自分で考えて意見を持つ習慣を身につける | SC神戸中国語スクール 京都校

SC神戸中国語スクール 京都校

全くのゼロから、ビジネス会話、通訳レベルまでしっかりと学べる中国語スクール、SC神戸中国語スクールの京都校のブログです。

『脳に悪い7つの習慣』の第3章から。

 

マニュアル通りにやらせるな

不要完全遵循工作手册

Bùyào wánquán zūnxún gōngzuò shǒucè

 

近頃は何でもマニュアルを作り、マニュアル通りにすることが求められています。

それは誰もがマニュアルを読めばできるようになるからですが、林先生はマニュアル通りにやらせることは脳にとってはよくないと言います。

 

仕事や役割をマニュアル化すると、当然のことながら主体性を大きく損なうことになります。

結果的に部下や子どもたちの考える力を落とし、自ら発想できる人材が育たない環境をつくってしまうのです。

 

私はこれまで仕事の効率を良くするため、また、誰もが同じ作業ができるように、ミスをしないようにマニュアル化することが正しいと思っていました。

でも、林先生が言うように、マニュアル通りにさせることは個性をなくすことで、また、自分では考えるな。と言っているようなものです。

もちろん、マニュアルがあってもそれをしっかり自分で考えるのなら問題はないのでしょうが、たとえば教育や中国語を教えることなども、「自分で考える」より、効率よく記憶することが求められています。

 

では自分で考えて意見を持つようにするにはどうしたらいいのか?

林先生は次の方法を提案されています。

 

子どもや部下に自主性をもたせるためには、上に立つ人がいい質問を投げかけることが大変効果的です。

「君だったらどうする?」「君はどう思う?」「あなたはどうしたい?」など、自分で考えて意見をもつ習慣をつけさせるのです。

要让孩子和下属拥有自主性,家长和上司给他们提出一些启发性的问题是非常有效的。

如向他们提出“要是你的话会怎么做”、“你是怎么想的”或者“你想怎么做”等问题,让他们养成自己思考和提出建议的习惯。

Yào ràng háizi hé xiàshǔ yōngyǒu zìzhǔxìng , jiāzhǎng hé shàngsī gěi tāmen tíchū yīxiē qǐfāxìng de wèntí shì fēicháng yǒuxiào de .
Rú xiàng tāmen tíchū “ yàoshi nǐ dehuà huì zěnme zuò ” 、 “ nǐ shì zěnme xiǎng de ” huòzhě “ nǐ xiǎng zěnme zuò ” děng wèntí , ràng tāmen yǎngchéng zìjǐ sīkǎo hé tíchū jiànyì de xíguàn .

 

◎ 启发 qǐfā
(1) [arouse;inspire;enlighten]∶开导其心,使之领悟
(2) [explain]∶阐明;发挥
(3) [open wide]∶掀开覆盖物;暴露

 

启发 ピンイン qǐfā
動詞 (事例などを挙げヒントを与えて)啓発する,教え導く.≒启迪.

Weblio 白水社 中国語辞典より)

 

「いい質問」を“启发性的问题”と具体的に訳していますが、すばらしい訳だと思います。

 

日本語で「いい質問」と表現されていても具体的にどういう意味なのかは話者(ここでは筆者)がどういう意味で「いい」と言っているのかを掴まなければ中国語で表現することができないのです。

 

「いい」は「良い」。

つまり中国語では“好”。

だから「いい質問」は“好的问题”。

この中国語表現を見たり聞いたりした中国人は「どういう意味だろう?」と思ってしまいます。

そして、ここで止まってしまいます。

可能なら「今、「いい質問」と言ったけれどどういう意味ですか?」と聞くでしょう。

 

日本語が母語の方ならどうでしょう?

「いい質問」と言われて、なんとなく「どういう意味だろう」と考えつつ、更に読み進め(聴き進め)話し手がどういう意味で「いい」と言っているのかを察するようにするでしょう。

 

このように言葉が違うということは考え方も違うのです。

 

言葉を置き換えるだけでは意味は伝わらない。

 

いくら強調しても実際に通訳や翻訳に携わらない人にはわかりにくいとは思いますが、少しずつでもわかっていただき、日本と中国の相互理解を深めることができるようにしていきたいと思います。

 

以上は日本語と中国語の表現方法の違いについてでしたが、次に、「いい質問」をするということについてです。

これは教師や上司が子どもや部下を指導する時だけではなく、中国語講師が中国語を教える時にも重要だと思います。

それは次の中国語を見ていただくとわかりやすいと思います。

 

・詰め込み式教授法:填鸭式教学法(フォアグラ式教授法)

・発見的(自学自習的)教授法:启发式教学法

 

フォアグラを作るために強制的にダック(受講者)にエサ(知識)を与えるより、「自学自習」する力や「考える力」をつける教授法の方が、受講者の役に立つと思うのです。

ですから、私は学習相談の時、相談者から相談があり、その答えを知っていてもすぐに教えません。

まずは自分で考えていただきます。

人によっては歯がゆいでしょうが、それが相談者になることだと思うからです。

そして、脳のしくみを考えると、「いい質問」をすることや「自学自習」することで脳のパフォーマンスを引き上げることができる。

 

中国語学習相談は随時受け付けています。

初回は無料です。

 

ご要望の方はどうぞ気軽にお問い合わせ下さい。

そして、脳のパフォーマンスを高め、使える中国語をマスターして下さい。

 

SC神戸中国語スクール 京都校 問い合わせフォーム