戸時代にも廃墟マニアがいたのでしょうか。
しかも、よりによって、ワールドワイドな廃墟です (笑)
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