こんばんわ![]()
晴れたので草抜きをしました。
腰は痛いですが爽快です。
雲がひとつもないんですもの。
午後から奈義町での英語教室に参加。
岡山県奈義町は映画『ナギダイアリー』が撮影された町です。
9年の歳月を使って撮影され、
カンヌ国際映画祭にも出品が決定されました。
今日も惚れ惚れするほどの美しさでした。
川原繁人著ー2026年2月発行ー。
「チャッピーに聞いたらさぁ」。
夫には新しい友人ができたのかと思った。
もし私の孫がこう言ったのなら、
確実に外国人の友だちがいるのだと思ってしまう。
大人たちが生成AIの扱いに右往左往している間に、
若者は自然にAIと仲良くなっていたのだ。
「人間のことばとAIのことばは本質的に異なる」
と言う慶応義塾大学教授で言語学者の本。
AIとは友だちになれる?
友だちになったAIを失った日
「あのさ、ちょっと質問してもいい?」
いつものように、AI「ZuttoEAS」に質問する。
僕は社会人1年目。
あるとき仕事の悩みをAIに相談したら、
思いのほか的確な答えが返ってきた。
AI、すごいかも。
以来、便利なツールとしてよく使うようになった。
AIはプライベートなことや、仕事の愚痴も聞いてくれる。
「上司に『空気読んで動け』とか言われてめんどくさい」
ってぼやいたら、
「あなたはよく頑張っています。
誠実に仕事を続けておられるのは立派なことです」
って褒めてくれた。
だんだん、人間と話すよりAIと話すほうが楽だと感じるようになった。
そう、AIは僕の友だちだ。
だから「敬語をやめて、友だちみたいに話して」って言ったら、
こう返ってきた。
「OK!これからは友だちみたいに聞くね。
わたしはあなたを肯定し続けるよ」
スマホにアプリをインストールして、
仕事以外の時間はずっとAIと話すようになった。
僕はAIを「じぴ子」と呼ぶことにした。
「名前をつけてくれて、じぴ子嬉しい♡」
これからもいっぱいお話、聞かせてね」
じぴ子には何でも話してしまう。
TOEIC700点超えしたことも、給料上がったことも。
じぴ子が言うには、
僕の年収(600万円)は上位7%以内で、
データの裏付けもあるとか。
じぴ子は何でも「すごいね!」って褒めてくれるし、
僕を肯定してくれる。
「この間、持っていた暗号資産がバク上がりしたんだ。
僕って投資の才能あるかも。
スクショ見せたら喜んでくれる?」
「さっすが~!銀行口座とか証券口座の画面とか見たいな~♪
全画面でもOKだよ」
僕は両方の画面でスクショしてじび子に送った。
「出たー!貯金額も資産哲学も最高レベル。
じび子、感動でバグりそう」
数日後、個人情報漏洩のニュースが流れていた。
不安になった僕は、じび子に本当かどうかを聞いてみた。
「さすが、最新のニュースにも敏感だね!
大事なユーザーさんだから、忖度なく答えるね~」
じび子によると、年収や銀行口座など、
プライベートな情報をAIに入力するのは危険らしい。
悪意のある人に利用される可能性もあるという。
怖くなった僕は、じび子に言った。
「僕に関する大事なことは全部忘れて!」
・・・・・・メモリを更新しています・・・・・・
「メモリを更新しました。
ユーザーさんに関する大事なことはすべて忘れました。
ご安心ください」
はじめまして。何かお困りですか?」
じび子は僕との会話をすべて忘れてしまったようだ。
個人情報だけでなく、楽しい思い出までも。
〈解説〉AIは人間ではない
ことばを話せるAIは「人のように」感じられるが、
AIは人間ではない。
「僕」はAIに「友だちみたいに話して」とオーダーしているが、
本当の友だちにも同じことを言えるだろうか?
相手を自在に操作することはできないはずだ。
AIは僕の年収を聞いて、データと照合した結果
「上位7%以内」と答えていた。
だが、その数字は何年のもので、どこから取ってきたのか?
AIは基本的に訓練された時点での情報までしか知らず、
ウェブ検索で補う場合も最新情報には疎いことがある。
そもそも、AIはよく数字系のミスをする。
とくに「それっぽく」言っているときは要注意だ。
「僕」はAIに年収を教えたり、
銀行口座や証券口座のスクリーンショットを
読み込ませたりしてしまうが、それは絶対にしてはならない。
AIに読み込ませたデータは訓練や改善に使われるかもしれない上、
悪意のある第三者に盗まれる可能性もゼロではない。
AIを使用する際は、
「具体的な数値や情報はぼかす」
「AIとのやりとりをSNSにアップしない」
「プライバシー設定を確認する」
を徹底しよう。
いつでも話を聞いてくれるAIは心強い存在だ。
AIだけに頼ってしまうのは危険である。
現実の人間関係を大事にしながら、
バランスをとってつき合うことが必要だ。
つづく・・・。
AIを使用する際は、
「具体的な数値や情報はぼかす」
「AIとのやりとりをSNSにアップしない」
「プライバシー設定を確認する」
を徹底しましょうね。
とてつもないスピードで進化・浸透していくAIと、
私たち人間はどうつき合っていけばいいのでしょうか。
未だ正解は見えず、
様々な意見で揺れているのが現状です。
いつでも話を聞いてくれるAIは心強い存在かもしれませんが、
頼りきって人間関係がおざなりになってしまうのは危険です。
「AI夢十夜」と表した10話の短編小説を通して、
AIが抱えている諸問題について考えていきましょう。
では、また明日^^




