台湾華語の話、続きます。まだまだ書いてないことがたくさん。語彙編もよく考えたら結構ある。大陸では「お休み」だけど台湾では「こんばんは」な“晩安!”とか“借過一下!”とか昨日書いたスラングの“三八”とか“好兄弟”とかエトセトラ。
とりあえず今日はまた文法篇、そして台湾華語の2大スターの一つ、有”がまたまた登場!「彼はいますか?」は、普通、“他在嗎?”でいいのでは?なのになぜ、台湾ではよく“他有在嗎?”と言ってしまうのか。「彼は今日はいませんよ」は、“他今天不在。”でいいじゃなーい。なのになぜ、“他今天没有在。”になっちゃうのか。
台湾語の文法がわかればそんな疑問もスッキリ解決!
台湾語の“有”にはとにかくいろんな働きがあるのだが、強調や確認の意味もあるというのは、ついこの前書いた。だから形容詞の前にだって助動詞の前にだって、副詞の前にだって、動詞の前にだって持ってこれるのである。
ちなみに形容詞の前にくる“有”は、ココ(→有漂亮嗎?)。進行をあらわす副詞の前にくる“有”はココ(→台湾語の文法⑭アスペクト3)進行相と持続相(“有”を用いて動作が正に進行し或いは持続していることを強調することもできる。伊有咧做功課。(彼は宿題(ちゃんと)やってるよ。))
そして「彼はいますか?」は
伊有佇咧無? (I ū tī-leh bô?)
となる。“佇咧(tī-leh )”はまさに華語の“在”であり、つまり、だから、台湾華語では、他有在嗎?”になっちゃうわけなのである。