「反魂香」から見るお龍の心。
大河ドラマ「龍馬伝 」で貫地谷しほりさんが演じた千葉さな子(佐那)。
さな子さんは千葉道場という由緒ある家に生まれ、礼儀重視の剣道を中心にして規律正しい育ち方をしてきていると思われます。
「千葉さな子の人生をどう思いますか? 」でいろいろと書きましたが、琴、剣道、薙刀、鍼灸などを免許皆伝まで極めるとなると、ゆっくりと生きられたとは思えません。
龍馬とは婚約したとも言われていますが、最後まで結婚せずに龍馬の事を思って生き抜いた人を悪いようには思え様もありません・・・と私は思っているのですが・・・。
さて、そんなさな子さんをお龍さんはどう言ったのでしょう。
お龍からみれば自分の世界を崩されかねない女性に対して安穏としていられるとは思えません。
さな子さんの事はどう言う反応だったのでしょうか。お龍さんは「さの子」と呼んでいたようですが・・・。
千葉周作の娘さの子は、親に似ぬ淫奔女(いんぽんおんな:淫乱)であったそうです。肩揚の跡もまだ鮮やかな時分から(肩揚-かたあげ:背の低い子供の着物の長さをあわすために肩の部分を縫い上げた部分)門弟の誰彼にに心を寄せて付け文をしたり、あたりに人がいないと年の若い優男をつかまえて口説いたり・・いやもう箸にも棒にもかからに女で、それがまた美人なので師匠の目をかすめても時には夜を共にする者もあるでしょうが悪女の深情けと言うのでしょうか我がままで腕力が強くてそれでいて嫉妬深いものですから、皆が逃げ回っておりました。
ところが龍馬が周作の門弟になった時、早々付け文をされたので龍馬も呆れ返って出来るだけ顔を合わせない様にしていました。後に同士の人が集まった時に「いやもう私は天下に恐れる敵は無いが、彼女には閉口した」と頭を掻いて苦笑したそうです。
とまで言う始末・・・。
なんだか怖くもありますねぇ。
この記事を書いた筆者はさすがに驚いた様で
「千里の駒」には周作の娘が非常の美人で、龍馬が思いをかけた様に書いてありますが、それならば余りにも話がかけ離れすぎており・・・誰かご存知の方は教えてください」
と書き足しています。
それにしても、お龍のなんとも凄まじい口撃ぶり。
余談ですが先日大阪のとあるマーケットで買い物をしました。レジに並ぶと私の前にいた女性がカートをレジの前に置き去りにして帰ろうとしていました。私はビニール袋に詰め込んでいる女性にカートを指して(これ…)と目配せしましたが無視。
私はカートが邪魔でレジを通れません。いつまでも知らん振りの女性にだんだん腹が立ってきてカートをその女性に向けて転がして「忘れもんや、持って行けよ」と言いました。すると
「何やて、そんな恐い顔して大きい声出さんでもええやないかぁ、カートが見えんかったんや!せやのにそんなこと言わんでもええやろう。せいるfほえほくおえhfろq8えgfほえ・・・・・」
あまりの剣幕に流石の私もたじたじ。(笑)
(ほんまに大阪のババアはどうしょうもないのお・・・)
っと、声に出す勇気も無くさっさと退散させていただきました。その時になぜか頭に浮かんだのがお龍。
困ったなぁ・・・だんだんお龍のイメージが・・・・。
それだけお龍の竜馬に対する気持ちが凄かったのでしょうね。けれども、最後まで龍馬を思って一人で行き続けたさな子さんの気持ちも、お龍に勝るとも劣らぬものがあったのでしょうね。
もし龍馬がさな子さんと結婚していたらどうなっていたでしょうか、運命は変えられなかったでしょうか。
「反魂香」には西郷隆盛の怒りも載っていました。
最終回へ続く。

