英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

 

「この単語、中学校の教科書に出てくるのかな?」「テスト問題を作るとき、この語彙のレベルは合ってる?」と迷ったことはありませんか?

 

 

指導者にとっても、学習者にとっても、「単語のレベル感」を客観的につかむのは意外と難しいですよね。

 

 

 

そんなときに役立つWebアプリを、今回ご紹介したいと思います。

 

 

 

 TeachLex Scopeとは? 

 

 

 

TeachLex Scope は、弘前大学教育学部の佐藤剛先生が公開されている語彙学習支援ツールです。

 

 

 

関西外国語大学の水本篤先生のご指導・ご支援のもとで開発・公開されており、現行の小・中・高の検定英語教科書に出てくる単語をデータベース化した、無料で使えるWebアプリです。

 

 

 

 

 

 

 

 

👉 [TeachLex Scope(弘前大学 語彙学習ページ)](https://hirosakieigo.weblike.jp/satoclass/vocab.html)

 

 

 

難しいアカウント登録などは不要で、単語を入力するだけでその単語の情報がすぐに表示されます。

 

 

 

何が分かるのか?:5つの表示情報 

 

 

単語を入力すると、以下の情報が確認できます。

 

 

 

① ARF(Average Reduced Frequency)

 

 

単語の出現頻度を示す指標です。単純な出現回数ではなく、複数のテキストにわたる「分散度」を加味した頻度指標で、単語の重要度を客観的に示します。

 

 

 

② レベル

 

 

その単語がどの習得レベルに相当するかを表示します。

 

 

 

③ 出現学年(小・中学校)

 

 

小学校・中学校の具体的な教科書と学年が確認できます。

 

 

 

「この単語は中1のどの教科書に出てくる」という情報が一目でわかります。

 

 

 

④ 高等学校採用教科書の数

 

 

高校教科書での使用頻度の目安になります。

 

 

 

⑤ ワードクラウドと Lexical Dispersion Plot

 

 

その単語の前後に現れる単語のワードクラウドや、教科書内での出現位置を示すグラフも確認できます。

 

 

 

 

指導者にとっての活用法  

 

 

教材やテスト問題を作る場面でとても助かります。

 

 

たとえば、テストに使いたい英文を選んだとき「この単語、この学年のテストに入れていいの?」と迷うことがありますよね。

 

 

TeachLex Scopeで調べれば、「その単語が何年生の教科書に出てくるか」をすぐに確認できます。

 

 

 

指導対象の学年に対して、適切な語彙水準かどうかの判断基準になります。

 

 

 

授業中の Teacher Talk を考える際にも、「この表現は使っていい単語か?」の目安として活用できると感じています。

 

 

 

 

 学習者にとっての活用法  

 

 

英語を学習している方にとっても、使い方はあります。

 

 

今自分が勉強している単語が「中学校レベルなのか、高校レベルなのか」を確認することで、優先順位の整理に役立ちます。

 

 

 

たとえば、TOEIC対策で単語帳を使っている方が、「この単語、中学教科書にも出てたんだ」と気づくことで、基礎語彙の重要性を再確認できます。

 

 

 

学習の見通しを立てるためのヒントとして、ぜひ一度試してみて下さい。

 

 

 

 関連ツールも2つあります 

 

 

 

同じページには、TeachLex Scope以外にも便利なツールが公開されています。

 

 

 

GradeLex Scope

 

 

 

英文をテキストボックスに貼り付けると、小・中学校の使用教科書レベルを判定してくれるツールです。

 

 

英文の語彙がどの教科書で使われているかを色分けして表示してくれます。

 

 

英語の授業で使いたい英文の難易度チェックや、教材作成時の語彙選定に使えます。

 

 

 

ChronoLex Scope

 

 

平成14年度(2002年)から令和7年度(2025年)まで、中学校英語教科書における単語の出現頻度の変化を分析できるツールです。

 

 

「この単語、昔の教科書には出ていたけれど最近は減ってきているのかな?」というような、語彙の経年変化を調べることができます。

 

 

 

研究目的でも、一般の学習者・指導者にとっても、興味深い情報が得られると思います。

 

 

 

 

まとめ 

 

 

- TeachLex Scop は、検定教科書の単語を検索できる無料Webアプリ

- 入力するだけでARF・レベル・出現学年・ワードクラウドなど複数の情報が得られる

- 指導者の教材作成・テスト設計、学習者の優先順位整理に活用できる

 

 

 

「単語のレベル感を客観的に確認したい」という場面で、ぜひ使ってみて下さい。

 

 

 

👉 [TeachLex Scope(弘前大学 語彙学習ページ)](https://hirosakieigo.weblike.jp/satoclass/vocab.html)

 

 

 

参考になれば嬉しいです。^^

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

 

英検の1次試験を受けた後、「結果が出てから2次の準備を始めればいいか」と思われている方は多いのではないでしょうか。

 

 

私もその気持はよく分かります。

 

 

 

ただ、実際のところ、この考え方が2次試験の足を引っ張ることが多いんですよね。

 

 

 

今回は、2次試験の準備をいつ・どのように始めるべきかについて書きたいと思います。

 

 

 

 

1. 1次の結果を待っていたら時間が足りない 

 

 

英検の1次試験の結果は、試験からおよそ3〜4週間後に発表されます。

 

 

結果が出てから2次試験まで、残された期間は2〜3週間程度です。

 

 

特に準1級・1級になると、2次試験は4コマ漫画のナレーション、2分間のスピーチになるので、短期間で対策をすることは思っている以上に大変です。

 

 

スピーキングは1日や2日で身につくものではないですよね。

 

 

 

準備期間が短ければ短いほど、本番で力を出し切れない可能性が高まります。

 

 

 

 

2. 「出来が悪かった」と思っていても合格しているケースは珍しくない 

 

 

 

1次試験を終えた後、「今回はダメだったかな」と感じる方は少なくありません。

 

 

 

ただ、特にライティング(英作文)については、自分の感覚と実際の採点結果にギャップが生じやすいんですよね。

 

 

英検のライティングは、内容・構成・語彙・文法の4観点で採点されます。

 

 

 

完璧な英文でなくても、論点がしっかりしていたり、構成がきちんとしていると思ったより点が取れていることがあります。

 

 

逆に出来たと思っていても、結果が思ったより良くないこともあるので、恐ろしいですが…

 

 

 

「もう終わりだ…」と思って何も準備しないでいたら、いざ合格通知が届いたときに慌てることになりかねません。

 

 

 

 

3. 仮に1次が不合格でも、対策は無駄にならない 

 

 

「もし不合格だったら、2次の準備は意味がないんじゃ?」という声も聞きます。

 

 

確かにその気持ちは分かります。

 

 

ただ、英検は同じ級を何度でも受験できます。

 

 

2次試験の対策で練習した英語表現やスピーキングの型は、次回の受験にそのまま活かせます。

 

 

 

特に1級の場合、2次試験の対策は1次試験のエッセイの対策にもなりますので、2次試験の準備をすることを強くお勧めします。

 

 

 

むしろ、1次の結果が出る前から準備を始めることで、次回の合格率を着実に上げることができるわけです。

 

 

 

準備は決して無駄になりません。

 

 

 

 

4. おすすめの2次試験対策教材 

 

 

 

2次試験の準備に役立つ教材を2冊ご紹介します。

 

 

 

 旺文社「二次試験・面接 完全予想問題」

 

 

予想問題が豊富で、実際の面接の流れを繰り返し練習するのに適しています。

 

 

旺文社が出しているだけあって面接カードのクオリティは本番に近いです。

 

 

👉 向いている人:初めて2次試験を受ける方、面接の形式に慣れたい方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ジャパンタイムズ「二次試験・面接完全制覇(完全制覇シリーズ)」

 

 

解説が充実しており、答え方の型や表現の幅を広げたい方に向いています。

 

 

ただ本の情報量が多いので、内容を自分のものにするには時間がかかります。

 

 

 

👉 向いている人:特に準1級・1級を目指す方、答え方のバリエーションを増やしたい方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的には2級までは旺文社の本、準1級、1級を受験する方にはジャパンタイムズの本がお勧めです。

 

 

 

 

どちらか一冊を選んで繰り返し取り組むのが良いと思います。色々試してみて自分に合うやり方を見つけるようにして下さい。

 

 

 

まとめ 

 

 

- 1次試験の結果が出てから準備するのでは、2次試験まで時間が足りない

- 「出来が悪かった」と思っていても、特にライティングは採点との差が出やすい

- 1次が不合格でも、2次対策は次回に繋がるので無駄にならない

- まずは予想問題集1冊を手に取り、今日から少しずつ声に出して練習してみて下さい

 

 

 

1次試験の結果を待っている今が、2次対策を始める最適なタイミングだと感じています。

 

 

準備を早めに始めた分だけ、本番での余裕につながります。

 

 

 

一緒に合格を目指しましょう!

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

2次試験対策でお困りの方は声をお掛け下さい。

 

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

「スピーキングの練習をしたいけれど、相手がいない」という悩みをよく聞きます。

 

 

オンライン英会話を使わないと練習できないと思われている方も多いのではないでしょうか?

 

 

 

実は、工夫次第で1人でもスピーキングの練習は十分できます。

 

 

 

ただし、正直に申し上げると、初級レベルの方が1人でスピーキング練習をするのは少し難しいです。

 

 

理由はシンプルで、英語を話すためのベース、つまり語彙・文法・フレーズがまだ十分に揃っていないからです。

 

 

初級の段階では、まずインプット(聞く・読む)を増やすことが先決だと感じています。

 

 

1人スピーキング練習が機能しやすいのは、基本的な文が作れるようになった中級者以上の方です。

 

 

 

 

 1人でできるスピーキング練習①:スピーキングアプリを使う 

 

 

まず試してほしいのが、AIを活用したスピーキングアプリです。

 

 

ELSA Speak は、AIが発音を1音1音チェックし、弱点を具体的に指摘してくれます。

 

 

どの音が弱いのかが数値で分かるため、自分の課題が明確になりやすいです。

 

 

AIとトピックを決めて話すこともできるので、実践的な会話力を身につけることも出来ますよ。

 

 

 

Speakはより会話練習に特化しており、AIと実際に英語でやり取りする形で進めます。

 

 

「文を作って話す」という感覚が身につきやすく、スピーキング全体の練習にも使えます。

 

 

どちらも相手が不要で、自分のペースで取り組める点が大きなメリットです。

 

 

AIが話し相手ですから、気を遣わなくてすむのもメリットですね。

 

 

特に私たち日本人は、会話がスムーズに進まないと気を遣ってしまいますからね…

 

 

 

私はELSA Speakを使っていますが、周りの人はSpeakやSpeak Buddyを使っている人もいます。

 

 

 

どれが良いか迷う人も多いと思いますが、アプリをダウンロードして実際に使ってみて決めることをお勧めします。

 

 

どのアプリを使ってもそこまで大きな差はないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アプリ使用の注意点 

 

 

アプリはあくまでも補助ツールです。

 

 

「触っているだけ」で終わらないよう、毎日10〜15分、時間を決めて使うことが重要です。(アプリで設定できます)

 

 

機能が多すぎて迷ったら、最初は1つの機能だけに絞るのがおすすめです。

 

 

 

まずは発音チェックだけ、または会話練習だけのように使い方を限定すると続けやすいですよ。

 

 

 

最近のアプリはリマインダー機能がついているのも多いので、リマインダー機能を使うのも良いかもしれません。

 

 

 

 

 1人でできるスピーキング練習②:独り言英会話 

 

 

もう1つのおすすめが、独り言英会話です。

 

 

日常の行動を英語でつぶやく練習で、たとえば朝起きたときに *"I woke up at 7. I'm a bit sleepy today."* という感じです。

 

 

後は自分が今頭で考えていることを口に出して言ってみるのも良い練習法ですね。

 

 

この練習のメリットは2つあります。

 

 

- 日常のあらゆる場面が練習の場になる

- 自分が本当に使いたいフレーズが自然と身につく

 

 

ただ、中級者以上の方に特に向いている練習です。

 

 

初級の段階では「何を言えばいいか分からない」となりがちで、そこで挫折してしまうことが多いですね。

 

 

まず会話でよく使うフレーズや表現のストックを増やしてから始めると、取り組みやすくなります。

 

 

又は最初は言いたいことを書き出して口に出すと、スムーズに練習できます。

 

 

 

 

挫折しないための継続の仕組み化 

 

 

1人スピーキング練習の一番の壁は、モチベーションの維持です。

 

 

相手がいないぶん成長が見えにくく、さぼりやすくなる気がします。

 

 

継続するためのポイントを3つお伝えします。

 

 

 

 

① 時間・場所を固定する

 

 

「朝食後の5分」「通勤中の電車内でつぶやく」のように、場所と時間を決めてしまうと習慣化しやすいです。

 

 

「やる気が出たらやる」という状態では、なかなか続きません。

 

 

仕組みで動く形にするのがコツです。

 

 

 

 

② 小さく始める

 

 

最初から30分練習しようとすると、多くの場合続きません。

 

 

まずは1日5分から始め、慣れてきたら少しずつ伸ばしていく方が長続きします。

 

 

「8割できれば十分」という気持ちで取り組んで下さいね。

 

 

 

 

③ 記録をつける

 

 

練習した日にカレンダーに印をつけるだけでも、継続の動機になります。

 

 

「今日で10日連続」という感覚が、次の日の練習へのハードルを下げてくれます。

 

 

 

 

まとめ 

 

 

- オンライン英会話がなくても、アプリや独り言英会話で1人スピーキング練習はできる

- どちらも中級者以上の方に特におすすめ(初級者はまずインプットを優先する)

- 継続の仕組み化(時間固定・小さく始める・記録)が成功のカギ

 

 

 

色々試してみて自分に合うやり方を見つけるようにして下さい。

 

 

皆さんはどんな練習法をされていますか?

 

 

 

是非コメント欄で教えて下さい。

 

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

「英語もまだ完璧じゃないのに、他の言語を学ぶなんて遠回りでは?」

 

 

そう感じている方も多いのではないでしょうか。

 

 

実は私も長年英語に携わってきましたが、フランス語やスペイン語に触れたことで、英語の構造がより鮮明に見えてきた経験があります。

 

 

 

今回の記事では、英語以外の言語を学ぶことで英語の理解が深まるという話をしたいと思います。

 

 

 

 

 1. 他の言語を学ぶと、英語を「外から俯瞰的に見る」ことができる 

 

 

英語だけを学んでいると、英語の中に完全に入り込んでしまって、その構造が見えにくくなることがあります。

 

 

別の言語を学ぶことで、英語を「一つの言語システム」として外から眺める視点が生まれるんですよね。

 

 

例えば、日本語と英語しか知らない場合、英語の冠詞(a / the)の感覚はなかなかつかみにくい。

 

 

でも、フランス語やスペイン語でも同じように名詞に冠詞がついていることを知ると、「英語の冠詞はこういう役割なのか」と腑に落ちやすくなります。

 

 

 

これは単なる比較ではなく、言語を俯瞰する力が身につくということです。

 

 

 

 

 2. 仮定法現在が分かりやすくなる ── フランス語・スペイン語の接続法の力 

 

 

少し具体的な文法の話をしますね。

 

 

英語には「仮定法現在(Subjunctive Mood)」というものがあります。

 

 

 It is important that he be here on time.

 I suggest that she study harder.

 

 

「be」「study」という原形が使われていて、「なぜ三単現のsがつかないのか」「なぜbeなのか」と戸惑う方は多いです。

 

 

この仮定法現在は、英語の日常会話ではあまり目立たないため、なかなか感覚として身につきにくい部分があります。

 

 

ところが、フランス語やスペイン語を少し学んでいると、この感覚がグッと近づいてきます。

 

 

 

フランス語には「接続法(Subjonctif)」、スペイン語には「接続法(Subjuntivo)」という法があり、どちらも「感情・意志・必要性・不確実性」を表す節の中で動詞の形が変わります。

 

 

 

(仏)Il faut qu'il soit là. ── 彼がそこにいる必要がある。

(西)Es importante que él esté aquí. ── 彼がここにいることが重要だ。

 

 

フランス語・スペイン語では接続法が非常によく使われるため、「この構造にはこういう意味がある」という感覚が身につきます。

 

 

フランス語・スペイン語の接続法を知った上で英語の仮定法現在を見たとき、「ああ、これは同じ発想だ」とつながるんですよね。

 

 

英語だけを学んでいても仮定法現在は習得できますが、フランス語やスペイン語という「補助線」があると、はるかにスムーズに理解できる気がします。

 

 

 

 

3. 多言語学習のメリットは「実用性」だけでは語れない 

 

 

 

「フランス語やスペイン語が将来役に立つのか分からないから、勉強する気になれない」

 

 

そういう声もよく聞きます。

 

 

確かに、仕事で英語を使うことはあっても、フランス語を使う機会はなかなかない、という方は多いでしょう。

 

 

ただ、何がいつどのように役に立つかは、学んでいる時点では分からないことが多いです。

 

 

私自身、通訳・翻訳の仕事をしていて、英語以外の言語への理解が予想外の場面で役立った経験が少なくありません。

 

 

学んでいる時は「これがどこで使えるんだろう」と思っていた知識が、全く別の文脈でつながることがあるんですよね。

 

 

 

言語を学ぶことで得られるのは単に「その言語が使える」という実用スキルだけではありません。

 

 

- 言語の構造への感受性が磨かれる

- 「なぜ英語はこうなのか」という問いが持てるようになる

- 異なる文化・思考の枠組みに触れることができる

 

 

これらは、英語学習の質を底上げしてくれることにも役立ちますし、母語の日本語を俯瞰的に見ることにも

 

 

 

 

 

 まとめ 

 

 

- 英語以外の言語を学ぶと、英語を「外から俯瞰する視点」が生まれる

- フランス語・スペイン語の接続法を知ると、英語の仮定法現在が理解しやすくなる

- 多言語学習のメリットは実用性だけでは測れない

- 何がいつ役に立つかは分からない ── だから学んでおく価値がある

 

 

 

英語学習の「寄り道」が、実は英語への近道になっていた、ということは十分あり得ます。一緒に英語学習を楽しんでいきましょう。

 

 

 

故スティーブジョブズが言った「connecting the dots」ということかもしれません。

 

 

 

参考になれば嬉しいです。^^

 

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

 

英語学習を頑張っている方の中には、単語帳やフレーズ集をコツコツと覚えているのに、いざ話した時に相手に伝わらなかった、という経験をされた方も多いのではないでしょうか。

 

 

実はこれ、珍しいことではないんですよね。

 

 

今回は「単語やフレーズを覚える時に気を付けてほしいこと」について書きたいと思います。

 

 

 

 

 1. 難しい単語・専門用語は通じないことがある 

 

 

まず知っておいてほしいのが、難しい単語はネイティブでも通じないことがあるという点です。

 

 

例えば、高所恐怖症を表す "acrophobia" という単語があります。

 

 

ところが『最新日米口語辞典』によると、この単語はネイティブスピーカーでも知らない人がいるため、"fear of heights" の方が無難だと記されています。

 

 

 

 

 

 

 

これは医学用語・学術用語に限った話ではありません。

 

 

日常会話でも、難しい語彙を使うことで「この人、何を言っているんだろう?」と相手を置いてけぼりにしてしまうことがあります。

 

 

特に医学・科学・法律などの専門分野の用語は、専門家同士の会話なら問題ないですが、一般的なコミュニケーションでは通じないリスクが高いです。

 

 

 

少なくとも私の経験でも、専門用語を日常会話で使った時に「え、何それ?」と聞き返されたことが何度かあります。(苦笑)

 

 

 

 

 2. こなれたイディオムも要注意 

 

 

もう一つ注意してほしいのが、英語のイディオム(慣用表現)です。

 

 

英語圏の文化的背景に基づいた表現は、たとえ正しい英語であっても、非ネイティブの人には伝わらないことが多いんですよね。

 

 

 

例を挙げると、"keep up with the Joneses"(周りに合わせて見栄を張る、という意味)というイディオムがあります。

 

 

私が以前この表現を使ったところ、相手の非ネイティブの方にまったく通じなかったことがありました。滝汗

 

 

 

もちろん、英語圏の文化に精通しているネイティブの方なら問題なく伝わりますが、国際的なコミュニケーションの場では難しいイディオムは"伝わらない前提"で使う方が安全かもしれません。

 

 

 

3. 解決策:言い換え表現をセットで覚える 

 

 

 

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

 

私がお勧めしているのは、難しい表現と同時に、簡単な言い換え表現も一緒に覚えておくというやり方です。

 

 

 

例えば:

 

 

👉 "acrophobia" → "fear of heights"(高所が怖い)

👉 "keep up with the Joneses" → "try to match others / follow what others do"(周りに合わせる)

 

 

このように、難しい表現が通じなかった時のバックアップとして、シンプルな言い方を用意しておくと、会話がスムーズに続きます。

 

 

 

英語のハノンの著者の横山雅彦先生も「第2の矢(替わりの表現)」を持っておくことが重要だとおっしゃっています。

 

 

 

 

 

 

 

もう少し身近な例で言えば、"utilize"(活用する)より "use" の方が伝わりやすかったり、"commence"(開始する)より "start" の方が明快だったりします。

 

 

 

難しい単語を知っていること自体は悪くありません。

 

 

 

ただ、「伝わる」ことがコミュニケーションの本質ですので、シンプルな表現も同時に引き出しに入れておくことが大切だと感じています。

 

 

 

4. 理想は場面・相手によって使い分けること 

 

 

 

もう一歩進んで言うと、理想は場面や相手によって使う単語・表現を使い分けられるようになることです。

 

 

これはなかなか難しい達成目標ではありますが、意識するだけでもコミュニケーションの質は変わってきます。

 

 

 

例えば:

 

- 専門家同士の会話:専門用語をそのまま使う方が正確で効率的

- ビジネスの場(非ネイティブ混在):平易な英語(Plain English)を意識する

- 日常的な雑談:文化的背景に依存するイディオムは控えめにする(ネイティブだけの会話は別)

 

 

どの場面でも「相手に伝わるか?」を少し意識するだけで、英語の使い方が変わってくるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 まとめ 

 

 

- 難しい単語(専門用語・学術用語)は、相手に通じないことがある

- 文化背景に依存するイディオムは、非ネイティブに伝わらないことが多い

- 難しい表現と一緒に、簡単な言い換え表現もセットで覚えるのがお勧め

- 場面・相手によって表現を使い分けられると、コミュニケーションがスムーズになる

 

 

 

 

単語やフレーズを覚える時は、「これが通じなかった時、どう言い換えればいいか?」という視点を少し持ってみて下さいね。

 

 

最初は大変に感じるかもしれませんが、慣れてくると自然と「平易な言い換え」が思い浮かぶようになります。

 

 

 

一緒に頑張りましょう!!

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

皆さんは覚えた表現が通じなかった経験はありますか?是非コメント欄で教えて下さい。

 

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

「英語でニュースを読みたいけど、BBCやCNNは難しすぎる」という方は多いと思います。

 

 

かといって、やさしすぎる素材だと物足りない、とも感じますよね。

 

 

そのちょうど間を埋めてくれるのが、今回紹介する News in Levels です。

 

 

 

 

 News in Levelsとは 

 

 

 

News in Levelsは、同じニュースをレベル別に3つの文章で読める英語学習サイトです。

 

 

 

 

 

 

👉 テキストだけでなく、各レベルに対応した音源(ポッドキャスト形式)もあります。

 

 

読む・聴く、両方の練習ができる点が大きな特徴です。

 

 

更新ペースは大体1日2本程度。

 

 

多すぎず少なすぎず、学習のペースメーカーとして使いやすい頻度です。

 

 

 

 

レベル別の特徴

 

 

このサイトのポイントは、1つのニュースを3段階の難易度で読み比べられることです。

 

 

 

 Level 1(初級)

 

 

語彙・文法ともにシンプルで、中学英語に近い水準です。

 

 

短い文が多く、基本単語だけで構成されています。

 

 

英語に慣れ始めたばかりの方でも、内容を掴みやすいと思います。

 

 

 

 Level 2(初中級)

 

 

少し語彙が増え、接続詞や関係代名詞も出てきます。

 

 

TOEIC 400〜600点前後の方が読むと、ちょうど良い負荷になる気がします。

 

 

 

 Level 3(中級)

 

 

語彙・文構造ともに本物のニュース英語に近づきます。

 

 

とはいえ、BBCやCNNと比べるとまだ読みやすい水準です。

 

 

TOEIC 600〜730点前後を目安に取り組むと、自然な英語のリズムが身につきます。

 

 

 

どのレベルでも「同じニュース」が扱われているので、Level 1で内容を理解してからLevel 3を読む、というステップアップ読みができるのが便利なところです。

 

 

 

 

  どう使うか:実践的な活用法

 

 

 

 

① ペースメーカーとして毎日1本

 

 

1日1本、気になるニュースを選んで読む習慣をつけるだけでも、積み重ねは大きいです。

 

 

英語を毎日の生活に組み込む「きっかけ」として、このサイトは非常に使いやすいと感じています。

 

 

 

 

② 音読・オーバーラッピングに使う

 

 

音源があるので、テキストを読んだ後に音読やオーバーラッピングにの素材として活用できます。

 

 

特にLevel 2〜3の音源は、ナチュラルなスピードに近いので、リスニングの耳慣らしにも効果的です。

 

 

まずはゆっくり音読 → 音源に合わせてオーバーラッピング、という流れがお勧めです。

 

 

 

 

③ ボトムアップとトップダウンを組み合わせる

 

 

「知らない単語を調べながら丁寧に読む(ボトムアップ)」と「おおまかに内容をつかむ(トップダウン)」、両方の練習ができます。

 

 

 

精読と多読を意識的に切り替えながら使ってみて下さいね。

 

 

 

 

 News in Levelsが向いている人

 

- 英語のニュースを読んでみたいが、BBCやCNNは難しいと感じている

- TOEIC 400〜730点前後で、実際の英文に触れる量を増やしたい

- リスニングとリーディングを同時に鍛えたい

- 毎日少しずつ、継続しやすい教材を探している

 

 

 

 News in Levelsが向いていない人▼

 

- TOEIC 800点以上で、よりネイティブに近い素材を求めている

- 試験対策(TOEIC・英検)に特化した素材が欲しい

- 文法解説や詳しい語注が必要な段階にある

 

 

 

 

 

まとめ 

 

 

👉 News in Levelsの特徴をまとめると以下の通りです。

 

- 1つのニュースをLevel 1〜3で読み比べられる

- 各レベルに音源があり、リスニング練習にも使える

- 更新は1日約2本で、ペースメーカーとして使いやすい

- 初中級者(TOEIC 400〜730点前後)に特に向いている

 

 

難しすぎず、簡単すぎない、という素材を探している方にはぴったりのサイトです。

 

 

まずは1週間、毎日1本だけ読んでみて下さい。

 

 

 

色々試してみて自分に合うやり方を見つけるようにして下さい。

 

 

参考になれば幸いです。

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

 

以前のブログで、英語のフレーズを実際の発音で確認できるYouGlish を紹介しました。

 

 

 

YouGlish

 

 

 

 

 

調べたい単語・フレーズを入力すると、YouTubeの動画からその表現が使われている箇所を自動で再生してくれるサービスです。

 

 

YouGlishは「ネイティブがどう発音するか」を確認するのに非常に役立ちます。

 

 

 

今日は、似たような目的で使えるもう一つのサービスを紹介します。

 

 

 

それが PlayPhrase.me です。

 

 

 

 PlayPhrase.meとは?

 

 

 

 

 

 

PlayPhrase.meは、映画のセリフからフレーズを検索できるサイトです。

 

 

 

 

使い方はとてもシンプルで、検索ボックスに調べたいフレーズを入力するだけ。

 

 

そのフレーズが実際に使われている映画のシーンが自動で再生されます。

 

 

例えばI figured as muchと入力すれば、実際の映画の中でそのフレーズが使われている場面が出てきます。

 

 

「このフレーズ、映画で本当に使われているの?」という疑問をすぐに確認できる点が、大きな魅力です。

 

 

 

 

 YouGlishとの違いは?

 

 

 

YouGlishとPlayPhrase.meは目的が似ていますが、コンテンツのソースが異なります。

 

 

 

項目 YouGlish PlayPhrase.me
ソース YouTube動画(スピーチ・インタビュー等) 映画
映像の有無 あり(動画) あり(映画シーン)
文脈の種類  講演・インタビュー・解説など 日常会話・ドラマ的シーン
字幕  英語字幕あり 設定でON/OFF可能
無料枠 制限なし(日別あり) 1日5フレーズまで

 

 

 

日常会話に近い口語表現は、むしろPlayPhrase.meの方が豊富に出てくることが多いですね。

 

 

「映画やドラマで耳にした表現が、実際にどんな状況で使われるのか」を確認したい時に特に向いています。

 

 

 

 使い方の詳細

 

使い方はとても簡単です。

 

1. https://www.playphrase.me にアクセスする

2. 検索ボックスに調べたいフレーズを入力する

3. 映画シーンが自動再生される

 

 

それだけです。^^

 

 

 

設定を使いこなす

 

 

画面上にはいくつかの設定オプションがあります。

 

 

👉 字幕のあり/なし

 

 日本語または英語の字幕を表示するかどうかを選べます。

 

 

最初は字幕ありで確認し、慣れてきたら字幕なしで挑戦するのがおすすめです。

 

 

 

👉 翻訳のあり/なし

 

 日本語訳を表示するかどうかの設定です。

 

意味の確認に使ってもいいですし、翻訳なしで英語だけに集中する練習にも使えます。

 

 

 

👉 頻出フレーズのあり/なし

 

 

 よく使われるフレーズをピックアップして表示する機能です。

 

「何を調べたらいいかわからない」という方には、ここから試してみるのも一つの方法です。

 

 

自分の目的に合わせて設定を変えながら使ってみて下さい。

 

 

 

英語学習への活かし方

 

 

レベルによって使い方を変えてみると、より効果的です。

 

 

 

初中級者の方へ

 

 

まずは自分が知っている短いフレーズを入力して、映画でどのように使われているかを確認するところから始めてみて下さいね。

 

 

例えば、"You know what I mean?" や "That's not the point." のような日常的な表現を調べてみると、実際のイントネーションや話し方の感覚がつかめます。

 

 

字幕と翻訳を両方ONにして、意味と音を同時に確認するのがおすすめです。

 

 

 

中上級者の方へ

 

 

「あの映画で聞いたフレーズが気になる」というシチュエーションで使うのが最も効果的です。

 

 

また、自分で作ったフレーズや例文を入力して、「これは実際に使われている表現か?」を検証するのにも活用できます。

 

 

翻訳をOFFにして、英語字幕だけで意味を理解する練習をするのもいいですね。

 

-

 

 注意点

 

無料プランでは、1日に調べられるフレーズが 5つまで*という制限があります。

 

 

5つは少ないと感じるかもしれませんが、「本当に確認したいフレーズを絞り込む」という使い方に慣れると、むしろ集中して使えるようになるという側面もあります。

 

 

1日に何十個も調べるよりも、5つのフレーズをじっくり映画シーンで確認する方が、記憶に残りやすいという面もあるかもしれません。

 

 

毎日の英語学習の中で「今日のフレーズ確認」として習慣化するのにちょうどいい制限かもしれませんね。

 

 

 

 

 まとめ

 

- PlayPhrase.me は映画シーンからフレーズを確認できる無料サービス

 

- 検索ボックスにフレーズを入力するだけで、映画の該当シーンが自動再生される

 

- 字幕・翻訳・頻出フレーズの表示はON/OFFで設定可能

 

- YouGlishと使い分けると、より多角的にフレーズの使われ方を確認できる

 

- 無料プランは1日5フレーズまで。「厳選して調べる習慣」として活用するのがおすすめ

 

 

 

YouGlishで発音を確認し、PlayPhrase.meで映画の文脈を確認する、という組み合わせはかなり使えます。^^

 

 

 

是非試してみて下さい。

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

英単語がなかなか覚えられない、覚えてもすぐに忘れてしまう——そんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。

 

 

実は、「覚える量が足りない」よりも「方法と方向性がずれている」ことの方が、定着しない大きな原因になっていることが多いですね。

 

 

今回は、英単語を覚える時に気を付けてほしいポイントをお伝えします。

 

 

 

 

1.まず「自分の目的に合った単語」を選んでいるか? 

 

 

 

英単語学習で意外と見落とされがちなのが、学習目的と単語のミスマッチです。

 

 

英会話を目的にしているのにTOEIC向けのビジネス単語帳を使っていたり、TOEICのスコアを上げたいのに日常会話フレーズ集ばかり覚えていたりするケースを、私の指導経験でもよく目にします。

 

 

単語帳や教材を開く前に、「自分は何のために英語を学ぶのか」をもう一度確認してみて下さい。

 

 

👉 目的別の目安

 

- TOEIC対策 → 頻出ビジネス単語・Part別重要表現

- 英会話・日常会話 → 日常的に使われる口語表現

- 大学受験 → 試験頻出の読解・作文向け語彙

- 英検対策 → 級別の必須語彙リスト

 

 

 

自分の目的に合っていない単語を大量に覚えても、定着しにくい上に実際の場面で使えません。

 

 

 

まずここを整理することが、遠回りのようで一番の近道だと感じています。

 

 

 

2.書き言葉と話し言葉を区別して覚える 

 

 

これが意外と軽視されているポイントです。

 

 

英語には書き言葉(フォーマルな表現)話し言葉(カジュアルな表現)があり、同じ意味でも全く違う単語が使われることがあります。

 

 

 

例えば:

 

「始める」という意味でも…

 

- 書き言葉:commence / initiate

- 話し言葉:start / begin

 

 

正式な文書や試験の長文では "commence" が登場しますが、英会話で "Please commence." と言うと、かなり堅苦しく聞こえてしまいます(笑)。

 

 

逆に、TOEICのビジネスメール問題には "commence" "utilize" "prior to" のようなフォーマルな表現がよく出てきますので、これらをしっかり押さえることが大切です。

 

 

 

英会話が目的なら話し言葉を中心に、TOEIC・読み書きが目的なら書き言葉も意識して区別して覚えるようにすると、勉強の効率が格段に上がります。

 

 

 

単語帳によっては「フォーマル」「インフォーマル」の区別が記載されているものもありますので、そこをチェックしながら覚えると良いですね。

 

 

 

 

3.音声とセットで覚える 

 

 

単語を目だけで覚えていませんか?

 

 

英語は文字だけでなく、音と結びついて初めて「使える単語」になります。

 

 

音声とセットで覚えるメリットは以下の通りです:

 

 

- リスニングで単語が聞き取れるようになる

- スピーキングで正しい発音が出てくる

- 音から意味への反応速度が上がる

 

 

特にTOEICのリスニングでは、単語の「意味」は知っているのに「音」で聞こえると分からない、というケースが非常に多いです。

 

 

音声付きの単語帳やアプリを使って、必ず声に出しながら覚える習慣をつけてみて下さい。

 

 

スキマ時間に音を聞き流すだけでも、繰り返し触れることで定着度が上がります。

 

 

私自身も毎日英語に触れていますが、音の重要性はあらためて感じますね。

 

 

 

 

4.フレーズ・文章で覚える 

 

 

単語を「点」で覚えるのではなく、「線(フレーズ・文)」で覚えることも非常に重要です。

 

 

例えば "make" という単語だけ見ても:

 

- make a decision(決断する)

- make progress(進歩する)

- make it(間に合う・成功する)

 

 

と、文脈によって意味が変わりますよね。

 

 

単語だけ覚えても「どんな場面で使うのか」が分からないと、会話や試験では応用が利きません。

 

 

フレーズで覚えるおすすめの方法

 

 

① 単語帳の例文をそのまま音読する

② 気に入ったフレーズをノートに書き写す

③ 例文から新しい単語を数語抽出してまとめて覚える

 

 

 

DUO 3.0 のような、例文の中で単語を覚えられる教材は、この点でとても優れていると感じています。

 

 

 

 

 

 

1文の中に複数の重要単語が詰め込まれており、文ごと覚えることで効率よく定着させられます。

 

 

私の子供が通っていた塾でもDUO 3.0が指定教材でしたが、フレーズで覚えるという発想はやはり理にかなっていますね。

 

 

 

TOEIC用であれば最近出たこの本が良いです。

 

 

 

 

 

ちなみに私は毎日この辞典のフレーズをせっせとノートに写しています。ウインク

 

 

 

 

 

 

 

5.まとめ 

 

 

✅ 自分の学習目的に合った単語を選ぶ(TOEIC・英会話・受験で必要語彙は違う)

 

✅ 書き言葉と話し言葉を区別して覚える(commence vs start など)

 

✅ 音声とセットで覚え、耳にも慣れさせる

 

✅ フレーズ・例文の「線」で覚え、使い方まで身につける

 

 

 

量をこなすことも大切ですが、方向性と方法を間違えなければ、同じ時間でずっと効率よく語彙力が伸びていきます。

 

 

色々試してみて、自分に合うやり方を見つけるようにして下さい。

 

 

 

参考になれば嬉しいです。^^

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

今日は「便利は不便」ということについて書いてみたいと思います。

 

 

これは故・松本道弘先生が著書の中で使われていた言葉です。

 

 

私はこの言葉が、今の英語学習の状況をとてもよく言い当てている気がしています。

 

 

 

私も英語学習の環境は以前よりずっと便利になったけれど、その便利さゆえに「1つのことを徹底してやり切る」のが難しくなっているのではないか、と感じています。

 

 

 

 

1.松本道弘先生がおっしゃった「便利は不便」という言葉 

 

 

松本道弘先生は、その著書の中で「便利は不便」と書かれていました。

 

 

そして、「今のように恵まれた、便利な世の中では、國弘正雄のような天才はもう出てこないだろう」という趣旨のことも述べられていたと記憶しています。

 

 

國弘正雄先生といえば、中学の教科書を何百回も音読する「只管朗読(しかんろうどく)」で知られる、同時通訳の神様と呼ばれる方ですね。

 

 

 

教材も情報も限られていた時代に、中学校の教科書の音読を徹底的に繰り返すことで、圧倒的な英語力を築かれた方です。

 

 

 

便利でない時代だったからこそ、目の前の少ない教材を信じて、ひたすらやり込むしかなかった。

 

 

 

その「やり込むしかなかった環境」が、結果的に天才を育てたのではないか——松本先生はそう問いかけておられたのだと思います。

 

 

 

 

2.選択肢が多すぎて、1つを徹底できない 

 

 

 

ひるがえって、今はどうでしょうか。

 

 

アプリ、YouTube、オンライン英会話、AI、無料の教材や音声——英語学習の選択肢は、かつてとは比べものにならないほど増えました。

 

 

本当に恵まれた時代だと思います。

 

 

ただ、選択肢が増えたことで、こんなことが起きている気がします。

 

 

- 教材を次々と買い替えて、どれも最後までやり切れない

- 「もっといい方法があるのでは」と、学習法を探すこと自体が目的になってしまう

- アプリを10個入れて、どれも三日坊主で終わる

 

 

 

これはまさに「便利は不便」ではないでしょうか。

 

 

選べることは本来ありがたいはずなのに、選べすぎることで、かえって1つのことに腰を据えられなくなる。

 

 

 

私自身も、便利なツールに目移りしてしまうことが、正直よくあります💦

 

 

 

 

3.英語学習の本質はそこまで変わっていない 

 

 

ここで立ち止まって考えたいのは、道具が便利になっても、英語学習の本質はそこまで変わっていないということです。

 

 

英語が身につく仕組み——つまり「同じ表現を繰り返し声に出し、繰り返し使って、考えなくても口から出るまで体に染み込ませる」という本質の部分は、國弘先生の時代も今も変わっていません。

 

 

 

最新のアプリを使おうと、紙の教科書を使おうと、繰り返して定着させるという原理は同じです。

 

 

便利な道具は、あくまでその繰り返しを「楽にしてくれる」ものに過ぎません。

 

 

道具が勝手に英語力をつけてくれるわけではないんですよね。

 

 

ここを取り違えると、ツール探しに時間を使ったわりに力がつかない、ということになりかねない気がします。

 

 

 

 

4.英語学習でも「不易流行」を大切にしたい 

 

 

私がこの話で一番お伝えしたいのは、英語学習でも「不易流行(ふえきりゅうこう)」を大切にしたい、ということです。

 

 

不易流行とは、松尾芭蕉の俳諧の理念で、ざっくり言えば「変えてはいけない本質(不易)」と「時代に合わせて取り入れていくもの(流行)」の両方を大事にする、という考え方です。

 

 

 

英語学習に当てはめると、こう整理できると思います。

 

 

【不易】変えてはいけない本質

 

- 繰り返して定着させること

- 1つの教材をやり切ること

- 毎日コツコツ続けること

 

 

【流行】時代に合わせて取り入れていいもの

 

- アプリ、AI、オンライン英会話などの便利なツール

- 効率を上げてくれる新しい教材や手法

 

 

 

便利なツール(流行)を取り入れること自体は、まったく悪くありません。

 

 

むしろどんどん使えばいいと思います。

 

 

ただ、その土台に「1つを徹底してやり切る」という不易の部分がなければ、便利さに振り回されるだけになってしまう。

 

 

流行を活かすからこそ、不易を忘れない。

 

 

このバランスが大切ではないでしょうか。

 

 

 

5.まとめ 

 

 

- 故・松本道弘先生は「便利は不便」と説き、便利な時代に國弘正雄のような天才は出にくいと書かれた。

 

- 今は選択肢が多すぎて、1つのことを徹底してやり切るのが難しくなっている。

 

- ただし、英語学習の本質(繰り返して定着させる)は、昔も今も変わっていない。

 

- 便利なツールは繰り返しを楽にしてくれるだけで、それ自体が力をつけてくれるわけではない。

 

- だからこそ英語学習でも、不易(本質)と流行(便利な道具)の両方を大切にしたい。

 

 

 

 

便利な道具は上手に使いながらも、「1つを徹底する」という不易の部分は手放さないようにしたいですね。

 

 

色々試してみて、自分に合うやり方を見つけるようにして下さい。

 

 

参考になれば嬉しいです。^^

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。皆さんは「便利は不便」という言葉について、どう思われますか?

 

 

是非コメント欄で教えて下さい。

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

「英語学習に暗記は必要か?」というテーマは、英語学習者の間で定期的に話題になりますね。

 

 

SNSでも定期的に論争が起きるくらい、意見が割れるテーマです。

 

 

私の立場を先にお伝えしますと、英語学習に暗記は必要です。

 

 

 

ただ、「暗記」という言葉のとらえ方によって意見が大きく分かれる部分もあるので、今回はその点を整理しながら書いていきたいと思います。

 

 

 

 

1.「暗記=悪」のイメージはどこから来るのか? 

 

 

暗記という言葉に対して、ネガティブなイメージを持つ人は少なくない気がします。

 

 

 

「頭を使っていない」「機械的でつまらない」「詰め込みの勉強法だ」——こういった感覚を持つ方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

確かに、意味も分からずただ繰り返すだけでは効率が悪いのも事実です。

 

 

ただそこで「英語学習に暗記は不要だ」と結論づけるのは、少し早い気がします。

 

 

問題は暗記そのものではなく、何をどう覚えるかの方ではないでしょうか。

 

 

 

 

2.暗記が必要かどうかは——実は「感覚の違い」による部分が大きい 

 

 

 

英語学習における暗記論争は、その人が「暗記を意識しているかどうか」の差によるところも大きいと感じています。

 

 

 

例えば、英語が流暢な人は「暗記した覚えはない」と言うことがあります。

 

 

 

しかし実際には、無意識のうちに大量のフレーズや表現を繰り返し使い、自然に定着しているわけです。

 

 

 

「暗記していない」のではなく、「暗記を意識せずに覚えてしまった」という状態ではないでしょうか。

 

 

 

結果は同じでも、本人の感覚は全く違う、というのが面白いところですね。

 

 

 

 

3.語学学習に繰り返し練習ことは切り離せない 

 

 

 

英語(語学)学習において、繰り返し練習することは避けられません。

 

 

 

何度も声に出す、何度も使う、何度も確認する——この繰り返しの結果として、言葉がスムーズに出てくるようになります。

 

 

 

結果的に暗記している、というのが正確な表現ではないでしょうか。

 

 

 

語学学習の目標は「試験で答えられる」ではなく、「意識しなくてもスムーズに言葉が出る」状態を目指すことです。

 

 

そのためには、繰り返し練習する以外の近道はない気がします。

 

 

 

 

4.理解する部分と暗記する部分をきちんと区別する 

 

 

英語学習において重要なのは、理解する部分と暗記する部分を区別することだと私は考えています。

 

 

例えば文法のルールは「理解」が必要です。

 

 

なぜそうなるのかを理解せずに丸暗記しても、少し形が変わると対応できなくなります。

 

 

一方で、決まり文句や定型表現・慣用表現は、深く考えるよりもそのまま覚えて使えるようにする方が効率的です。

 

 

 

「理解すべきもの」と「覚えてしまうべきもの」の仕分けが、英語学習の効率に大きく関わってくると私は考えています。

 

 

 

 

5.暗記に抵抗がある人へ——言い換えてみましょう 

 

 

暗記という言葉にどうしてもネガティブなイメージがある場合は、「繰り返してスムーズに言葉が出るようになるまで練習する」と言い換えてみて下さい。

 

 

意味はほとんど同じですが、少し気持ちが楽になりませんか?(^^)

 

 

大切なのは、単語や表現を何度も声に出して、体に覚えさせることです。

 

 

「覚えよう」と力む必要はありません。

 

 

繰り返していれば、自然と定着していきます。

 

 

暗記に対して抵抗感がある方も、「練習」ととらえることで、無理なく続けやすくなるのではないでしょうか。

 

 

 

 

6.まとめ 

 

 

- 英語学習に暗記は必要。ただし「意識的な丸暗記」が必須というわけではない。

 

- 「暗記していない」と感じる人も、繰り返し練習の結果として自然に覚えている。

 

- 理解が必要なもの(文法ルール)と暗記すべきもの(定型表現・決まり文句)を区別することが大切。

 

- 目標は「意識しなくてもスムーズに言葉が出る」状態。繰り返し練習がその近道。

 

- 暗記に抵抗がある人は「スムーズに出るまで繰り返す練習」と言い換えてみましょう。

 

 

 

色々試してみて自分に合うやり方を見つけるようにして下さい。参考になれば嬉しいです。^^

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。皆さんは「暗記」についてどのようにお考えですか?是非コメント欄で教えて下さい。

 

 

 

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