そして10年。すっかり台湾華語フリークとなった私。自分ではあまり使わないけれど、たとえ“我也有去。”(「私も行ったよ」)なんて言われたってもうびくともしない。
ただ言葉は生き物で、変化する。台湾華語の一つの大きな特徴であったこの“有V”表現も、最近大陸でも若い人たちは使うという。今んとこ教科書的には絶対アウトなはずだけれど、近いうちに規範的な表現になる可能性もないことはない。
台湾での由来は台湾語と考えてほぼ間違いない。
你有食無?
(lí ū tsia̍h bô ?)
― 有食! (ū tsia̍h!)
ただ、中国の南方の言語(方言)では同様の言い方をするものも多いので、“有V”の使用は台湾だけの現象とは限らない。