正座ができないホントの理由 | まなブログ

まなブログ

脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

コンドロイチンを飲む前に。




行ってまいりました。

徳島市の『Bliss Garden 』です。

笠原理歩子 さん主催の経絡ストレッチセミナー×2日間。



「正座ができないんですよね。」


と、参加者のKさん。


胃経のポーズ。

正座に近い状態から、後ろに寝転びます。


どうやら、以前、事故に遭われてね。

それ以来、ずっと。



「膝のどのあたりが痛みますか?」


「前側ですね。」


「なるほど。」


大体の見当がつきました。

事故の影響だけではありませんね。


「右の太ももの前側がね。」


「はい」


「パツパツに張るんです。」



さらに、確信(笑)

では、答え合わせを。


脈を取りながら、ツボをチェック。

・・・やっぱりね。


「左足を伸ばして座ってください。」



太ももが張ってるのは、右足だけどね。

脈で反応があったのが左側。


足の甲にある「陥谷(かんこく)」というツボ。

過去記事 でも登場しましたね。



赤色の部分が候補地。

親指を立ててね。

皮膚に垂直に押してみてください。


順番に探ってね。

一番ズンと響くところ。

結構、個人差があります。



「あっ、ココですね。」


陥谷、発見。


「ギャーーー。」


Kさん、魂の叫び(笑)

ギャートルズもビックリ。


まあ、ほとんどの方はね。

痛いと思いますよ。



同じく足の甲にある「衝陽(しょうよう)」。

2つのツボに親指の腹でソフトタッチ。


経絡の向きに沿ってね。

軽く皮膚のあそびを取ります。


後は、意識をどぅる~んとさせるだけ。

勝手に気が流れます。



「右の太ももの張りはいかがですか?」


「あっ、ゆるんでます。」



でしょうね。



「では、もう一度、正座をしてみてください。」



恐れおそる座られるKさん。


「・・・はっ、座れます。」



さて、問題です。

この陥谷は、何の経絡のツボでしょう?


「まなブログ」をいつもご覧頂いているあなた。

簡単でしたね。


そう、胃経です。



胃の経絡の通り道。

おでこから始まってね。

カラダの前面を降りてきます。



図では、左半身だけですが。

経絡は、左右対称にありますからね(笑)



下半身ではね。


そけい部→太ももの前→スネの外→足の甲


を通過します。


ぶつけた記憶もない。

激しい運動をした記憶もない。


なのに、この通り道に筋肉の痛みやひきつりが生じる。

胃経が怪しいですね。



Kさんもね。

事故の影響だけでなくね。

胃に負担をかけておられます。


簡単に云えば、「食べ過ぎ」。

「諸々」の所見からね(笑)


膝の前側が痛い方。

太ももの前側がパツパツに張る方。

結果、正座できないって時はね。


コンドロイチンを飲む前にね。

食事の量を減らしてみる。


ほとんどの方はね。

正座がしやすくなるはず。


関西出身のエンターテイナー、Kさん。

虎舞竜の『ロード』も顔負け。

どこまでも続くレビュー記事は、こちら




同じくHさん。

フィットネスのインストラクターさん。


左膝の内側が痛い。


かがまなくてもね。

立っているだけで違和感あり。


はい、これも同じ。

食べ過ぎ&甘いモノの摂り過ぎ。


胃の親分。

脾経(ひけい)。



膝の内側を通っています。


ついでに、足の親指の内側も通ってますからね。

外反母趾も原因は同じ。

靴のせいじゃないですよ。

詳しくは、過去記事 をどうぞ。


胃で消化したものをね。

吸収して、血となし、肉となす。


また、血をコントロール。

婦人科疾患にも大きく影響。



脈でツボをチェック。

これも反対側の右足のツボ。

脾経の公孫(こうそん)、陰陵泉(いんりょうせん)。


同じく親指でソフトタッチ。

経絡の向きは、胃経と逆。


皮膚のあそびをとってね。

意識はどぅる~ん。


経絡に気が流れます。


気が流れるとね。

ツボに触れる親指の腹にね。

ゴリゴリやスジスジの感触が消えるんです。


Hさんは、2分くらいで。



「はい、立ちあがってみてください。」


「・・・あっ、違和感がなくなりました。」


いくら牡蠣が好きでもね。

一度に83個も食べたら、膝も痛くなりますよ(笑)



じゃあ、脾経&胃経がひきつるのはね。

食べ過ぎだけが原因か?


ここからは、自説ですよ。

東洋医学の本にものってません。


脾経&胃経はね。

食べて、消化する時だけでなくね。


その前の段階からね、

反応すると考えています。

つまり、獲物を探したり、果実を採取したり。


もうすぐ胃袋に食べ物が入ってくるでしょ。

だったら、胃液を出して、準備しないと。



拡大解釈するとね。

手を広げて、腕を前に伸ばす。


何かを「つかみとろう」という動作。


で、その手を口や胸元に。

自分に「取り込む」動作。



この動作をする時。


もしくは、その動作を


「意識する」


時。


脾経&胃経が反応するのではと。

反応=緊張ね。

お仕事するから。



で、さらに拡大解釈するとね。

つかみとって、取り込むのはね。

食べ物だけじゃないかもと。


お金、地位、名誉。


達成したい目標。

欲しいモノ。

関心を惹きたい相手。


意識の在り方はね。

同じじゃないですか?

食べ物をつかみ取って、取り込む時と。


「手に入れる」


って云うものね。


生命レベルではね。

区別してないんだろうな~。



これらを常に欲する意識。

つかみとる。

取り込む。


脾経&胃経が緊張してね。

ひきつりやすくなります。



正座ができない。


カラダが発するメッセージ。

真意はそんなところにあるのかも。



では、今宵はこのあたりで。