↑オススメ絵本などを紹介している個人ブログです。
↑講談社「with class mama」でコラムを書かせてもらっています。
迷いクジラのその後
先日、とあるニュース報道をyoutubeで探して、子どもたちと一緒に見ました。
その内容は……
コレ!!!
2年前、大阪湾に迷いこんで死んでしまい、
埋めて骨格標本にしていたマッコウクジラの掘り起こしニュース!
クジラを埋めて標本にする話は、
「へんなものみっけ!」の2巻にも掲載されています。
博物館の裏側を描いた「へんなものみっけ!」
これまで何度も大プッシュしてきた漫画!
現在12巻まで発売されています。
以前はルビがふっていなかったんですが、今はすべて漢字に読み仮名あり!
子どもでも読みやすくなりました。
主人公は市役所から出向してきた事務員の男性で、
最初は博物館や自然科学に対して興味はなかったのに、
癖の強い研究者たちと接するうちに、知ることの楽しさ・おもしろさ・大変さや大切さを知っていくというストーリーで、
これを読むだけで博物館の見え方がガラリと変わります!
とにかく登場する内容が、
「標本の話」「鳥の話」「鉱物の話」「植物の話」「南極の話」「保護活動の話」
などなど多岐にわたりまくっていて、
しかも「これはすごい!これはおもしろい!」と思える視点ばかりなので、
博物館や企画展に行くたびに、
どこかが「あ、これ、へんなものみっけ!にあったやつだ」に引っかかります。
もうめちゃくちゃオススメ!!!
実際に活躍されている研究者の方をモデルにしていたり、
リアルタイムで進んでいるプロジェクトの話題が出てくることもあって、
たとえば11巻には、
「書店員が選ぶノンフィクション大賞2025」などを受賞した「僕には鳥の言葉がわかる」の著者・鈴木俊貴さんをモデルにした鳥類学者が登場します。
「鳥の言葉ってどういうこと?」
「どんなふうに研究したの?」
っていう話が、コミック化によってぎゅっとわかりやすくまとめられているので、読みやすい!
科博の研究者が進めている「ザトウクジラの鼻水プロジェクト」についても、
「へんなものみっけ!」の9巻に登場!
そんなわけで、「迷いクジラ」そのものについて描かれているわけではないんですが、
「クジラの骨格標本の発掘」の話は登場するので、
せっかくなのでリアルタイムのニュースを子どもたちと見たというわけです。
ちなみに今回の「迷いクジラ」より前、
2023年1月に淀川河口で発見されたマッコウクジラ「淀ちゃん」は、
死体を海底に沈めたんですよね。
沈んだクジラは生態系においてどうなるのか。
美しいイラストと深海の静寂さを思わせる描写で、
クジラたちの「その後」を描いた絵本です。
そもそも骨格標本をつくる時に「なぜ埋めるのか」については、
科博の研究者・川田さんが書いたエッセイが、わかりやすくておもしろいです。
理由はずばり、経費!!(え)
そう、大型の生き物は埋めるに限る……埋めるに限るんですよ……。
最近、長男が久しぶりに本棚から手に取って読んで、大笑いしていました。
そんなわけで掘り起こされたクジラは、
今後、さらに標本化に向けて作業を進め、いずれ大阪市立自然史博物館で展示される予定のようです。
↑大阪といえば、今からこれが怖すぎる……(ひぃいいいい)
↑現在の科博の特別展は「大絶滅展」
↑3月からは超危険生物展!
こちらの特別展になんと、
TBS番組「クレイジージャーニー」で、アリ研究家の島田先生が発見したサスライアリの女王の標本が展示されるらしくて!
これも楽しみ―――!!
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我が家はブラックオレンジ使ってます。






