カモミールジャーマン Matricaria recutita
(matrix=子宮) (反りかえる)
(新鮮・新しい肌)
科:キク科
ノート:ミドル
抽出部位:花
抽出方法:水蒸気蒸留法
主成分:ビサボロールオキサイドA(=抗炎症作用、鎮静痙作用≪酸化物類≫)、tarans-β-ファネッセン(セスキテルペン炭化水素類=鎮静作用、抗炎症作用)
特徴的がある成分:カマズレン(=抗アレルギー、抗ヒスタミン、抗炎症作用、鎮掻痒作用、皮膚組織再生作用≪セスキテルペン炭化水素類≫)、αービサボロール(=ホルモン様作用、鬱血除去作用、強壮刺激作用≪モノテルペンアルコール類≫)、
五行:木
使用頻度: ★☆☆
スキンケア:★★★
キク科の一年草の花から抽出された精油です。一般的にカモミールティとして親しまれているのは、このジャーマン種です。ジャーマン地方が原産、と考えてよいと思います。
精油の蒸留過程で、カマズレンという成分が発生し、このカマズレンがインクの濃いブルーのような色をしていることから別名ブルーカモミールとも言われます。
試香紙に精油をつけてみました。
う~ん、これは開封してから2年近くたつので
少し痛み始めたブルーカモミール
メーカーにもよりますが、このように濃いインクブルーをしているというのも、この精油の特徴。キャリアオイルに希釈すると、薄いブルーになりますから、フェイシャルマッサージに高濃度で使用すると怪しいかもしれません![]()
さて、このブルーの色をしたカマズレンという成分。大変高い抗炎症作用を持っています。
ですが、最近ではカマズレンよりもビサボロール(またはビサボレン)の方が抗炎症作用が優れているのではないかと言われているようです。
いずれにせよ、この精油は皮膚のかゆみ、炎症には大変いい仕事をしてくれることで知られています。ただし香りは干し草にアニマル調の香りが混ざったような、独特な芳香のため、カモミールローマンのように多くの方が好む香りではないようです。
これは、昨年、畑に雑草として生えていたカモミールジャーマン。
キク科の植物の特徴のひとつのようですが、カモミールは、花弁一枚がひとつの種になり、また中央の黄色い部分も小さな種の集合体なのだそうで、一本の茎に咲く一輪の花から、それはそれは多くの種が飛散するため、どんどんと繁殖するという生命力を持った植物です。
繁殖力は強力ですが、精油は蒸留によって収油しにくいのでしょうか、お値段は張る精油のひとつでもあります。特にジャーマンは花からのみ精油を抽出しますので(ローマンは全草より抽出)、ローマンよりは高価なメーカーがほとんどだと思います。
私のクライアントさんでは皮膚の弱い方のスキンケアでは、ハーブウォーターの方が人気があります。
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花粉症の時期は、目に使うと、かゆみが和らぎます。ただし、この利用法は、品質が確かなハーブウォーターのみでしかお勧めできません。(精油は粘膜には使えません
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