台湾の80年代の国語教科書 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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台湾華語は研究中(専門)、台湾語は独学中、台湾へはいつも一人旅!の、たまりが、台湾華語と台湾語、台湾旅行と台湾映画と台湾ドラマ、台湾文学について語り尽くします。詳しい自己紹介はテーマ「ごあいさつ」の中に。台湾語と台湾華語の違いについての説明もあります。

もうすでに何度ととなく見ている(見るたびに新しい発見があるので)台湾ドラマ『天橋上的魔術師(歩道橋の魔術師)』。ep4の最初に出てきた台湾の国語教科書↓、私が持っている教科書のコピーに同じものがないか探してみたけど全く同じものはなかった。
 

 
でもこれをモチーフにして作られたかも。というのを発見↓。1965年初版の『國語課本』(第4冊暫用本)である。
 
 
右ページ上段の小坊主さん(蒋介石さんですよ)が掃除をしている絵や、男の子(蒋介石さん)が何か読んでいる絵はそっくり。
 
で、この教科書は1962年の【課程標準(日本の指導要領みたいなもの)】に準拠して作られたもので、領袖(蒋介石)礼賛、反共宣伝の要素がいちばん強かった時代の教科書。実際には、ドラマの舞台である1980年代台湾の教科書はここまであからさまではない。(さらに詳しいことは個別にご質問くださーい。)
 
ちなみに、1980年代までの国定統一教科書の編纂業務を担ってきたのは《国立編訳館》。90年代以降も教科書に関わる諸々の業務を行ってきたが、2011年からは《国家教育研究院》という名称に変わっている。