こんばんわ![]()
今日は2月28日。
義父の10年目の祥月命日です。
義母が生きてたら95歳のお誕生日でした。
みそか詣でに氏子神社に参りまして、
そのあとお墓参りをしました。
まさに神仏融合な日本人らしい一日でした。
のつづきです。
感覚神経を良好にする秘訣
一般の健常者が認知症を予防するため、
また感覚神経の鈍い人が将来認知症にならないためには
どうしたらいいのでしょうか?
強めの筋トレを筋肉に集中しながら行うのが最良なのですが、
それができない場合には、
強い負荷がかかる場面でその筋肉に集中し
刺激を感じ取るクセをつけることです。
たとえば坂や階段を上りながら、
太ももに意識を集中して刺激を感じ取るようにしたり、
重い物を持った時に使っている腕の筋肉に集中するように
したりするのです。
フィットネスジムで鍛える場合は
重さや回数にこだわるのではなく、
使っている筋肉に集中して刺激を感じ取るようにすることで、
感覚神経がより良好になっていきます。
MCIの人たちは、トレーニング当初はほとんど
筋刺激(痛み)を感じません。
しかし、トレーニングを重ねるごとに感覚神経が再構築され、
脳が筋刺激を感じられるようになっていきます。
感覚神経が再構築されると、
脳は感覚神経を通じて直接的に強い筋刺激を受けることになります。
脳に代償作用(生き残っている正常細胞が死んだ脳細胞の代わりをする)や
覚醒作用(脳幹網体を介した刺激が大脳皮質を賦活させる)が生じ、
その結果、衰えた脳の認知機能が回復するのだと考えられます。
筋肉からの強力な刺激を大脳皮質へと円滑に伝えるシステムこそが
感覚神経であり、
筋肉からの刺激こそ体内を通って脳に直接かつ強力に作用する
刺激なのです。
認知症が増えた背景
認知症が初めて世に発表されたのは、120年前です。
1906年ドイツのアロイス・アルツハイマー医師により
発表されました。
つまり、それより以前は認知症のような症状は稀だったのです。
私は研究を始めた当初から、
認知症は文明の発達によってもたらされた現代病と考えていました。
それを証明するために
昔の人々の認知症の有病率を調べたかったのですが、
残念ながらそれらに関する資料はまったくなく、
当時の人々も生存していないため調査の手段がありませんでした。
私の仮説は、
「近代化によって人々の暮らしが便利になった反面、
現代人の感覚神経が休眠状態になってしまい筋刺激が
脳に戻りにくくなった結果、認知症が増えてしまった。
昔の人々は負荷の強い日常生活で全身を使うため
感覚神経が良好になっており、
認知症のような人は少なかったはずだ」
というものです。
それを証明できずに大変残念に感じていたのですが、
2022年にアメリカの南カリフォルニア大学から
「アルツハイマー病予防への新たな洞察」という論文が
著名な学術誌に掲載され、求めていた回答が得られました。
それは、南米・ボリビアで暮らす先住民の高齢者を対象に、
認知症の有病率を調べたものです。
ボリビアは学校や最低限のインフラなどもあり
他国と極端な違いはありませんが、
先住民は昔ながらの自給自足の生活をしていて
文明の利器を使っていない点が現代人と大きく異なります。
専門医が心理テストやCTなどを使って
彼らの脳機能を厳密に検査したところ、
その結果は、認知症の有病率は0.6%で、
100人中1人にも満たないという驚異的なものでした。
日本の認知症有病率は17%、
運動が習慣化しているアメリカでも11%です。
この研究論文を発表した研究者たちは、
「産業革命以前の生活の中にある何かしらの要素が、
この地域の高齢者を認知症から保護しているようだ」
と述べています。
「感覚神経」が認知症を救う
私はこの「何かしらの要素」こそ、
「感覚神経の良好さ」であると確信しています。
世界の研究者たちは認知症が増えたのは高齢化、
身体活動量の減少、食物摂取の変化やストレス、
遺伝子などさまざまな要因を列記します。
どれも一因ではあると思いますが、
私は感覚神経の不具合が認知症増大の大きな要因であると
考えています。
なぜなら感覚神経を良好にしたMCIや認知症の人たちは
健常者に戻りますし、
感覚神経が良好であろう民族には認知症の人が
ほとんどいないからです。
事実、認知症が多いのは近代化の進んだ先進国であり、
身体に負荷のかかる生活をしている国では認知症は少ないのです。
そして、アメリカの「neurology」(神経学)という著名な科学誌にも、
「2000人以上の高齢者を11年追跡した結果、
下肢の感覚が鈍い人は
そうでない人に比べて認知症になりやすかった」
との研究結果が2022年に発表されています。
今後も感覚神経と認知症との関係を示す論文は
世界中で発表されていくでしょう。
近代化や医療の進歩は人々に素晴らしい恩恵を
与えてくれます。
私はこれらを否定するものではなく、
薬に関しても文明の利器に関しても
必要なものは活用するべきだと考えます。
ただ、現代人は幼少期から過保護になり過ぎ、
体に負荷を与えるようなことを避ける傾向にあります。
自ら積極的に動き感覚神経を良好にすることで、
認知症を減らしていきましょう。
明日から早や3月。
あちこちの生活の場で、
「10秒もも上げチェック」をし、
あれ?と思える人には、
①胸筋の鍛え方 ②大腿四頭筋の鍛え方
を教えて差し上げて健やかな人生をともに
送っていきたいと思います。
ぜひ、みなさんも![]()
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では、また明日^^




