2026年3月の台湾一人旅は、台鉄乗り倒して台湾を縦横断してきました。ドラマのロケ地探しや乗り換えやらで、色々な駅で下車したのですが、ホームの柱や壁に注音符号が刻まれているのをあちこちで目にしました。
例えば宜蘭線の《頭城》⬇️
「頭城」の発音を注音符号で表すと「ㄊㄡˊㄔㄥˊ」なので、頭文字を書いてあるんだ、と漠然と思っていたのですが、《大里》は⬇️
大里の発音は「ㄉㄚˋㄌㄧˇ」だから、頭文字だけだと「ㄉㄌ」でいいはずなのに、なぜか二文字目の「ㄌㄧˇ」だけ母音も付いて「ㄉㄌㄧ」。こ、これはどういう意味なんだ?とだいぶ興味をそそられます。極め付けが《大溪》駅⬇️
《大溪》の発音は「ㄉㄚˋㄒㄧ」(dàxī)のはずなのに、なぜ「ㄉㄑ」(dq)?実は「溪」は一字多音字で、「ㄒㄧ(xī)」だけでなく「ㄑㄧ(qī)」という読み方もあるのです。
でもなぜ「ㄑㄧ(qī)」の方が採用されてる?と不思議で色々調べました。そしたらこれは、台鉄の「電報碼(電報コード)」と言われるものだということがわかりました。まだ電報が主な通信手段だった頃、内部の連絡などに使われていた記号で、「國音電報」とも呼ばれるのだそう。
単純に頭文字を取って作られたものだけではなく、上記の《大里「ㄉㄌㄧ」》駅のように二文字目だけに母音がついているものや、一文字目だけに母音がついているものや、一文字目だけの注音が使われているものなど、実に様々。
いやあ、
そそられるぅ
郵便局の風景印といい、この「電報碼」といい、オタクの先輩方にとっては「今頃気づいたんかいっ」と言いたくなることでしょうが、はい、今頃目覚めました!
注音符号グッズを集めている「注音オタク」にとっても外せない、この台鉄の「電報碼」。たまり、「電報碼」集めの旅に出るっす。止めないでくださーい。



