『聞く力-心をひらく35のヒント』
21 相づちの極意
21 随声附和 是 一 门 学问
21 suíshēngfùhè shì yī mén xuéwen
では、臨床心理学者の河合隼雄さんと対談しているのですが、そのときに、
人の話を「聞く」ことの大切さを改めて認識させられました。
再 一次 认识 到 “ 倾听 ” 他人 说话 的 重要 性 。
Zài yīcì rènshi dào “ qīngtīng ” tārén shuōhuà de zhòngyào xìng .
とのことです。
それは河合隼雄さんが心にさまざまな傷を抱えるたくさんの方々のカウンセリング(“心理咨询和辅导”)をしているので、
「患者さんに、どのようなアドバイスをなさるのですか」
“ 您 一般 都 为 患者 提供 什么样 的 建议 呢 ? ”
“ Nín yībān dōu wèi huànzhě tígòng shénmeyàng de jiànyì ne ? ”
と聞いたところアドバイスはされず、そして、
「僕はね、ただ相手の話を聞くだけ。聞いて、聞いて、うんうん、そうか、つらかったねぇ、そうかそうか、それで?って、相づちを打ったり、話を促したりするだけ」
“ 我 呢 , 只 听 对方 说话 。 一边 听 , 一边 ‘ 嗯 、 嗯 ’ ‘ 是 啊 ’ ‘ 很 痛苦 吧 ’ ‘ 是的 、 是的 ’ ‘ 后来 呢 ? ’ 这么 附和着 , 鼓励 对方 把 话 说下去 。 如此而已 。 ”
“ Wǒ ne , zhǐ tīng duìfāng shuōhuà . yībiān tīng , yībiān ' ǹg 、 ǹg ' ' shì a ' ' hěn tòngkǔ ba ' ' shìde 、 shìde ' ' hòulái ne ? ' zhème fùhèzhe , gǔlì duìfāng bǎ huà shuōxiàqù . rúcǐéryǐ . ”
だそうです。
なぜアドバイスはしないのか?
これについては是非、『聞く力-心をひらく35のヒント』をお読みください。
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さて、見出しで「相づち」は“随声附和”と表現されていました。
でも、河合先生の言葉では“附和(着)”だけでした。
◎ 附和 fùhè
[echo;chime in with;follow;parrot;in chorus;trail after] 随着别人说或做
附和 ピンイン fùhè
動詞 (他人の言動に)付和する,雷同する,調子を合わせる.
(Weblio 白水社 中国語辞典)
やっぱり「相づち(を打つ)」と「調子を合わせる」とは違うように思うのですが、このあたりが日本語と中国語の文化の違いなのかもしれません。
実際、Weblio 白水社 中国語辞典“附和”の項目には次の例文があります。
他以为 wéi 老伴会附和他一句半句的。〔+目1+目2(数量)〕=彼は連れ合いが一言二言でも相づちを打ってくれるものと思っていた.
「調子を合わせる」。
特に「付和雷同する」というと何か無責任な感じがする表現なのですが、中国語にはそのような“贬义「良くない意味」”はないのかもしれません。
と日本語の「相づち」が中国語でどのように表現されるのかを確認した後は、引き続き「相づちの極意」について見てまいりましょう。
