台湾華語の文法 ③助動詞化した“有” | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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台湾華語は研究中(専門)、台湾語は独学中、台湾へはいつも一人旅!の、たまりが、台湾華語と台湾語、台湾旅行と台湾映画と台湾ドラマ、台湾文学について語り尽くします。詳しい自己紹介はテーマ「ごあいさつ」の中に。台湾語と台湾華語の違いについての説明もあります。

あれは10年前。台湾のことをそれほど知らなかったとき。台湾からの客人に“我記得,你去年有来,她也有来。”(「あなた去年も来てたでしょ。彼女もね。」)と言われてハッとしたわー。知識としては知っていた、台湾のこの“有”の使い方。でも実際直接言われたのは初めてで、ホントなんかドキドキした。

そして10年。すっかり台湾華語フリークとなった私。自分ではあまり使わないけれど、たとえ“我也有去。”(「私も行ったよ」)なんて言われたってもうびくともしない。



ただ言葉は生き物で、変化する。台湾華語の一つの大きな特徴であったこの“有V”表現も、最近大陸でも若い人たちは使うという。今んとこ教科書的には絶対アウトなはずだけれど、近いうちに規範的な表現になる可能性もないことはない。



台湾での由来は台湾語と考えてほぼ間違いない。

 

你有食無? 

(lí ū tsia̍h bô ?)

有食! (ū tsia̍h!)

 

ご飯食べた?――食べたよ!


ただ、中国の南方の言語(方言)では同様の言い方をするものも多いので、“有V”の使用は台湾だけの現象とは限らない。