『語学書ベストセラー100冊を研究して「最強の英会話本」を作ってみました』を拝読して | SC神戸中国語スクール 京都校

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今のネットの世界は外国語を学ぶ方にとっては宝の山ですね。

中国語の学び方についての動画もたくさんあるけれど、やはり英語関連の方が多いように思います。

今、京都でタクシー乗務員をしていて、外国のお客さんの対応をしているので、英語を今一度学んでいますが、次の動画を見て、私がずっとこだわってきた「耳の記憶」や「耳にタコができるほど聴く=耳タコ」に通じるメソッドを紹介されていて、しかも男性や女性など色んなネイティブスピーカーの音声を何度も聴いて頭から離れないようにされているのでこのメソッドを応用すると中国語学習にも大いに役立つと思い、動画で紹介されている『語学書ベストセラー100冊を研究して「最強の英会話本」を作ってみました』を購入し読みました。



この本。

帯にある:





「日本語力」。

確かに、英語を使うためには、日本語を直訳するのはあまり効率がよくないと思います。


これは、たとえば「こんにちは」という日本語に相当する中国語や英語を考えるとわかると思います。


日本語では「今日(こんにち)は…」語源由来辞典では「今日(こんにち)は御機嫌いかがですか?」などの「今日(こんにち)は」だとのことで、日本語を直訳して:


中国語訳:「今日は」→“ 今天呢”。

英語訳:「今日は」→“Today is”。


皆さんはもうご存知だと思いますが、「今日は」に相当する中国語や英語は、直訳ではなく、どういう場面で使用されるか?そして中国語話者や英語話者はどのように言っているか?つまり日本語から離れ、実際にどのような表現が使われているか?を学び、それをそのまま使用するしかありません。


中国語訳:「今日は」→“ 今天呢”→“你好!※注”。

英語訳:「今日は」→“Today is”→“Hello!※注”。


※注:

実際には、中国語で“你好!”は中国人どうしてはあまり使わず、昔なら“吃饭了吗?(ご飯食べた?)”とか“早啊!(早いですね!)”などが使われるようですし、英語なら“Hi!”などが使われるようです。



これは通訳をするときのことを考えるとさらによくわかると思います。


誰かが日本語で話す。

それを中国語に通訳するには、話者が何を言いたいのかを瞬間につかみ、それを中国語でどのように表現すれば中国語話者に正しく伝わるかを考え、最適な中国語を選び、中国語にします。


つまり、日本語話者が何を言いたいかを正確に理解することが必要ですが、それには日本語力が必要です。

(また、通訳するには日本語話者の考え方なども理解し、何を伝えたいかを事前に説明を受ける必要もあります。)


このことがこの本の帯の裏にある:


第2章 直訳はするな!まずは日本語を噛み砕け


に通じるのだと思います。


この本では他にも大いに参考になることが散りばめられています。

是非、手にとって見てください。そしてできれば購入して読んでみてください。




最後に私がこの本を読んで外国語学習者の参考になると思う点をご紹介します。

それは「おわりに」にある次の内容です。


さて、私自身が英語に苦戦していた時、「英語ができなくても生きていける!」と開き直って諦めたくなったことが何度もありました。

そんな状況を変えたのは京都での大学生活でした。2年で日本にいながら英語が急激に伸びた理由は、たった1つ。それは、自分に合う勉強法に出会えたこと。


そうなのです。

外国語の学習方法には色々あるのですが、最終的には「自分に合う方法に出会う」ことが必要です。


この「自分に合った学習方法」に出会うためには、色々試してみるしかないでしょう。


試行錯誤。


この本の著者のように開き直って諦めたくなることもあるでしょうが、それをなんとか乗り越える方法を考えて、自分で考えることが必要でしょう。


できれば誰か適切な先生なり師匠がいて、自分に合った方法を一緒に考えてもらうことができたらいいのですが、これもなかなか難しい。


外国語を習うには、その外国語を教えてもらう。ということが当然で、自分に合った学習方法は何か?なんて相談に乗ってくれる人に巡り会うのは至難の業なのかもしれません。


ただ、私が思うに、次のいくつかは大切だと思います。


・自分が使う外国語をまず身につける。


この本では独り言を勧めています。

それも自分に合っているのならいいでしょう。

私なら、まずは自己紹介から始めるのがいいと思っています。


日本語で自己紹介を作り、それを外国語に訳してもらう。

それをもとに基礎的な単語や文法を身につけていく。


使わないフレーズは覚えてもすぐ忘れちゃいます。


あともう一つ。


マスターしようとする外国語にどっぷり浸かること。


私の場合、耳から学ぶのが得意だと思うのですが、中国語の音声。特に中国の相声(中国語の漫才)を何度も何度も聞きました。

当時はカセットテープでしたが、車に乗っている時にはずっと聴いていました。

そして、それを耳の記憶として、聴いたままを真似しました。


あとは実際に使うことです。


最初はうまく話せません。

スラスラとなんてとんでもなく、単語だけでコミュニケーションするのが精一杯でしょうが、それでも一度使った単語やフレーズは記憶に残りましたし、特に、失敗したことは記憶に刻まれます。


失敗するのは恥ずかしいと思う方は多いと思いますが、


完ぺき主義は語学。特に外国語会話で間違いを気にして使わないとなかなかマスターできないと思います。


中国語では;


“吃一堑,长一智”

(一度つまずけば、それだけ利口になる)



あるいは「失敗は成功の母」。


“失败是成功之母”


私の経験でも失敗すると、それを挽回するために勉強するし、力がついてきました。


大学を卒業し、すぐに中国語を使って仕事をするようになったのですが、最初はカタコト。

でも、通訳をさせられる。

うまく通訳できない。

宴会などでは胃の痛い思いをする。

その経験があるから徐々に中国語力がついたと思います。


外国語を学んでいる皆さま。


外国語ができれば外国の方と直接コミュニケーションを取ることができます。

通訳を介するよりよっぽで楽しいですよ!

でも、それには数多くの恥ずかしい思いが必要です。


初めから外国語がスラスラできる人なんていません。

勇気を出して外国語を使ってください。