9月ですが、先月の映画の会の話を。
今、テレビでもドラマやっていますが、
『この世界の片隅に』
を、8月の映画の会で取り上げました。
ちょうど、8月8日開催でしたので、本当にタイムリーな開催でした。
戦争映画って、なかなか積極的に観たいとは正直思わないですね。。。。
でも、この日本に生まれたからには知っておく必要もあると思っています。
私が子どものころは、夏休みの宿題に当然のように読書感想文があって、
その課題図書って大体が、戦争をモチーフにした、本だったように思います。
その時に私は、灰谷健次郎、今江祥智、という作家の作品に出会って、
今でも好きな作家さんたちなのです。
ということで、私の中では、戦争に対しては、小学校のころから何となく知識としては
知っていたような気がします。
でも、それって文章で読んでいたので、映像として入ってきている戦争ってなかったのです。
そのため、この8月の映画
『この世の片隅に』
は、私にとって初めての戦争映画、という位置づけかもしれません。
ギャラリーのオーナーの恵美子さんもこの時の記事を書いていらっしゃいます。
戦争という、これまでとはがらりと変わった生活を強いられた中、
それでも、これまでと変わらず、生活をしていくすず。
それが、人によっては不謹慎に映るのかもしれません。
でも、そんな状況だからこそ、これまでと変わらずにいることの難しさも感じます。
当たり前の事をこれまでと変わらず当たり前にしていくこと。
時には、変化も大事かもしれないけれど、根っこの部分で曲げてはいけないところもあるはず。
それがすごく大それたことではなくて、本当に日常の事であっても。
そんな事をすごく感じた映画です。
歯を食いしばって、凄く立ち向かわなくても、乗り越えられることもある。
そして、それは本当の強さなのかな、とも感じました。
戦争の描写としては、むごさや怖さなど特に大きく描かれているわけではありません。
そういう戦時中のことを人々はどうすごしていたか、日常の中にどうやって戦争の影響があったか、
という感じで描かれています。
戦争は決して許されてはいけないことだと思います。
これからも、2度と同じことがあってはいけないと思います。
そして、今の時代のほうが人はもっともろい気がします。
自分なら同じ状況になった時、どうするか、何ができるのか、とても考えさせられます。
そして、きっと何もできない自分が目に浮かびます。
そう思うとすずがこれまでと変わらず、でも、生きていく、という意識を持って過ごしていた姿は
とても強いものなのだと感じました。
忘れてはいけない日本の夏の歴史だと思います。
