こんにちは。渡邊美帆子です。
アラフィフオンナが、
感じるままに綴るブログです。
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あの時、
無性に夜遊びしたかった。
お酒飲んで、バカ話したり真面目な話したり
夜の街に吸い込まれていきたかった。
昨日、
人生で初めて購入した詩集の話をしたが
今日は、
最近買った詩集のお話。
ま、つまり、
人生で2冊目の詩集ということとなる。
先日、美容室に行き、
女性ファッション雑誌を読みあさっていた私は
一つの記事に釘付けとなった。
確か、先月号のVERY。
作詞家で作家の、高橋久美子さんが
新たに詩集を出したという。
グラフィックデザイナーの濱愛子さんの絵が
散りばめられ
これは詩画集というらしい。
その中の、まず冒頭の詩が紹介されていた。
お月さまや、お月さま。三十五歳の女はどんなことを考えていたら普通なのだろうか
普通じゃないと思っているからこそ
出てくるこの言葉。
そもそも「普通ってなに?そんなもんないわ」
とかいう
めんどくさい感情や思考は無視をして
ほくそ笑んでいる作者のリアルが
私の中で大きくなる。
その記事には、もう一つ詩が掲載されていて
それは一部分であったのだが、
私の中に五感を通じて
グルンとあの日あの時の感情を思い起こさせた。
浮気したいタバコ吸いたいお酒飲みたいクラブ行きたい覚醒カプサイシン官能的 な 空 ららら知っている人とすれ違ったけれど声かけない今夜 凶暴だから わたし
緊急事態宣言が出ていて
最低限の買い物に行くだけで
外に出ることはほとんどなかったあの頃。
娘の受験の応援で年末から引き籠もっていた私は
それまで週末だけだなく、時間が合えば夜の街へ
繰り出してきた生活とは一線を画していた。
そんな時、
娘と夜にコンビニに出かけた。
夜の外出は久しぶりだった。
シャッターは全て降りていたが
車の往来で行き交う音が響いていた。
昼間と異なるひやっとした感覚
車のエンジンの音。
湿ったような冷たい排気ガスのような匂い
夜空の青い灰色がかった色。
全ての感覚で
夜の街を思い出した。
たかが、近所の駅前で。
無性に遊びに行きたくなった。
夜を感じながら
夜の空気の中で
お酒を飲みたかった。
真面目な話をしながら
高笑いしながら。
その時の思いや感覚がこの一節を読んだだけで
一瞬にして思い起こされた。
昨日の詩集は「憧憬」。
そしてこの詩集は「共感」。
凶暴で「普通」じゃない女への共鳴。
決して、大きく手を挙げて、「オレもオレも!」
と言えない、
自分の中に潜在的にある無秩序な欲求を
掘り起こさせる外道なシンパシー。
しかし、
刺激されて、
眠っていた欲望を揺り動かされても、
だからといってフラフラと
緊急事態宣言の中、
夜にあてもなく飲みに行けるほどの
気力も体力も無謀さも
もう持ち合わせていなかった。
自分の中の「凶暴さ」を知ることで
若い時には「弱さ」と嘲笑った「常識力」が
自分の中にいつの間にか備わっていたのも気づく。
結局、解除後は夜遊びしているのだが笑
この本、どうしても欲しくなり
でも購入する前に一度手に取ってみたかったが
なかなか大きな本屋にも在庫がなく
結局ネットで購入。
三十編の詩は
予想以上に私の心を掘り返してきた。
心を開墾されたい方は。ぜひ。
一度手に取って読んでみたい方は
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