私にとって214作品目の読了原書です。
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刘震云著 《故乡天下黄花》
刘震云さんの著書は5冊目です。
①《我不是潘金莲》の感想は⇒コチラ
②《吃瓜时代的儿女们》の感想は⇒コチラ
③《一句顶一万句》の感想は⇒コチラ
④《一日三秋》の感想は⇒コチラ
本書は4部構成の長編小説です。
第一部は、民国初年。
村長の殺害事件で始まります。
孙家と李家の世代を超える
終わりなき戦いを描いていました。
第二部は、1940年代。
八路軍と、中央軍、日本軍の
戦時中の様子を描いています。
第三部は、1949年。
土地改革の模様が描かれていました。
最後の第四部は、1966年。
文化大革命での権力闘争の様子と、
その後の、その後の、その後の…
で、締めくくられています。
シーソーゲームを彷彿し、
ジェットコースターの如く、
そしてトランプの大貧民さながらに、
荒々しく!残忍に!狡猾で!滑稽に!
世代を超えて人々の生き様を書き上げた作品です。
中盤までは、
刘震云さん特有の面白おかしい要素がなく、
かなりの荒々しさに引いてしまいました![]()
ですが、
時勢とともに変化するパワーバランスにおいて、
攻撃や足の引っ張り合い、
代々から続く恨みのはらし合い等…
これらを最後の最後で、
刘震云さんらしい
ユーモアをまとわせて
(今回はブラックユーモア!)、
主題をつきつけてくれました。
刘震云さん、やっぱりすごい作家だなー!
と、頭が下がりました。
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