台湾語を書くときはどうするか。
辞書やフレーズ集がなければ難しいが、それらを活用すると何とかそれらしいものが書ける。単語はまず『東方台湾語辞典』の巻末にある「日本語索引」で調べる。それでわからなければ、華語からひける台湾教育部のオンライン辞書『台灣閩南語常用詞辭典』で調べる。基本的な文法構造はやはり華語に近いので、語順などはそれに従うとそれらしくはなる。
ただしこのブログでも書いてきたように(→台湾語の文法①補語、③比較など)、あくまでも同じなのは「基本」の構造であって、実際にはけっこう違うところも多いので注意が必要。そのあたりは地道に台湾語の文法を学んでいくしかないなあ、と思う。挨拶ことばや一言フレーズのようなものは日本でもいろいろ出されているので(→台湾語、独学の道1)教材編)、短いメールなどはそれらを活用させてもらっている。
台湾語を読むときはどうするか。
音もピンインもなく、完全に漢字だけで書かれた台湾語の文章を読むことはできるか。
わからない漢字があっても、前後の文脈から推測できる場合もある。また、台湾語は使用漢字がはっきり決まっておらず、実に多種多様な漢字が使用されているが、よく使う言葉やフレーズなどはどんな漢字が来てもおっけい!になりつつある。
しかし、推測もできず自分の脳みその引き出しにもまったくない、新出の漢字はつらい。調べようがないのだ。漢字から調べられるものがあるとすれば、台湾の教育部が出している『台灣閩南語推薦用字700』だけ。私にはいまのところこれしかない。教育部の推薦する漢字とともに、「異用字」として慣用的に使用されてきたものなども載せているところは嬉しいのだが、問題はピンインのローマ字順に整理されているところ。漢字の画数とかからではひけないので、700字の中から地道に、じみちーに探し出すしかないのである。
見慣れぬ漢字、意味のわからぬ漢字は、とにかく「音」がなければお手上げである。台湾朋友Cさんがときどきくれる台湾語のメールも、今は漢字とともにピンインも書いてくれるようになったのでわからない言葉も何とか調べられるようになった。ピンインは何でもいいのだ。教会ローマ字でも教育部のピンインでも、その人独自のピンインでも、だいたいの音さえわかれば何とか調べられるのである。逆に音がなければどうにもならない。
もちろん、もっともっと勉強して、たくさんの単語やフレーズを覚えて、文法も理解して、聞いてわかるようになって、話せるようになれば、どんな文章も読めるようになるとは思うけど。