思い出すのはある中国専門商社の先輩です。
社会に出てすぐ入社した鉄鋼専門商社をわずか半年で辞め、「今なら4月入社と同じ扱い」だと誘われて入社したこの会社。
日本語より中国語の方が得意。という猛者も多く、日本では「東の東工物産、西の西○○貿易」と呼ばれるほどその世界では有名な会社でした。
その会社で直属の上司であり、可愛がってくれたのがこの先輩です。
「オレもいつのまにか十年選手やなぁ」
当時、私は25歳。
先輩は35,6歳だったと思います。
商社では情報が命。
そして、その情報をやり取りする「連絡業務」を正しく、しかも簡略に連絡する能力が必要なのですが、それを教えていただいたのがこの先輩です。
そして、この先輩が使っていたメモがA6サイズのノートでした。
「色々試したけど、これが一番や。安いし、持ち運びに便利やしなぁ。」
そのA6ノートを使っているのがシンプルマッピングなので何か不思議な縁を感じました。
この先輩。
うわさでは病気になり、会社を退職したとのこと。
とても気になっています。
A6ノートはA4サイズの4分の一。
シンプルマッピングではA6ノートを見開きで使用しますのでちょうどA4の半分の大きさにマッピングします。
スーツの内ポケットにすっきり収まり、小さいからしっかりしていて、どこででもメモがとれます。
通訳するときにはある程度大きなノートやレポート用紙をバインダーにはさんで使用したりもしますが、商社マンだと機動性重視なのでA6が便利だったのでしょう。