ブーム再来?乾くるみ「イニシエーション・ラブ」の巻 | カフェときどき読書

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松田翔太×前田敦子で『イニシエーション・ラブ』映画化! 監督は堤幸彦に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141015-00000171-mycomj-ent

ヤフーニュースで先日見かけたこの記事。
本が発売されたのって、結構前。
ベストセラー!と大々的に出ているわけではないんだけど
芸能人が紹介していたりして
時々ぽっと書店で平積みされているのを見かける。
それが今度は映画化、
息の長い小説だなあ。

この本について、昔書いた文章。
【My Recommend】イニシエーション・ラブ/乾くるみ

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酸いも甘いもかみ分けたオトナのSoL読者なら、1つや2つはあるだろう。
イニシエーション・ラブ=通過儀礼の恋。
彼以外の男なんてもう一生出会えない!と思っていたあの夏、なんて。

1980年代、ドラマ『男女7人夏物語』が流行っていたころ。
大学生の「僕」は合コンで知り合った「マユ」とつきあいはじめ、
深い関係になるものの、就職で遠距離恋愛になってしまう。
SIDE-A、SIDE-Bと2章に分けられた目次(しかも各項タイトルは当時の流行曲名)、
当時の風俗など、80年代を知っている30代以上の人にとっては
懐かしく感じるキーワードが随所に。
テレホンカードの度数を気にしながらかける長距離電話、
高級ホテルでのクリスマスディナーなど、今の10~20代には想像つかないだろう。
一途で、甘ったるくてほろ苦い青春ラブストーリー。
あまりにコテコテの展開で、途中、かったるくなる人もいるかもしれない。

が、なんとか我慢して最後まで読んで欲しい。
「え?????」
ラストから2行目はまさに「大・どんでん返し!」
(懐かしいな~元ネタわかりますか?)

SIDE-Bに入り、時々違和感を感じる部分は確かにあった。
ネタバレスレスレの文庫本解説、
80年代の用語解説集に助けられつつ再読すると
「ああっ!」「うそっ!」「そうだったの!?」。
一度仕掛けに気づけば、宝探しのように出るわ出るわトリックが。
伏線の張り方がとにかく見事。
眠気もふっとび、続きが気になって仕方がなくなるに違いない。

出版当時は「驚愕のミステリー」として話題を呼んだこの作品、
評価は分かれているものの、謎解きサイトまでつくられているほど
(ネットで検索すれば出てきます)。

そして2度目を読み終わった印象は、まったく異なるに違いない。
本当に怖いのは、男?女?

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イニシエーション・ラブ (文春文庫)/文藝春秋
¥626
Amazon.co.jp

本の値段が変わっていたので
リンクを張り替えました(笑)
これを書いたのが2009年。もう5年前になるのか!

この文章が掲載されていたのは
BlogMagazine-SoL -『ソル』-ママ&ワイフを楽しむおんなたち

「結婚も出産も仕事も全力投球!
女の「生きる」を徹底的に楽しむおんなたちのメッセージ発信ブログ」
がサブタイトルで
札幌在住の30代のバイタリティあふれる才女たちが
2007年に立ち上げたブログマガジン。
女の生き方からおすすめカルチャー、創作小説に下ネタ(!)まで
ジャンルは幅広く
今見返してもなかなか読みごたえのあるコンテンツだなあと思う。
主力メンバーさんたちの出産などを機に、2010年に惜しまれつつ休刊。
みなさん結婚していたり本業があったり、
忙しい合間を縫っての執筆、編集。
よくやっていたよなあ。

初期のころはこちら。
SoL -ソル- ママ&ワイフを楽しむおんなたちのブログ。

そこに途中から、声をかけてもらい書かせてもらっていたのが
わたしの「書く」ことの原点。
本業の方で将来が見いだせなくて、
自分には何があるんだろうともやもやしていた時に
イケてる女性たちの仲間に入れてもらえたのも、うれしかったんだよなあ。
あのころの自分から見たら、
いまの自分は、ちょっとはイケてる・・・・はず・・・?

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