それは靴のせい? | まなブログ

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大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

そのケーキが原因かもしれませんよ。



昨日の続きですね。


外反母趾。


今宵のテーマです。



この記事をご覧頂けるということは。

あなたも曲がってしまいましたか、足の親指?

女性は、半数以上の方が曲がっていらっしゃいますよね。


それに対して、あなたはどうされましたか?


靴を変えた?

サポーターや矯正グッズ?

整形外科で手術?


で、治りましたか?

元に戻ってきませんでしたか?



東洋医学では、これを脾の経絡(けいらく)の変動ととらえます。


経絡って、気が流れる川みたいなもの。

「経」が縦。

「絡」が横。

縦横無尽にカラダ全体を網羅しています。


脾の経絡を略して「脾経(ひけい)」って言います。


脾の働きとして、消化吸収の親分だと申し上げましたね。


もし、胃腸に負担をかけ、脾の働きが低下してきたら?

脾経のルート上に変化が表れやすくなるんです。


この脾経ですが、足の親指の内側から始まっています。

そのまま、内くるぶし→すね→ももの内側をのぼっていきます。


例えば、膝の内側なんかも脾経のルート。

女性で膝の内側が痛いとおっしゃる方。

たいがい脾経の変動です。

甘いモノの食べ過ぎとかね。



実は、脾を元気にする食べ物って、「甘い」味。


甘いといっても、本来は穀物をかみしめた時に出るほのかな甘さ。

精白した砂糖のはっきりした甘みは、ちょっときついかも。


甘いモノで元気になるのも脾。

でも、摂り過ぎて影響が出るのも脾。


別に甘いモノだけじゃなくてもね。

とにかく胃腸に負担をかけ続けたら、脾は弱ります。



弱って、本来の働きができないヘロヘロの状態。

これを「虚(きょ)」と言います。


逆に、昂ぶってエネルギーが過剰な状態。

これを「実(じつ)」と言います。


外反母趾はね。

脾が虚している「脾虚(ひきょ)」の表れなんです。


実は、足の親指には、もうひとつ経絡が流れています。

反対の人差し指側ですね。

「肝経」です。


肝は、昂りやすい性質を持っています。

で、引っ張るのが好きなんです(笑)


脾経が虚してゆるむと、肝経が内側に引っ張ってしまいます。

だから、親指が内側に曲がってしまうんですね。

人差し指の上に乗っかってる方もいらっしゃいますね。



で、左右両足の親指とも曲がってますよね。

でも、両足に施術しないんですよ。


「虚」の側と「実」の側があります。

「虚」の側に施術します。


昨日の「陰陵泉」というツボをチェックしてもいいですね。

虚側はお肉が痩せこけて、ズンと重く響く鈍痛が味わえます。



で、セラピストの方。
ついでにココもチェックしてください。


ツボでいうと、「太白(たいはく)」から「公孫(こうそん)」にかけて。

距離が近いので、虚してくぼむと、くっついて溝になります。


写真の青いところに骨があります。

人差し指で骨をなぞってみましょう。

足先方向からね。


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脾経が虚している方は、溝になっていませんか?

お肉が痩せこけてしまって。

赤いゾーンです。

骨の縁および少し下あたりですね。



また、見た目は大したことなくてもね。

指でなぞったら、思いっきりくぼんでるってことも。



これも左右差があることでしょう。


より溝が深い側に施術します。


脾経がうまく補えれば、溝は浅くなります。

はい、施術後すぐに。

皮膚にハリとツヤが出てきます。



セラピストでないあなた。


とにかく胃腸をいたわるしかありません。


でも、何かしたいですか?

じゃあ、千年灸でもされてみてはいかがですか?


オススメは「公孫(こうそん)」ですね。

写真の黄色い○あたり。

骨の際です。


ちょうどカーブしている内側あたり。

骨に向かって斜めに押すと鈍く響きます。


そこに千年灸をやってみてください。

2~3回やっても大丈夫。

全く熱を感じられないようでしたら、熱を感じるまで。


水ぶくれにならないようにソフトなタイプでおためしください。

熱いのをガマンする必要はないですからね。



そうそう、ついでに足の裏をみてください。

経絡の流れが滞っているとね。

足の裏にタコやウオノメができやすいんです。


足の親指は、脾と肝。

足の人差し指と中指と薬指の内側までが胃。

足の薬指の小指側が胆。

足の小指が腎・膀胱。


外反母趾のあなたなら、このあたりにできてませんか?


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タコやウオノメ。

一歩手前で角質化していたりね。


それは、ここがルートである脾経や胃経が滞っている証拠。



そう言えば、私のいとこもウオノメできまくりでした。

歩くのが痛くて仕方なかったようです。


とうとう整形外科で削ってもらいました。

でも、しばらくすると、また復活。


相談を受けて、棒灸 を続けてもらいました。

1か月でウオノメがかなり小さくなったようです。

歩くのも問題なしとか。


でも、最近、また大きくなってきたそうです。


彼女の場合。

夜中のチーズと赤ワインのがぶ飲みをやめないとムリでしょうね(笑)



そうそう、シミやホクロも同じ。

何でも適当にできるんじゃないですよ。

すべてカラダからのメッセージですから。



東洋医学に興味をお持ちのあなた。

ツボより先に経絡を覚えてください。

そのルートを。


○経がカラダのどのあたりを通っているのか?

そのルート上に何か変動が出ていないか?

筋のひきつりや色素沈着、産毛が濃いとかね。

それだけでもかなり役立ちますよ。



ということで、外反母趾が気になるあなた。


グルメを楽しまれるか?


美しい足を取り戻されるか?


どちらでも人生は楽しめます。

ご自由にお選びください(笑)



では、今宵はこのあたりで。