カモミールローマン Chamaemelum nobile
(Chamai=地面の低い所で)
(melon=リンゴのように匂うもの)
(nobiles=高貴な)
Anthemis nobile
(高貴な花)
和名:ローマカミツレ
科:キク科
ノート:ミドル
抽出部位:花または全草
抽出方法:水蒸気蒸留法
主成分:アンゼリカ酸イソブチル、アンゼリカ酸イソアミル、アンゼリカ酸メチルアリル(エステル類=鎮痙作用、神経バランス回復作用、鎮静作用、抗炎症作用、血圧降下作用)、ピノカルボン(=ケトン類)、リモネン、α-ピネン(=モノテルペン炭化水素類)
五行:木
使用頻度:★★★
スキンケア:★★★
甘くフローラルで、リンゴのようなフルーティな香りは、やさしい安心感に包まれたいときにお勧めです。幼児にも使用可能で、、私の中では母のようなイメージもある香りです。
初めてのクライアントさんには特によく使う精油のひとつです。強いストレスを抱えていた方、そして皮膚の状態も心配な時に、キク科のアレルギーがなければ選択します。トリートメント後、涙を流す方も多くいらっしゃる精油ですね。これはおそらく、力が抜けて安心したことで、抑圧されていたものが流されるのかもしれませんね。また、東洋医学的に『肝』に強く働く精油ですから、ストレスや、ストレスからくる月経のトラブル、不眠、痙攣性の諸症状などにもいい仕事をしてくれます。
皮膚の症状にもお勧めです。成分的にはカモミールジャーマン(ブルーカモミール) の方が、痒みなどの炎症を抑える働きが強いと思われますが、香りのよさではローマンの方が断然人気があります。高齢者のスキンケアにも非常に喜ばれます。私はこの場合、ラベンダー真正 や、ゼラニウム 、ベルガモット (光毒性に注意!)などとブレンドすることが多いです。
カモミールローマンは、古代エジプトの時代から神に捧げる薬草として用いられたそうです。花の中央部の黄色は太陽のシンボルとして、聖なる植物としてあがめられていたとか。
ジャーマンよりも大ぶりで葉に毛も多い多年草です(ジャーマンは一年草)。
バッチの考え方を参考にすると、繊毛が多い植物は、周囲の状況に敏感に反応するタイプの人に適応するのだとか。カモミールローマンは、そういった波動を持っているかもしれません。周りの状況に常に気を配る方、敏感に反応して考えすぎてしまうときにもいい香りでしょう。
カモミールジャーマンは中央の黄色い部分が隆起して花弁が反るような花をつけますが、ローマンはそれに比べると平坦な形状となります。花が咲いていない時は地面を這うように生え、また葉にも精油成分をたっぷり含むため、香る芝生として利用されることもあるのだとか。踏まれてもよく育つ生命力からでしょうか、花言葉は『苦難に耐える』です。頑張りすぎたときにも、是非使って欲しい香りです。
ジャーマンは花のみから精油を採取するのに対して、ローマンはメーカーによっては全草から採取するため、ジャーマンより安価な傾向にあります。が、それでも結構なお値段はします・・・が、1滴が非常に強く香り、作用しますので、持っていて損はない精油のひとつですね。
ちなみにプラナロムは花から採取されています。
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また、美白作用も期待されている精油のひとつですが、効果のほどはいかほどでしょう(笑)日焼け後は、ラベンダーと合わせて使うといいでしょうね。この場合は、精油はもちろんですが、ハーブウォーターもお勧めです。
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